美しく死んではいけない。

今回の大河ドラマを、わりと真剣にみている。


 会津が戦争に追い込まれれば追い込まれるほどに、演者が見せ場を迎え、期待通りに魅せてくれる。いえいえ、期待以上です…!


 なのですが…、


 …


 先週の回はもう、死に過ぎ。

 歴史物語なので、仕方ないのですが。


 白虎隊も死ぬし、頼母の家族も死ぬし、会津の長老も死ぬ。

 お互いで刺しあって死ぬのとか、あの時死んでいればと言うのとか、美しい音楽をかけるのとか、うへぇと思ってしまった……。


 容保が自ら前に出ようとして皆がとめるのとかはみてられる。守りたいものの為に戦いたいよね。泣き顔が凛々しい。


 八重が少年鉄砲隊を率いて戦い始めたけれど、ジャンヌダルクみたいでかっこいいんだけど。

 少年兵は悪い夢をみるのではないか?

 (現代のゲリラ少年兵のように残忍だとは思えない)


 かっこわるくても、生きたり戦ったり逃げたりした方がいい。

 

 美しく死んではいけない。


 白虎隊はともかく頼母の家族はともかく…、

 …長老、君たちは美しく死んではいけない。