「橋の上の娘」をみた。

 フランス映画。パトリス・ルコント監督作品。


 パトリス・ルコント監督作品といえば、「髪結いの亭主」のイメージが強い。不条理でフェティッシュでエロティックでエキゾチック。日本でいう谷崎潤一郎というか。あまり具体的に生々しくなく、萌える瞬間を大事にする、女性賛美な印象です。


 今より若い時に「髪結い」をみて、今30代半ばで「橋の上」をみる。同性の魅力を、異性の感覚で教えられる映画です。私レズビアンではないけれど、ドキドキしちゃいますね。女性が何を考えているか、本気でわからなくなる。神秘的です。いいなぁ。


 バネッサ・パラディがこんなに魅力的な映画があるだろうか。

 エキゾチック。