にわかサッカーファンとなり応援するも、他国。この時ばかりは非国民。もしも肩入れしている国と日本が試合をすれば、迷わず他国を応援している。思うにサッカーにはスターが必要で、他国のサッカー選手は眩しすぎるのだ。圧倒的な選手が好きだ。
堂々とした風格。
私は今、山口県に住んでいて、去年までは神奈川県に住んでいた。
同級生がワイコウに進学し、丸刈りになったりした。
もちろん岩国商も応援した。横浜高校は見逃した。……、何より仕事中だ。うーん、困ったな。そわそわしてしまう。
(?)。下手すると怒られるので慎重に。そぅっと、休憩室のテレビのスイッチをいれる……。
…… 所長を解説者に招き、腕組みしながら観戦。夕方は客も来ない。何より試合が面白いのだ。私が悲鳴をあげるたびに、皆が覗きにくる。ラジオのフリして、気配を消す。なるべく目立たないように。気づかれてはいけない。
ヒーロー登場だ。日川。よくやった。
どちらが勝ってもおかしくない。どちらを応援しているんだ、と問われた。両方です、両方。
総当たり戦なら実力のあるチームが勝つけれど、トーナメントは負けたら終わり、魔物が棲んでいたりする。
強打者のチームは一発がある。
ノーアウト一塁なら、普通は送りバントだけど、そうではないチームもある。試合の流れがどうなるか、全くわからない。
後から振り返れば、「流れが変わったのはこのプレイ」とわかる。
けれど試合中は、全くわからない。
この三振、このフルカウント、この打席、この一球が、何かを変えるのかも。
スローモーションのように、選手たちは記憶するのだろう。瞬間を。
本当に、皆がヒーローだなぁと思います^_^