2-3、私が欲しかった言葉

 職場復帰して2日が終了しました。

 わからなくて困ることとか、少し緊張することはありますが、今のところ順調に慣れていってる感触です。

 

 復帰前のご挨拶の時に、担当部署部長がえらい厳しい言葉だったので覚悟して初日出勤したのですが、本部長がすごく優しい対応でした。

 朝、挨拶に行くと「5時で帰るんだぞ!」と強いお言葉。「4時50分から片付けを始めて、5時のチャイムがなったらサッと立ち上がるんだ。立ち上がらなければ、見に行くからな」(そして本当に4時50分に様子を見にきてくださいました^_^)

 「5時に帰れるように頑張ります」と答えたら「頑張るな。頑張るのはダメ!」

 

 仕事をしてたら本部長が側に来て、「あなたが病気になったのは、あなたのせいじゃない。仕事を休んだのも、あなたのせいじゃない。なりたくてなった訳じゃない。あなたの傷は、松葉杖をついたり骨折したり、他の人から見てわかりやすいものではない。自分にしか、わからない。だから決して無理してほしくない。自分が大丈夫と思っていても、確実に、仕事に慣れていってほしい。少しずつ、確実に。」という内容を、ゆっくり確認しながら私に話してくださった。

 本部長がそんなに気にかけてくださるとは思わなかったのと、その言葉の内容が実は私が欲しかった言葉なんだなぁ、とじんわりした。私が職場の人からかけてもらいたかった言葉。

 残業しても、早朝出勤しても、入院前に仕事を終わらせることができなかった。引き継ぎもソコソコに、逃げるように帰った最終日。迷惑をかけてしまって申し訳ない、が先に立って引け目を感じていた。他人から実際にこのように声をかけてもらったら、こんなに嬉しいものなのかと少し驚く程だった。

 

 電話をかければ(とれば)、いろんな人が復帰を喜んでくれる。副本部長や人事の人も声をかけてくれる。

 さりげなーく、復帰しようと思っていたので、こんなに反応があると思いませんでした。

 暖かく迎えてもらって私は幸せです。

 無理せず、確実に仕事をしていこうと思います。

 

 f:id:sprighascome:20220118194213j:image