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母の本棚。

  私の母の本棚は、大きくて立派なものだった。私の父の蔵書もあっただろうか?私の父の所有物は少ないので、大方は母の蔵書だったと思う。

  母は本が好きである。

  古本というか、箱入りの本とか、茶ばんだ本が多かった。

  私はあまりその古本を読まなかった。
  詩集とか図鑑とか。三島由紀夫とかチッチとサリーとか倉橋由美子とかつげ義春とかハイネとかだった。谷崎潤一郎萩尾望都

  そのあと風の谷のナウシカが加わり、ジーン・アウルのエイラシリーズ。杉浦日向子。展覧会の土産の画集。パトリシア・コーンウェル岡野玲子
  
  いつのまにか箱入りの古本は少なくなっていった。新陳代謝して入れ替わっていった。

  独身時代に買った本は、だんだんと淘汰されていき。無意味にリトルトゥリーとかあったような気がする。

  少女マンガも普通に読む母であった。

  私は小学校時代はりぼん派だったので母にきいてみたことがある「この連載のうちでどれが好きか?」母の答えは、ちびまる子ちゃんだった。

  全部を読んだわけでもないし、全く内容も覚えていないのだけど、あの無節操に入れ替わる本棚が懐かしい。
  いつか読もうとした四部作が途中が抜けていたりして無性に腹立たしかった。何故揃えない?

  マンガはすぐ読めてしまう、、、と言っていた。なので本棚には収納されなかった。(小山ゆうはたくさんあるからそんなにすぐ読めないと思う)
  エースをねらえ!とか青池保子とか生徒諸君とか今日から俺はとかガラスの仮面とか佐々木倫子とか大島弓子とか高橋由美子とか北条司とか、出たり入ったりしていた。もっとすごいたくさん真剣に読んだはずなのにパッと思い出せない。
  マンガなのに本棚入りした宮崎駿岡野玲子杉浦日向子つげ義春は別枠なのだろう。それとも、ゆっくり読むマンガ(?)なのだろうか。


  ガイドブックがあったり料理本があったり。

  辞典もあったなー、、、


  あれば絶対読むくせに宮部みゆきは置かないのだ。読みたくなったら図書館で借りるらしい。

  好きな本は好きな本なのだけど、心底好きなコレクションではないようだ?
  忘れ去られているのも多分混ざっている。
  使う本も混ざっている。
  将来読むつもりの本も混ざっている。
  仕事用の本は入っていなかった。

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  いつのまにか倉橋由美子は本棚から消えていた。いつまでもつげ義春は本棚から消えなかった。

  暇な時、母の本棚を眺めた。


  
  ☆

  私自身は大きな本棚は持たないで、ボックス収納だ。
  引越しをする時大変だった。際限なく増えていくボックス収納は危ない。本棚を持つ方が節制できると思う。
  
  今はなるべく増やさないように努力している。

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