花梨さんやきなこさんのところで、ちょっと古めかしい言葉使いみたいなことが話題になっていて、すごく楽しい^_^
彼女らは「あたしゃー、」という語り口だよ。きっと。
「あたしゃあねぇ」
しみじみ感が漂っている^_^
うん、そうなのです。
私はしみじみ感が出ている言葉使いが好きなのだと、今、自覚しました。
(仕事中はともかく。仕事中はきちんとしたい)崩れた日本語で話すのが好きだ。
「うん」とか「あのね」とか、さらには「ほんでね」「ほぉん」「ほぉほぉ」(←ジジイなのか?)せめて「ふんふん」にとどめておきたかった…。
山口県の方言で、「帰る」がなまって「きゃーる」になる。
「あたしゃ疲れたからもぅきゃーる!」
「さぁ、きゃーるよー」と呼ばれると嬉しくなる。
福岡の博多弁は語尾に「と」をつける。
有名なのは「好きなの」が「好いとぅ」
これはキュンとしますよねぇ。ヨダレが出そうです。
「(そこの)席、空いてる?」と先にいる人に問う場合、「席、とっとっと?」となる。んまー、かわいい^_^
とっとっとー
私がまだ高校生か大学生だった頃、横浜の男の子が「今日、帰りに○○に寄るべ」みたいな言い方をしていて、東北から来て間もない女の子が「なまってるー!」とびっくりしてました。
あの「べ」は何だったのだろう?今でも言うのかな?男の子が使ってましたねぇ。
それと私は「じゃん」が抜けません。
「言ったじゃん」「いいじゃん」
この語尾にはすごく関東を感じます。。。
☆
関係ないけど、聞き返される時の「本当?」が好きです
ひらがな表記的な発音でお願いしたいです。
「ほんとう?」
「えー!嘘でしょおー!」なんて答えるのは下品。
嘘だと思っていても「ほんとう?」と聞き返されたいです^_^
もう何でもイイです
何というか。
単語レベルの問題ではなくて、発音とか大きさとか、つまり発する人の息遣いが漂ってくるようなのが、好きです。
(うふふ)と笑う人が好きですねぇ
☆
日本語は本当に柔軟で豊かです。
平坦に使おうとすれば平坦になるし、
ゴテゴテと装飾してよくわからない敬語を作ることもできるし、
結局、何を言いたいのかわからなくすることだってできる。
「かかり言葉」でいいですかね?「かけ言葉」?
言葉をかける。
「その警官は傷を負いながら逃げた泥棒を追った」は、「傷を負いながら」をどちらにもかけることができる。警官が傷を負いながら追った意味にもできるし、傷を負いながら泥棒が逃げた意味にもできる。
言い方で変わる。
言葉は同じでも言い方で変えられる。
こういう機微を、日本人は子供の頃から身につけているのです。
日本語はメチャクチャに使っても、由緒正しく使っても、吸収して進化する。
その豊かさをなるべく色々と味わいたいものです。