自由律俳句とエッセイと写真の組み合わせ。
「ぶっ」と吹いてしまった自由律俳句を書き留めてみる^_^笑いだけでなく余韻があるのでヨロシイと思う。
自由律俳句といえば、尾崎放哉&種田山頭火。
よく「静」「動」と比較される二人です。
又吉さんたちは「妙」
(花梨さんも「妙」ですな^_^)
☆押すのか引くのかスライドかそもそもドアではないのか(せ)
☆見よう見まねのコイントスをしたばかりに(せ)
☆双子用の乳母車が来た来た(又)
☆旅先で聴いて少し好きになった嫌いな曲(又)
☆醤油差しを倒すまでは幸せだった(せ)
☆どれも全巻ないあなたの家で(せ)
☆家具屋のソファに二人で座る(又)
☆側転をしてはこちらを見てくる少女(又)
☆ガムを噛む顔が調子に乗っていた(せ)
☆あの猫は撥ねられるかもしれない(せ)
☆ACミラン対ローソンみたいな色の草サッカー(又)
☆今でも入道雲なら乗れるような気がする(又)
☆化石を作ろうと貝を埋めた(せ)
☆キャベツのお代わりのベストタイミングは今(せ)
☆怒っている頬に畳の跡(せ)
☆食品サンプルかどうか指で押した(せ)
☆実家なのにメロンを出された還暦の母に(又)
☆単三電池握りしめて単三電池を買いに行った日(又)
☆便座は恐らく冷たいだろう(又)
☆父親の余計な犯人予想(又)
☆オハヨウが言えなかったサヨナラは言おう(又)