お菓子の話。
白い恋人は、フランス語で「猫の舌」というお菓子を真似てつくった(のだろうか?)別名?別物?
わからないけど美味しいですよね。
白い恋人というと、北海道の定番土産の箱詰めクッキーのことなのだけど、赤福とか通りもんとかひよこより、なんとなく小洒落た感じがする。クッキーだから?白だから?恋人だから?
白い恋人って、お菓子を擬人化したの?雪女?ツルの恩返し?氷の結晶?うーむ、なんとなくもの悲しい儚さがあって、赤福や通りもんには出せない雰囲気は、在る。
軽やかさかなぁ、やっぱり儚さかなぁ。
猫の舌はロースハムに似ていると思う。薄さと色が。猫に舐められると、ロースハムどころか。その舌は意外とザラザラしていて痛い。
効率よく水分をすくい、舐めるよう、猫の舌は進化してザラザラになったのだろう。
猫が水分をぴちゃぴちゃと舐めているのを、横で見ているのは楽しい。
以前。私が牛乳を飲んだコップをそのままにしたことがあって、猫がそれを舐めようとしていた。猫は牛乳が飲みたいのか?と気づき、いつも猫用に水を入れている鉢の場所に、牛乳の皿を置いたら勢いよく舐め始めた。隣に「飲むヨーグルト」の皿を置いてみたら、戸惑っていた。おなかの調子を崩してもらっても困るので、牛乳のことは忘れて頂いた。
猫は三日で飼い主を忘れると言うが、、、忘れられてしまうかもしれないと思うことはよくある。猫は体質的に忘れてしまうのかもしれない
牛乳の皿を目の前に置いたら、思い出すかもしれない。
ドイツ語でも「猫の舌」というお菓子がある。
「カッツェンツンゲン」
棒状のチョコレート菓子。硬そう(私のイメージです^_^)
「ラング・ド・シャ」とは音も実物も、エラくかけ離れている。
最終的に。
蝶々夫人がピンカートンと白い恋人をつまんでいるってことで、どうだろう。ピンカートンの海軍の服が真っ白いのと、悲恋のイメージが合わさって
という訳で。私は白い恋人をもらうといちいち蝶々夫人のような気分になっています。