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ドラバナ。

  昔々。私がまだ大学生だった頃。
  ある先輩が「北の国からのドラマバージョンがとても良い」という話をしてくれた。その時、私は「二時間スペシャルの北の国から」しか知らなかった。純君がいつもメソメソしていて、泣きシーンばかりの湿ったイメージしかなかった。
  先輩は多くを語らなかった。
  だけどその先輩がそのドラマを惚れ込んでいる様子が強く伝わってきて、気になってしまい、レンタルビデオ屋で探してみたのだった。
  …結局おもしろくて皆でみて、仲間うちで「北の国からのドラマバージョン」が流行ったのでした^_^二時間スペシャルとドラマバージョンはちょっと違います。。。

  ☆

  BSチャンネルで↑このドラマバージョンを再放送しているので喜んで録画しております。
  むっちゃアナログで画質もすごく悪いですけど、今みても面白い。
  1話めから「黒板五郎」に引き込まれてしまった。
  黙々と働く姿とか、火を見つめる顔とか、セリフの重みとか。
  純君は小生意気で五郎さんに対し敬語で喋る。五郎さんも小学生の純君に敬語で喋る。東京育ちの子供を、北海道の田舎で生活させるのは、結構なドラマになりますな^_^
  「親子関係をつくる」というのもあるけど「男同士」感もわりとあって硬派。大瀧秀治さんが凄い存在感。硬派を通り過ぎて拝みたくなります神聖です。そうた兄ちゃんがチャラチャラしてていいです。地井さんも地道な感じで親しめます。

  蛍はいつもイイコ。「やったぁ」と飛びあがってコロコロしていて可愛い。
  純君はいつも小狡い。
  五郎さんはいつも不器用。
  この三人の家族は、一体誰が器用なのか不器用なのか、優等生なのか劣等生なのか、逃げているのか逃げていないのか、わからなくなる。
  ↑結局誰も「勝ち組」ではないのだけど、こういう「勝ち組ではないドラマ」って、あの時代に皆無だったと思う。
  今現在はね、普通にエコとかスローライフとかナチュラル志向だったりするので時代が追いついたのかもしれません。

  誰もが傷ついたり悩んだり逃げたりするものなんです。
  それでも前向きに行動する「黒板五郎」は、かっこよくはないかもしれないけど自然と応援したくなります。
  かっこいい言葉はどうにも嘘臭く、手仕事しながら訥々と喋る五郎さんの言葉の方が真摯です。
  言葉って、詰まるものですよねー
  それが対話ってものですよねー
  関係ってそういうものです。

  
  まだ3話めです。先が長いのでわくわくとしております^_^