夏なので怖い映画をみることにする「ハリー、見知らぬ友人」フランス映画。ドミニク・モル監督。
偶然に現れた高校時代の友人がすごく親切にしてくれるという話。確かにちょっと怖い。
主人公の奥さん役が好きだったな。娘が三人いて怒鳴ってしかりつけたり、イライラしたり、生活に疲れている役なのだけど、みていられる。不機嫌なのに怒っているのに、愛情があるというか知性があるというか、儚げというか強いというか、ギリギリそうだけど頼れそうというか。テンションは普通な所が、かっこいいんだな!これが。外国映画だと、たまにこういう役に出会う。
母でもなく女でもなく、パートナーとしての存在感なのかな。腹のくくり方は女性なのだけど、静か、逆に男らしい。うん、男らしい。
こういう男らしさいいなぁ。