スパイク・ジョーンズ監督。2000年。
キャスリン・キーナー
面白かったでーす^_^
もう春なんだからさ。難しいこと考えられないよね(現実逃避)
スコーンと見ちゃいました。
ジャンルで言えば間違いなくコメディ。
ひねりのすごくすごくすごく効いてるコメディ。ヒネくれ過ぎて笑えない部分もあります。。。
ジョン・キューザックの役がキモ過ぎ。
キャメロン・ディアスもかわいい役なのかキモイ役なのか、わからん!多分かわいくない。
キャスリン・キーナーも魔性の女ってだけで、嘘ばっかりで本心なんかちっとも見えない。
こんなに魅力的でない人物ばかり描写する映画って、無い!と思います。さっぱり思いつきません。
一般的な映画は(マヌケてるけど愛嬌があって憎めない)とか、(不器用だけどできる限り頑張っていて成長している)とか、(クールに振舞っているけど、寂しくなることもある)とか、そういう風な登場人物にする。
ところがこの映画は、奇妙な人たちばかりで展開していく奇妙な物語です。
(あえて言えばキャスリン・キーナーのSッぷりが気持ちいいかな…^_^
Mの人は楽しめるのかも…)
…しかしですね、
主役3人が魅力的ではないのに、感情移入できないのに、ジョン・マルコヴィッチはとても輝いています。
つい見てしまう、よくわからないオーラ。
ジョンでマルコヴィッチで、ああいう彼だったから、ハマった役なのでしょう。
こういう演技力いいですね。ジョン・マルコヴィッチは何でもできるスーパーマンのように思えました。ほくほく^_^
「マルコヴィッチ!」「マルコヴィッチ!」と連発したくなる^_^
悪ふざけが秀逸です。
不思議な映画ですねぇ
ジョン・マルコヴィッチ賛歌です。
(ジョン・キューザックはしばらく見たくない…
ジョン・マルコヴィッチの穴に入っていた人は、時が来ると高速道路の脇にドサッと落ちてくる。
私はこの落ちてくるシーンでいつも胸が高鳴ります♥︎すごくシュールなのです!!
本当に「ヒューーーーーー、ドサッ」と落ちてきます。
荒唐無稽さ加減が、映画の自由を謳歌してますね。
☆
現実には。
映画に出てくるような魅力的な登場人物ばかりではないし、
映画に出てくるような感動的なシーンばかりではない。
いつまでも冴えなくて変われなくて不幸な人はいる。
誰にも受け入れてもらえない人だっているだろう。
案外と絶望している人生は多いと思う。だから奇妙にネジくれてしまうのだろう。
世の中は奇妙な人だらけで奇妙に展開し続けているのだろう。
ある人から見れば、その奇妙な人は魅力的なのかもしれないし。
私が魅力的だと思う人は、視点を変えればとても奇妙な人かもしれない。
(やりたいようにやればいい、どうせシッチャカメッチャカ)と思う。
☆
新人研修は免除になりました(新年度スタートするのに、窓口リーダーが居ないと立ち行かない、、そらそうだ。。。)
辞令をもらいに行った時、同期の他の新人さん達と少し話ましたが、やっぱりちょっとよくわからない、、、、若い人って、新卒って、、、
私から見ると、わりと奇妙です。
社会も新人も奇妙だけど、その奇妙さを楽しめたら良いなと思います
^_^