相手の立場にたって。
アイスキャンディだったんだ、今日知ったぜよ。
「世界中がアイ・ラヴ・ユー」をみた。
まずはじめはブルー。
まずはじめにブルーがいる。次にホワイトがいて、それからブラックがいて、そもそものはじまりの前にはブラウンがいる。ブラウンはブルーに仕事を教え、こつを伝授し、ブラウンが年老いた時、ブルーが後を継いだのだ。物語はそのようにしてはじまる。
色…に対して。私は敏感な方ではないかと時々思う。
今日はこの色は着れない、と思う事はよくある。朝起きて着替える時に、洋服を取っ替えひっかえする。間違った色の服で出掛けると早く帰りたくなる、気分が落ち着かない。
いつでも着れる色って、そういえば無い。
白、黒、グレー、紺、ベージュ、緑…一通り持っているけれど。基本の色でも着れない時は着れない。
紺の時は黒は着れない、グレーも着れない。
白の時は白しか着れない。
蛍光カラーが着たい時も、柄物を着たい時もある。日本人に見られないような奇抜な配色の時もある(紫と水色、とか。真夏に^_^)
友達は「街服」と「山服」と区別していた。街用は黒ばかりなのに、山では派手だった。その人は南米に旅行に行った時に色彩感覚が麻痺してしまって、しばらくチチカカ色になっていた。メキシコ色にも。
本人にしかわからない理があるのだろう。
食べる物、環境、空気の濃度、光線の強さと関係によって、微妙に体調は変わり、身に付けたい色は変わるのだと思う。
似合う色・似合わない色は勿論あるだろうけど、いつも同じ色ではない人の方が良いなぁ。
常に影響を受けて、日々変化している人の方が良いなぁ。
なんとなく。
俗謡。
遠くはなれて逢いたいときは 月が鏡になればよい
…実は小さな決まりがあって
七(三・四)、七(四・三)、七(三・四)、五の形式を守ると、初心者は上達が早いと言われます。
とおく はなれて
あいたい ときは
つきが かがみに
なればよい
ナルホド!
☆コレもオッケー
初句と第三句が(四・四)両方でもどちらかでも
行く先 わからぬ
ワンマン バスに
知らずに 乗ってる
わけじゃない
☆コレもオッケー
第ニ句が(ニ・五)
恋に 落ちると
星 占いが
何を 今さら
いうのやら
☆コレもオッケー
五字冠ごじかんむり。初句の前に五文字。
舌のうえ
タコの 刺身と
であった ひやの
気持ち 察する
さんばいめ
共通して言えるのは、どの形にせよ第四句は名詞形か終止形が良しとされている。言い切る気持ち良さがウリです。
ナルホド!ナルホドナルホド〜!
都々逸って、色っぽい姐さんたちが三味線で唄うもので、俳句短歌川柳とまた別な感じがする。
この重ねるような言葉のリズムは結構楽しいと思う^_^
言い切るのも気持ちよい。
突然ですが、都々逸クラシック
私が好きだった句を抜粋してみました^_^
☆主(ぬし)とわたしは卵の仲よ わたしゃ白身で きみを抱く
☆明日に悔いなし 飲むだけのんで 財布叩けば さようなら
☆諦めましたよどう諦めた 諦めきれぬと諦めた
☆こうしてこうすりゃ こうなるものと 知りつつこうしてこうなった
☆色気はなれた墨絵でさえも こいとうすいがあるわいな
☆逢えば嬉しく心も溶ける 主は朝日で わたしゃ雪
☆花も開けばまた散るならい 逢えば別れのある道理
☆思い出すよじゃおろかでござる 思い出さずに忘れずに
『どどいつちゃん』いいあい。メディアファクトリー。2011年。を読みました。
いいあいさんも都々逸をつくってブログで発表しているそうです。
☆あがる花火に背中を押され 王手かけます待ったなし
☆ 嘘はなくとも言わないことが あるとわかればにくらしい
☆もみじ散ったと気付かぬくらい 夢中だったと気がついた
YouTubeで都々逸みてたら、色っぽい色っぽい。
古い言葉のラブソングな訳でして、、上手いなぁ、声がいいなぁ、と思うものは説得力がある。気持ちが入ってる。
きどらない感じのが好きです。
江戸の人々はこんな遊びをしていたのですね。羨ましい。
現代はエロに溢れているし、もっと気軽に恋をしたりするのかもしれない。
でも江戸人たちの色気は、肝心な処を少しだけはずす。気を持たせてつれなくしたり、約束をたくさんしたり、手紙をたくさん出したり。尽くしたり。モテたり。
三味線の和音もリズムも、外れそうで外れない。
せっかく日本人に生まれたのだから、こういう習い事をしてみたいな^_^
つくづく思う、江戸って楽しそう!!!