なんちゃって都々逸、秋。


  ☆遠くはなれたあなたを想う  紅葉の赤が眼にしみる


  ☆いつのまにやら秋空がきた  汗ばむ首に  通る風


  ☆猫の眼に  コスモスうつる不思議な色目 それに見惚れる ぬしが好き


  ☆ぬしよりも  私が先に秋を見つける  ぬしが私を  見守るあいだ


  ☆すっぱいりんご  シャリシャリで笑み  くちもと気になり  赤くなる


  ☆窓遠く  ぬしはどうしているのやら今  空に向かって柿つるす


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