庭の水仙のつぼみが大きく膨らんでいます!
花の香りが、好きです。
すごく嗅ぎます。
以前、6年程、花屋で正社員で勤めました。花の匂いを嗅ぎまくり!
外でふんわり香る花の香りも好きです。ロウバイ、梅、金木犀、クチナシ、フリージア、ラベンダー、ゆり。歩いていて、あ、どこかで咲いている!という発見はテンションあがる‼
つぼみが開く時に、どの花もよく香ります。
花を見つけたら、とりあえず、嗅ぎます。バラなんかだと、たくさん種類があるので、いろんな匂いがあります。でも花屋のバラより断然に外のバラの匂いが好き。バラ〜。
ロウバイは特に好きで、枯れていても、一応嗅ぎます。梅系は全般好き。桜より桃より、梅です。
睡蓮なんかも、いろんな種類があるので、つい嗅いでしまいます。匂いがある訳もないのに、ありそうな気がしてしまう。静かで美しいから。うっとりです。つい嗅いでしまう…。朝方に、ぽんと音をたてて開くというのは本当でしょうか。嘘でもいいです。
ちなみに、シクラメンも匂いはないです。芳香性と称して販売してるものもありますが、記憶に残るような良い匂いはないですね。歌謡曲のタイトルで(シクラメンのかおり)というのがあるので、つい期待してしまいますが。
日本人は桜の花をみて、出会いと別れを思い出し、過去と現在が行き交うような、不思議な気分を味わう人は多いようです。花を見て、いつかの花を思い出す。横浜の人ならば、山下公園は何度も行きます(通りかかります)よね?小学校の遠足で、あの人とのデートで、職場の人と、友達と、地方から来た人の観光案内で、まあ、何度もいろいろな人と(あるいは一人で)通りかかり、ふと過去と現在が交差する…、そんな山下公園。同じことが、桜の花でも多少あります。奇妙に、切ないです。
私の場合、桜の花だけでなくたくさんある、という感じです。
春は特にむずむずして、花粉も飛んでいるんでしょうけど、寒かった季節から妙にゆるんでしまいます。無防備な感覚で、春の匂いに触れてしまうと、またいつか思い出すだろうという予感と共に、その香りを深く吸い込もうと強く思うのです。
実際問題、すごいです。うっとりです。良いお茶の匂いとか、外国の匂いみたい。豊かです。
どうか静かにゆっくり、嗅いでみて。
忘れていたことを、思い出せるかもしれません。