紅い唇。

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http://youtu.be/gBjqtAjSYzY


私は貴方に飽きたのだろうか。

貴方は私に飽きたのだろうか。


続けることはできる、やめることもできる。

続いていけばいくほど、やめられなくなる。やめることの意味を求められる。それは“終わった”ことなのに。


  続けているのは惰性ではない。慣性の法則ではない。

  重力は常に。

  飽きた私に問題があるのか。

  飽きさせた貴方に問題があるのか。


  紅い唇の貴方、青い唇の私。

  生き生きとした貴方、剥製のように死んでいく私。

  憶えていようとする貴方、どんどん忘れていく私。

  終わらない貴方、終わってしまった私。

  非情な貴方、優しい私。


  重力は常に