夜中にふと目が覚めた時、闇の中で猫の足音をきく。 障子の戸で爪を研いだり、外に出してと騒いだりしないかと思う。 しばらくして猫の気配は消えた。 そして私はまた布団の中で動じずに眠る。 そんな朝、起きた時、猫の姿をみたい。 どこかで死んで旅立って…
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