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猫センサー内蔵

探検 日常 読書

  私は猫が好きなので、何処にいてもどんな状況でも即座に猫を察知することができる。

  昨日、信号待ちしていたら、家の二階の窓の隙間から仔猫が出て来るのを見つけた。

  猫はトタンの屋根をおそるおそる歩いた。

  キョロキョロとあたりを見回し、信号を左折するおじさんのバイクにロックオンして固まった。

  うーむ。かわいい。。。全身全霊をかけて冒険しておるな。。。

  猫って上から見下ろすの好きだよな。ベランダとか窓からよく見下ろされている。

 

  ☆

 

  図書館で、ボブ・ディランの写真集をめくった。カッコイイわー。

  カッコイイわー^_^

 

 ☆

 

 つまり「視点」ってことなんですけど。

  どんな風に世界が見えるか、どんな風に世界を見るか、どんな風に世界をとらえるか、っていうのが8割なんじゃないかなーと最近思う。

  話をしても「どんな風に相手に思わせるか」ということで。相手が「どんな私を望んでいるか?」と観察して察するのが、文化。

  探り合いしながら、何もかもやっている気がする。

  映画館や美術館では「うわ、こんな風にこの人見えてるのか…」とクリエイターに共感している訳です。とりあえず無防備に委ねちゃいます無責任に。

 

  ☆

 

  ずっと「自分」のフィルターを通して世界を見ているので、たまには自分のスイッチを切りたくなる。

  森林官の人など時間軸が違うので面白い。

  おじさんのフィルターが「楽」である。

  変なおじさんがいたら是非友達になりたい。

  最近のお気に入りチャンネルは「宮田珠己」さんだ。「四次元温泉日記」筑摩書房、2011年。に抱腹絶倒している。

  それはともかく。

  

  穂村弘さん編集の「短歌ください」を飛ばし読みした。好きだったものをメモしておく。

  これらは穂村弘フィルターを通したものにさらに私のフィルターを通したものである。

 

  ☆僕の目に飛び込んでくるはずだった虫がレンズに跳ね返されている

  

  ☆カバーなく超能力の開発本読むOLと終点まで行く

 

  ☆カードキー忘れて水を買いに出て僕は世界に閉じ込められる

 

  ☆悲鳴が聞こえた気がして掃除機を切るまたつける悲鳴があがる

  

  ☆ルーシーに「忍者っているの?」と聞かれ「少なくなった」と答えるわたし

 

  ☆ひとりでは買わないもので満たされたビニール袋をひそかに愛でる

 

  ☆間違えて手を振ったらば返された  だから君じゃない  と気付きました

 

 ☆バスの中わたしの好きな馬場さんが撃たれたようにうつくしく寝る

 

 ☆その妖精5人のなかにB型はいませんご安心ください

 

  ☆新人とすぐわかった閉店のアナウンスなのにテンションが変

 

  ☆同罪だ。魚肉ソーセージのビニールを咬み切るわたしと見ているあなた

 

  ☆君が好き剛力彩芽よりも好き剛力彩芽はその次に好き

 

  ☆本当に一瞬だけ寝たときに垂らした涎だから大丈夫だから

 

  ☆誘わなきゃ二万八千五百円出して浴衣を買ったんだから

 

  ☆前の晩サンドイッチにしてくれと言ったばかりにはさまれた鮭

 

  ☆贅沢な大きな海老を前にして  宇宙の虫!と叫んだおまえ

 

  ☆おとといをおとついと言う知らぬ人お願いだから普通に言って

 

  ☆迷彩のブラジャー着けたきみといてなにがなにをなにで隠したいのか

 

  ☆とてもよく似合ってますと店員がほとんど裸の人間に言う

 

  ☆ペットボトルは月に照らされ整列す猫の嫌いな人の住む家

 

   ☆図書館の棚を倒して海にして好きな言葉を獲りたくなった

 

  ☆またカレーかよと思った俺にまでおいしくしてくれてありがとう

  

    

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  土瓶蒸しにはスダチ、

  愛想の悪い猫もツナ缶