変態への道…

  思いがけず読んでしまうのが、人生相談。

  …人って、色々な悩みがあるのだなぁ、、、としみじみしてしまう。。なーんて事は全くなくて!!!
  相談を持ちかけられてる人がどんな風に答えるのかを楽しんでおります。
  
  悩める人って良識的なんですよね。
  普通に考えても現状を打破できない訳で。ちょっと視点の違う意見を求めているのに違いない。

  多分、直接の解決にはなかなかならないだろうけど、気が紛れるだろうね。

  でも例え私が「もぅダメだ!人生終わりだ!どうしていいかわからん!」てな状況になっても、スガシカオ車谷長吉松浦理英子谷川俊太郎には相談しません。怖いから。だいたい答える側はアウトローな人達だったりしますね^_^
  
  アウトロー側がどういう解決案をどういう風に提示するのか興味がある。

  (私と同じような悩みの人もいるのだと安心したり、世の中の不幸な話を単に聞きたいというのではなく、アウトロー側が経験豊かな先輩となり教える側に立つ事に興味が湧く)

  アウトロー側は、悩む前に行動してしまう人が殆どなので、つまり適応できない人が殆どなので、スンナリとその人の立場に立つ。もしかしたらすごくすごくすごく悩んだ経験があるのかもしれない。独特な悩みでもスンナリと入れる(あるいは、独特ですよねと『一切』同情しない)
  そういうのも見事だと思う。
  
  普段は独自の道を進むアウトロー側が、独自の切り口で悩みの根幹を開いて見せるのが良い。
  だいたい問題は見事にズレている。
  というか、ズラしてあげてるのかな、と思う。
  優しいよな、と思う。
  
  良識派とアウトローが交錯して、アドバイスして、「ガンバッテネ!」と手を振る感じのが好きです^_^


  ☆

  だいたいにおいて。
  私は独特な人が好きなのであります。

  独特な人達は自分が人とは少し違う事を自覚していて、そのために傷ついた経験を少なからず持っている。
  だから優しい。

  決して他人を追いつめたりしない。真っ直ぐに話しかけてきても、逃げ道を用意してくれてる場合が多い。
  
  無茶苦茶でも、間違ってても、好きな道を貫いていたり。
  どこか可愛いらしかったり、寛容だったりする。
  自分を認めてもらうのに、他人を持ち出さない。そういう意味で自己完結できている。
  


  あー、つまらない。
  型にハマらない人いないかな。山口は良識派ばかり、、、。安定志向な人ばかり。ハッキリ言って欲求不満、独特な人に会いたい!
  

  読書する日々
  今読んでるのは、
  『犬身』松浦理英子朝日新聞社
  『猫とあほんだら』町田康講談社
  
  日常生活に独特な人がいないので、殆ど変態なんじゃないかと思われるような作家に惹かれてしまいます♥︎

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