漂うことはできる

  今まで私がしていたのは「沢歩き」

  昨日私がしたのは「沢登り」です。

  だからまぁ、「え、ここ行けるの?」っていう所を歩いてきました^_^

  

  裏匹見峡、島根県

  7月22日土曜日。隊長はS山岳会の会長さん、時々ご一緒する美人のくーちゃんと私、3人で沢を渡ります。装備は足りない物を借りました。ハーネスとライフジャケット。朝に借りた時は「これ、邪魔くさいなぁ、使うのかなぁ」と思ってました。

  最初から足が届かない深い淵を突破。ぅう、あって良かったー。

  ぴたっと壁にとりついたら、へりに沿って進み、滝の横をクライミング。「あらー沢登りっぽいじゃないのー」と余裕かましてたら、隊長はどんどん進んでいく。

  途中、コテージの前で沢で遊んでいる家族たちにジロジロと見られ(見るよねー、何してるんだ?って思うよねー)淵→滝→淵→滝→淵→滝→淵→滝→淵…、と繰り返し。水は青、エメラルドグリーン。一気に深くなるのでたまにビックリします。思ったより水温があって寒くなかった。風もなかったし。水の量は多くもなく少なくもなく普通くらい、らしい。

  ジブリの森みたいな苔だらけの世界。岩の上から水が湧き出して渓流に落ち、修行できそう。高千穂峡みたい^_^カッパもいそう。賑やかな滝を突破するたびに、静かな淵が広がっていて思わず(ほぉ〜…)となる。

  くーちゃんと私はニコニコである。隊長もニコニコしてる私たちを見てニコニコである。

  ぬるぬるするのでよくこけた。まぁ水の中だから大丈夫。

  くーちゃんはよく落ちた。流されていくけど、どんどん流されるわけではなくへりに流れつくのでまだ笑ってる。

  怖いのは大きな岩のクライミング。ロープで補助してもらった。

  

  上流に行くほど岩も大きくなるし、水流が強くなった。滝が大きくなる。

  二回ほど休憩をとって結局ゴールの淵に着いたのが3時間後。10時に出発、13時着である。握手した。

 

  ゴール地点でラーメンを作って食べた^_^

  美味しかった^_^

  また遊びに行きたいな。

  いちばん気持ち良かったのは、仰向けでただ浮かぶこと。ライフジャケットを着ているので楽ちん。大の字になれます。

  

  くーちゃんと「自然には勝てないねぇ」と笑う ←重量に従って落ちる。←水の勢いに負けて落ちる。←年齢と共に落ちる。

  しかし浮かぶことはできる。漂うことはできる。

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  帰ってみると足がアザだらけ。肩や腕が筋肉痛、、、まぁ十分冷やしているし。初期対応には問題なし

 

  楽しく遊ぶには体力も必要

  山登りをするには暑い夏。夏は沢登りがいいなぁ、、しみじみ。