人生初。


  綾瀬はるか、いい顔してました。
  大河の話でーす。



  
  一年を通して、ちゃんと大河をみたのは初めて。
  今までの仕事が、時代劇を毎週みるような余裕のあるものではなかったのかもしれないし。今は、時間の余裕のある仕事だからかもしれないし。年齢を重ねて、時代劇をみる年頃になったからかもしれないし。
  それにしても人生初。大河ドラマを一年通して、みました!

  そんなこと、、、と思う人もいるかもしれませんが。テレビをあまり見ないワタクシにとっては凄いことです。人生初だ。何回でも言う、人生初。

  先程、最終回をみました。会津、頑張りました。鶴ケ城、行きたい。

  物語の途中、八重さんがヒーローすぎて堂々としすぎてちょっとついていけない事もあったのですが、映像の美しさや他の俳優の演技で納得しながら、飛ばすことなく全てみれました。
  歴史を検証することが目的ではなく、学ぶことが目的ではなく、純粋に「八重さん、どうなるのだろう?」と物語をみれたのは、やっぱり綾瀬はるかの力なのではないかと思います。

  ちょっと細いし。白いし。美人だし。
  歴史上の八重さんのイメージと、、、(両者に失礼です、すいません)なんて、つい思ってしまうのですが。
  でもやっぱり、綾瀬はるかでヨカッタ!!

  強くて、賢くて、勇気のある八重さん。
  福島で頼母と再会するシーン、お二人ともヨカッタ!!  
  福島を故郷にもつ人は皆感動したのではないだろうか。
  
  綺麗すぎるくらいに綺麗なのだけど、リアリティは少しでいい。綺麗すぎるくらいに綺麗でいい。強くて、賢くて、勇気ある人は美しいはずだ。

  そのあとのシーンで軍備増強を訴える新聞記者と対峙する時の、八重さんの顔。
  桜を見る時の明るい顔ではなく、暗く抑えた顔。
  警告する顔。警告する低く抑えた声。
  
  新聞記者を刺し超えて。
  
  まっすぐに私を見ていた。

  警告を受けたのは私、お茶の間の私。

  
  
  負けない為に力を持つこと、強いだけではダメだということ、新しいことを始めるには偏見に負けない勇気も必要だということ(多分コレが一番難しい)、そのために賢くなること

  実践した八重さんは凄い。
  物語としてひきこまれた大河でした
  ブラボー!