耳の外殻、下唇。

  秋だー!秋だー!と浮かれて山へ。その2。

  一昨日は右田ケ岳でしたが、今日は陶ケ岳から亀山。
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  桜。

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  小屋の中に神様(?)がいた。気持ち良さそうー。

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  (火の山)というと、修行場のイメージが強いけど、山楽山歩と書かれるとウキウキしてしまう。

  初めて通る道もあったけど、小さな岳の連なりで登りやすい。海に向かって歩くので風も爽やか。ロッククライミング発祥の地ということで、岩が多い。
  なんか「良い」岩なんですよね。
  歩きやすく、あったかい。一休みするのにすごく気持ち良いです。甲羅干し。
  プールで泳いだ後の「あったかさ」に似ている。

  それにしても「崖なんじゃないか?」と思うようなコースが多かった「あれ?道だと思うものがなくなった」ということが2、3回…。危険。
  親切なおじさん達が通り過ぎた私が迷っているのが見えたらしく、戻ってきて道を教えてくれた「こっちこっち。右の方」「そうそう。わからなくなったらわかる所まで戻ること。鉄則だよ」…「どっから来たの」「往復⁈、、、若いよなぁー」「元気だなぁー」

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  あちらは海です。
  きららドームだっけ?白いやつ。橋も掛かってます。
  こちらの海は潮の匂い、磯の匂いがありません。きれいな海なのでしょうね。
  海から吹く風って、洗いたてという感じ。

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  ペタッと岩に座って風にあたっていたら、猛禽類の親子が飛翔訓練してました。
  上昇気流。滑降。翼を広げて

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  すっかり  見惚れてしまいました。
  風に乗るのって気持ち良さそう!!




  
  …しまった。双眼鏡を出せば良かった。すっかり単なる「荷物」に。

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  エネルギーが切れそうな予感がしたので山頂まで行かずUターン。山でエネルギー切れはしんどい。水分をしっかりとりながらゆっくり復路。
  
  同じ道でも。帰り道の方が不思議キノコによく遭遇する。目線が違うのでしょうね。ホットケーキみたいなキノコがありました。
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  その他。
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  蛇もいた。
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  道を教えてくれたおじさん達が陶ケ岳山頂で話しこんでいた。多分、気持ち良すぎて動けなくなったのだろう。うんうん。わかるよ^_^
  夏から秋に変わる時の風って、ホント気持ちいい。冬から春に変わる風も気持ちいいけど。
  「おつかれさん」「亀山まで行ったの?」「やっぱり若いからなぁー」「元気だなぁー」、、、そんなに若くはないけど。おじさん達からすれば二十代や三十代って、同じなのだろう。私が六十代と七十代の区別がつきにくいように。
  大きな目で見たら、年齢ではなくて元気か元気でないか、ってことだろう。
  若いのに年寄りみたいな人もいるし、年寄りなのに凄い人もいる。

  エネルギー切れそうで辛かったけど、おじさん達の前でハツラツと「それじゃ!お先に失礼しまーす」と挨拶した。精一杯の笑顔で。
  顔がザラザラする。ついに汗から塩を蒸留してしまったかも^_^ラーメン食べたい・ラーメン食べたいとリズムを刻んで下山しました。

  
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  よく眠れそう