山に登る

f:id:sprighascome:20130317180935j:plain悩んでいる時や、落ちこんでいる時や、怒っている時は登山にでかける。昔からそう。


 万一に備えて体を鍛えている。前向きに考えて、やはり自分の体が第一であるから。

 そしてダラダラ汗をかきながら、自分の呼吸の音をきいたり、虫や鳥の声をきいたりすると、心が静かになり落ちついてくる。

 

 人生を旅に例える人は多いが、登山もそれに似ている。もしも人生の「真実」が山であるなら。

 真実へのアプローチ方法やルートは様々あり、人それぞれ。ペースもそれぞれ。単独で行く人も仲間と連れ立って行く人もいる。重装備で行く人も軽装で行く人もいる。登頂が目的である人もいるし、疲れたらやめてしまい途中で弁当を食べて引き返す人もいるだろう。遠くから眺めるだけの人も。何回も同じ山を登る人、一度登れば気が済む人、より多くの山に挑戦する人。季節を楽しむ人、花を愛でる人。競争する人。いろいろなやり方がある。


 多分、真実らしきものは、山のようにでんと私たちの前にそびえるものなのでしょう。

 登山は私にとってプラクティス。現在の自分と向き合う練習問題のようです。