すっごく面白いです^_^
主人公はキャシー・H。31才、介護人。
介護人を11年やっていて、今年で介護人を辞めるらしい。彼女の独白で物語は進む。
介護人といっても私たちが想像するような身障者や病人や老人の介護ではなく、“提供者”の介護、、、、ここで“提供者”??と引っかかる。
そんなほのぼのとした子供達の生活に、“提供者”として、いかに普通の人間に自然に混じるか、教育されている。先生は“保護官”と呼ばれることもある。生徒達は詩を書いたり、絵を描いたり、音楽を聴いたり、サッカーをしたりしている。
どこか不自然。
どこか奇妙。
彼女の独白は続く…。
介護人って何だろう??提供者って何だろう??語り手の彼女はどうなるのだろう??と、不安に駆られるようにヒヤヒヤとしながら読み進めます。
子供達は知っている、自分達が提供されることを
美しく思い出される、制限された世界。
ヒヤヒヤとする
読むのがもったいないです^_^
『わたしを離さないで』という曲タイトルのカセットテープを主人公は大切に宝箱に入れています
あー、どうなるのだろう
いいなぁ