香月泰男美術館だなー、と^_^
萩を通るので松陰神社で初詣するか、と。
運転していたら、明倫館小学校が「公開中」の札をたてていたので「ォオ!!」とビックリしていそいそと向かったのです。
古い小学校とか好きなのです。
道場とか水練場も見学しました。
建物は錆も浮いてるし、木造で隙間風凄そうだけど、このいかにも「修練場」みたいな小学校を卒業したら小学校愛が湧きそうだな、、、。
古いけど、藩主様も磨いた廊下…と思うと艶を絶やしてはいけない気がするだろう。寒くても暑くても、強く学べよ明倫館小学生たちよ。
見学の後、萩城跡で要塞部分を山登りしました。三方向が海の絶壁、のどかに鳥さんがたくさん飛んでいました。
頭の赤いハトサイズの鳥さんがいたので(もしやアカゲラ?はじめまして!)と交信した。返事はなかったので違うかもしれない。
↓山頂
(どうしてこういう事になっているのかイマイチわからないんですけど…ダイナミックに岩がめくれてるんですよね、、謎)
萩城跡を気持ちよく散歩して
たくさん作品を所蔵しているのでいつ行っても違う作品が見れて楽しい。私はシュッと描いた気持ち良さそうな作品が好みです。
子供たちの絵の展示も行っていた。小学生くらいの絵がおもしろい。見たまんま描こうとするから^_^
コチラとアチラがつじつまが合わなくなって無理矢理収めてるんですよね。上手く描こうとするとイメージや記号を使う、そんな作品より(コレは目の前の物をそのまんま描いたな)と思わせるつじつまが合わない作品の方が断然スリリングだ。タイトルは「近所の花」なのだけど、宇宙から来たような新種の花の絵が描かれていた。ピコピコ言いそうな花だった^_^
私もちょっと描きたくなった。
いつもなら隣の湯免温泉に入るのだけど、今日は何となく長門湯本温泉に向かった。
市営の温泉は200円で入れる。
心得とか注意書きがたくさん貼ってある。通常のものに加え、「ヒゲそりをしてはしない」「洗濯をしてはいけない」「歯磨きをしてはいけない」「その他不潔な行為をしてはいけない」などなど、たくさん「してはいけない」が連なっている。
脱衣所は狭い、けれど掃除のおばちゃんが掃除機かけに入ってくる、隅までかけているのか?あっという間に終わって出ていく。備えつけの石鹸もない、もちろん利用者がタオルやシャンプーを持ち込む(購入できる商品は置いてないだろう、市営だものね)
ぬるいです。
温泉掛け流しなんだと思うけど、お湯も足してます。
湯の出口が二箇所あって、硫黄の匂いがする方と、少し高温が出る方。うん、これは二種類あるなぁ。
当然、湯に浸かった皆さんは湯の出口に集まります。ぬるめなんで長く浸かれるのですけど、やっぱり湯の出口がいいですよね。
つい長く浸かるので皆さんの作法を見てしまう。(してはいけない事をしているか、見張っている訳ではない)
入り口で礼をする人あり。さすが恩湯!
だいたい皆さん、硫黄の匂いがするお湯を念入りに掛けて出ていく。大事な仕上げなのだろう。出る時も湯に向かって礼。さすが恩湯!
温泉の湯の出口はハの字の向きで2方向から出るようになっている。右側と左側。両方は同じ栓から出ているようで、右側を手で塞ぐと左側の勢いが増す。左側を手で塞ぐと右側が勢いが増す。
見ていたら、右側の湯の出口で桶を構える人がいたら左側にいる人は黙って湯の口を手で塞ぐのです。逆も然り。塞いでもらって桶に湯を受ける人も当然のように受けている。常連さんの暗黙のルールなのだろう。さすが恩湯!
裸の他人同士が湯を分かち合う感じでいいです。黙って、普通にやるのがカッコイイ。
この作法、私もやりましたよもちろん。
やりたいもの!カッコイイもの^_^
やったら「すいません(ありがとうの意)」と言われた。ぁあ常連じゃないってバレてる。さすが恩湯!
ファミリーで来ているおばあちゃんが、思春期っぽい孫に桶に溜めた恩湯をかけた。おばあちゃんは「よくかかったか?」みたいな事を言ったけど孫は「もぅ目に入った!」とご立腹だった。孫にしてみたら、せっかくフレーバーなシャンプーしているのに硫黄臭くしないでくれって事だと思う。念入りに泡立ててた。
彼女がおばさんになっておばあちゃんになったら、もっとこのお湯が沁みるだろうな。皆がしているように浴びるようになるかもしれない。
恩湯だもの。
入り口にはお正月のお花が飾ってあった。掃除のおばちゃん達が飾ったんだろうな。
水仙が良い香りをさせていた