初七日。

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  ヤギがいたので、思わず近寄る。
  可愛い。

  葉っぱをやる。好きな葉っぱはむしゃむしゃと喰むが、嫌いな葉っぱは「ふん」とソッポを向く。
  (赤い首輪してるし)母親っぽいけど、角もあるしヒゲもあるし、、、父親なのかな。ヤギってよくわからない。
  
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  子ヤギ。あ、子ヤギにも角はあるのか。

  ☆

  土曜日はひょんなことからフィールドビンゴゲームに参加しました。
  普段なら車で通りすぎるような町をそぞろ歩いて楽しかったです。
  なんでもない風景が、視点を変えてみると全然違って見えるので面白かったです。
  
 少しだけ写真^_^
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  現役の水車^_^
  エコロジーテクノロジー
  よくできてるなぁ、、と魅入る!

  素晴らしいよね。

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  ヤギ遠景。

笹の葉さらさら

  
  昨日の話。
  もうすぐ七夕なので、店に笹を持ち込んで七夕飾りをつくった。

  折り紙を縦に4分の1づつカットして輪飾り。カラフルにセンスよく配色できて、気分が上がった^_^
  折り紙でつくったもの。ちょうちん、天の川、鶴いろいろ、奴さん、風船、など。

  色画用紙で短冊をつくって窓口で配った。
  「えー、願い事?」と言いつつ、皆さん嬉しそう^_^

  カラフルに飾りつけた笹に「お好きなところに吊るして下さい」と誘うと、「えー」と言いつつ、嬉しそう^_^

  
  私の願い事は「日焼けどめ   美白」
  夏に向けての意気込み(?)

  よくある願い事「お金持ちになりますように」
  「王子様に出会えますように」
  「10kg痩せますように」
  乙女ですなー

  ちょっと面白かったのは「風邪が治りますように」あんまり期待されてなさそう
  「家内安全   商売繁盛」神社みたい
   「世界平和」ガソリン高いもんね。

  あんまりたくさんの願い事をすると笹もプレッシャー



  さりげなく、くすりと笑えるような願い事をなんとなく考え続けている夜中





感情の行方。

  「身体は、魂の入れもの」いう考え方がある。意識至上主義というか。輪廻転生。身体と魂は別物として捉える。

  「感情は機能である」と考える人もいる。喜怒哀楽は、身体の機能。生存していく為に、脳内に、その場しのぎで生まれた機能だと言う。
  光を感じること、音を聞き分けること、五感で判別する能力は太古の昔に別々に発達させた機能だ。そういう別々に感じた「現実」を、私たちはパッチワークをつむぐようにいびつに、「物語」として織り上げる。脳が身体に言い聞かせるために理由づけする、ということ。
  言ってみれば。
  脳⇆感覚機能の間に「意識」があるように脳に思わされているという説なのだ。脳⇆意識⇆感覚機能。意識によって身体をコントロールしている、という錯覚。

  脳が死んでも、身体が死んでも、感情や意識は死なないのかといえば、そんなことはないと思う。
  まぁ。感情や意識が鈍くなれば、脳や身体の機能も鈍くなる。
  脳や身体の機能は皆さん高めようと努力するのに、感情教育は疎かにするね。
  前向きなマインドコントロールの話ではなく、もっと喜怒哀楽を、という論旨。
  
  意識は高めるものではない

  もっと光や音を感じること。闇や風を感じること。熱や冷たさを感じること。

  怒るにしたって、すんごく怒るのか少しだけ怒るのか、笑いながら怒る、泣きながら怒る、静かに怒る、色々です。
  頭から怒るのか腹から怒るのか、足元からフツフツと怒るのか、冴え冴えと怒るのか、一気に怒るのか、じんわりと怒るのか、、、様々なバリエーションがあり複雑な「物語」がある。
  
  私だけの感情がある。

  
  

  

モンペコンテスト。


  新しい白いシャツがほしいな。

  旅行に行きたいな。

  
  職場の先輩と私の倫理が合わない。
  非人道的。
  胸糞悪


  茶色の猫が居ないけど、灰色の猫はクール。ちぃぃっとも寂しくなさそう。これっっっっぽっちも。…さすが猫。ニクいアンチクショウ。

  私は写真立てを買ってきて、いちばん可愛いヤツを選んで飾っている。時々話しかける。猫なで声で^_^
  …夜中に外で猫が鳴く。。。ビーちゃんだったらどうしよう^_^般若顔で呪われそう
  


  地元の夏祭りのチラシ
  今年は例年の浴衣コンテストを改め、モンペコンテストを行うらしい!   (…過疎化?)
  うんうん。そりゃええ。ええぞ。
  
  (…出ませんけど)





  

愛のカタチを慎重に語る。

  YouTubeで昔の「日曜美術館」をみていた。「幻想の王国  澁澤龍彦の宇宙」
  人形作家の四谷シモンさんが案内人で、様々な芸術家や文学者が澁澤さんについて語る映像でまとめている。どんなにすごいことをした人か語るよりも、お通夜の思い出話のようだった。「ある時あんな風に言ったらこんな風に言われた」と、皆が優しい笑顔で話していた。

  「会う前はね、あの人、あの黒眼鏡でパイプなんか持っちゃって、書くモノもサドでしょ、嫌いだったの。暗いんじゃないかって。でも会ってみたらね、明るい人よ。甲高い声でね。よく朝まで飲んで騒いでたよ。…ある時、結局アンタは誰がいちばん好きなんだと訊いたワケよ。そしたらスワンベルクって答えるの。あーんな甘っちょろいの。ずいぶん議論したねその事でも。でも「好きなんだ!」って言い張るの。あの人のいいところはね「好きなんだ」と言い切るところ。
  …三島由紀夫が自殺した件でもね。俺たちは全く納得してなかったの。態度が曖昧だって。土方巽とね、わざわざ夜中に北鎌倉まで行ってね、詰め寄ったワケよ。そしたらものすごくね怒って「三島は俺の友達だ!」って言うの。友達になったらトコトン友達で、最後まで守ろうとする。俺たちは何にも言えなかった。
  あの人にいつか言ったことがある「お前、小林秀雄みたいになれよ」って。そしたら周りにいる俺たちも有名になれるからって。でもあの人はメジャーにはならない。あえてマイナーなんだ。好きな事しか書かない。それで好きになったら、もう圧倒的に好きなんだ。仕事って変わっていったりするじゃない?あの人はニンゲンが好きになったらトコトンだから、仕事が変わっても好きなんだよ。そのニンゲンが好きなんだ」と語るのは池田満寿夫さん。

  「ますます(人生は夢)という観念が私を支配するようになった。自分が奇妙なオブジェになったようだと、後の事も考えず楽しそうに笑っていた」と語るのは池内紀さん。喉頭癌で呼吸をするために喉に穴を開けたあと、声を失っても筆談メモでこんな事を言う。「首吊り自殺はもうできない」
   精神性をオブジェに置き換えて、生が夢に近づいて、夢が作品に近づいた。面白い仕事をした人だと彼は言う。幸福な人だ、と。すごい人だ、と。

  「ニンゲンはね、何かを愛でるように本来できているのです。鉱物だったり、植物だったり、動物だったり、時だったり…そういうのが愛。
  僕ね訊いたんですよ(澁澤さん、神様って一体なんなのでしょう?)そしたら(シモン、虫みたいなもんだよ)って。澁澤さんはね、永遠とか抽象的な事を言わないんです。僕ね、でも(それだ!)って思いましたよ(虫みたいなもん)って。今もつくづくとそうだなって思いますけど」と語る四谷さん。

  番組のバックで流れる北鎌倉の踏切の音が妙に生々しく感じられた。
  四谷さんは先導者のように思っていた澁澤さんの話を、少しも記憶と違えないように、慎重に言葉を選んでしていた。番組のためにというのではなく、四谷さん自身のために。自分のために。
  その慎重さを好ましく思った。


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  今、お通夜をしています。

  今までありがとう
  楽しかったね

  可愛いいもんね
  ビーちゃんがいちばん可愛いもんね

  美味しかったねシーチキン
  高く飛んだね

  悪いコだったね
  いいコだったね

  頑張ったね
  偉かったね

  いいシッポだったね
  たくさんお話ししたね
  一緒に寝たね
  もうナデナデできないね
  また何処かで会おうね
  きっとね


  夕方4時過ぎ、呼吸が大きくなったり小さくなったりしたので、アレと思った。
  ちょっと足をバタバタとして、声もたてず、のけぞるようにして、止まった。苦しいのか、息ができないように感じるのか、大きく呼吸をした。
  しばらく。
  ポロポロと涙が止まらず、無闇に話しかけるのも可哀想で、ちょっと触る程度でいた
  「ビーちゃん、終わったの?」と訊いた

  そしたらビクンと動くので、笑ってしまった!
  死後痙攣。ナデナデしていたら、カァーっと口を開けたり、手足や胸が動く。
  ゲラゲラと笑ってしまった^_^

  生きてるみたい

  般若のような形相になった。硬直すると嫌なので口を閉じさせて、目を閉じさせる。
  …しばらくして見てみたら、また般若になっていた^_^

  のしのしと歩き、ふてぶてしく睨みつけ、倒されても叩かれても果敢に立ち向かってきたビーちゃん。

  いつまでも私の宝物だよ


  笑いながら撫で続けた

  

 

  ☆

  本来「愛」というものは、「一方的に愛でる気持ち」なのだと思う。
  流行歌のように、「愛」という言葉は様々な解釈がされるけれど。はかることもできず、触れることもできず、それぞれがそれぞれのやり方で、それぞれ「愛」している。言葉では覆いきれない程に。

  身近に起きた死を笑うことは、不謹慎だとは思わない。
  大往生は笑って終わるべきだと思う。
  寂しいけれど
  
   猫のいない部屋に帰るのは寂しいだろうな

  こうして見てると寝ているみたい
  嘘みたいだけど、触ると硬く冷たい。

  生々しく具体的な死のカタチ
  曖昧で全てを許す優しい愛のカタチ
  
  

明け方に猫を撫でる夢をみる。

  
  明け方に目がさめて
  足元に猫が眠るのを確認して、安心する
  このうえなく平和なことのように思う
  撫でてやるとごろごろと喉を鳴らし
  「もっと撫でて」というように首を傾ける

  夢をみていたような気もするし
  みたかったサッカーの試合中継があったような気もするし
  そう思っているこの明け方も夢のような気がする

  足元の猫はもう食べない
  少しの水を飲んで、少しのオシッコをする
  それでも頻繁に散歩に出かけ、機嫌良さそうにしっぽを振り、爪を研いでいる
  どんどん軽くなる

  余計なモノは持たない猫
  余計なことはしない猫
  洗練されたなぁー、と思う

  明け方の猫は気配が濃い
  外に出たい、水を飲みたい、オシッコしたい、、、、やりたいことがたくさんあるのだろう。忙しそうだ
  …まだ生きることが飽きないんだね
  もぅいいやって思わないんだね

  果敢だなぁ。

  

  …まぁ私は
  いつも一緒に寝てくれたらそれでいい
  目がさめて
  すぐにまたうつらうつらと眠るにしても
  みる夢が違ってくるような気がする


プライドの人。

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  今の職場で働く人で、頼み方が下手、教え方が下手、接客が下手、報告が下手な人がいる。私の直の先輩なのだけど。
  不愉快になるばかりなので、何の期待もしないし、見ないように聞かないようにしている。向こうも向こうで(話しかけないでオーラ)を張っている。
  何故上手くいかないのか、改善点を探さないのが彼女のいちばんの欠点だ。
  働いている振りをしているようにしか見えないのです。
  働くって、どういうことだろう??

  アタマが堅いのだろう、現状に対応できない。
  働いている振りをしているように見えるけど、多分聞いている振り、見えている振り、確認している振りをしているのだろう。
  何も見ないまま、何も聞かないで、この人は歳を重ねてきたのだなと思うと恐ろしくなった。
  石のようなアタマでプライドだけ抱えて、ヘラヘラと笑って誤魔化して。
  
  私が彼女を無視するように、殆どの人が彼女を無視する、自然に

  無視されるのって、悲しいことだと思う

  無視されるのが辛いから、彼女は彼女のアタマを堅くしてプライドだけ抱えて、何も見ないように聞かないようにして自分を守っているのだろうか??

  ヘラヘラと笑って誤魔化して??

  
  やっぱり恐ろしくなった

  友達なんか居ないのだろうな
  (友達なんか要らない)と言うのかもしれないな
  それとも知り合いを友達と呼ぶのだろうか。「知り合う」からこそ友達なのだと思うけど、その人は貴方の何を知っている?貴方はその人の何を知っているつもり?
  
  心にさざ波
  恐ろしくて悲しい、自己防衛は崩せない、ずっと
  
  少し変えたら変わるのに
  変わらないから彼女なのだ

  


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