綺麗に見えたこと。

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  昨日はスーサンとデートした。

  デートというか、瑠璃光寺と蕎麦屋と秋吉台とカフェに案内して、新幹線まで送った。

 

  とてもとてもとても感激してくれて、「今年イチバンだよ!!」と彼個人の流行語大賞に「山口」を入れて頂いた^_^

  天気も素晴らしくよかった

 

  私は車のダッシュボードにたくさんのCDを慎重に選んでいた。気分を大事にして、音を抑えてかけていた。

  記憶と風景と音と空気が、全部一緒になって分離不可能なヒトカタマリになればいいと思った。無意識にリズムをとってるスーサンの、無意識に鼻唄になって漏れ出てしまう私の、幸福な思い出となればいいと思った。

 

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  スーサンは、同じ景色は二度とないと言った。常に変化している私たちで、道のりで、四季なのだ、と。

  天井の鍾乳洞の突起が、水面に反射してうつっている…あそこに…アレは写真に撮れないね、と私が言った(鍾乳洞は暗いので、見えるようには撮れないのです)水面の静かなさざ波も綺麗だね、とスーサンが言った。心に記憶しておこうねと二人で笑った。

 

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  「楽しかったね」とまた二人でお互いに言いあって握手をした。新幹線の駅で急に寂しくなって私は「あー、ちょっと寂しい!」と言った。

  スーサンはキュッとハグしてくれた「がんばってね」

  ぎゅうっと抱かないところが、大人だ。

  「うん!」とうなづいて、初恋みたいに爽やかに、手を振って別れた。

 

  帰り道で一人になって聴く音楽も、すごく綺麗に聴こえた