何処に降るかは、運というか。
昨日は携帯の警報アラームで目覚めたが、朝9時くらいには落ちついて昼にはやんでいた。冠水している箇所もあるし、この辺りは土の質が崩れやすい。用事を済ませ早々と帰宅する。ニュースをつけたら、ひどいことになっていた。
萩や津和野のあたり。徳佐のりんごが流された。大きくて蜜がつまって素晴らしく美味しいりんごなのだ。農機具や家も泥に浸かっている。りんごの木を仕立てるには何年もかかる。残ったりんごの木を接木して増やすんだろうか。りんごの木が流されるなんて。虫食いや病気やヒョウや日照不足ではない。根元から、流されたなんて。
遠方の友人が「無事ですか」とメールをくれるけど、うちは無事だけど、…、無事だったのだろうか。
下手すればうちの前の川が溢れていただろうし、孤立していたかもしれない。りんごの木ではなくて、この辺りの米が流されていたかもしらない。
異常気象で死人も出る。被害も出る。風景が変わる。
しばらく会えないと思うと哀しい。