「この世界の片隅に」をみた。

  好きか嫌いかで仕分けするなら「大好き」に分類します^_^

  始まって5分くらいで持っていかれました。すずさん可愛い。前評判で、不思議ちゃんキャラっぽいから好きじゃなかったら困るなぁ…と怖れていたのですが大丈夫。じぇじぇじぇの能年玲奈・のんが苦手だった私でも大丈夫。すずさん可愛い^_^広島弁も上手でした。

  オープニングからして待っていかれてでも「泣ける」とかいう言い方が嫌いなので、決して泣くまい!と意地になった。心で泣いてましたけど(        じゃあ素直に泣けよ…)戦争が背景にあるので感動モノっぽいけど、私の中ではすずさんの日常生活が中心です。クスクスと笑えます。

 

  いやー、映画見終わって書店に行って原作3冊買って読んでしまいました。原作いい!!!こうの史代双葉社です。

  いやー、いい。。。じぃんとしちゃいます。

  コボちゃん的な日常のオチがあり、友情物語あり、恋愛関係あり、絵本的なファンタジーあり。笑えるし明るいけど、命の話もある。切ない。すずさんは優しくて素直で賢くて強い。

  上巻の始まりに手書きで「この世界のあちこちのわたしへ」とある。ひそやかである。親密な気分になって嬉しい^_^

  何度も読みたくなる。

 

  こういう戦争作品なかったよなぁ。時間が経ったから描けたのかなぁ。

  原作の方、エライ!!!

  是非。映画館に行って、それから原作も合わせて読んでほしい。

 

  f:id:sprighascome:20170109233313j:image