梅の枝。

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  先々週にみた梅の花。
  出し惜しみした
  ^_^

  八重咲き、バラ咲き、変わり色、、、種類は増えたけれど、一重咲きの白がやっぱりいいと思います。

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  梅は蕾がかわいい。香りが清廉としている。冷たい空気に凛とする感じがよい。

  
  季節の順番では、ウメ・モモ・サクラと咲く。いちばん寒い頃から咲くのがウメ、緩みきってサクラ。

  剪定の話をすれば(ウメ切らぬ馬鹿、サクラ切る馬鹿)という言葉がある。
  ウメは枝がばんばん出て間引きをしなければゴチャゴチャになって大変なことになり、サクラは切った切り口から病気になることがあり無闇に切ってはいけない、ということです。切り口に塗り薬を塗れば、大丈夫ですけど。

  しだれ梅・しだれ桜は関東ではあまり見なかったけれど、樹齢千年を数えるような梅や桜は(しだれ)が多い気がする。
  山形の三春の桜を見に行ったことがあるけれど、立派な木肌だった。(花の季節を外してしまった)桜は、あの独特の木肌が妖しさを醸す。日本画の桜のようにスッキリした若々しい健康的な桜も良いけど。岩のような木肌の青味がかった黒い色は、薄い花の色を浮きたたせる。堂々としたしだれの枝の、その下に立ちたい。

  …と言って。
  やっぱり棒状の空に向かってゴチャゴチャと伸びる梅の枝が好きだ。
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ちょっと離れて見るのもいい。


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  まだ冬の空気の中で
  そこだけぱっと明るい

  パキパキと音がしそうなほど真っ直ぐな枝に、色をのせている

  まだ春を見慣れない私たちは、これからくる春の花色を予感する
  色鮮やかなことだろう

  それでかなぁ?
  生まれたての動物が世界を眩しく感じるようなものだろうか。
  咲き始めの、シンプルな白の一重咲きがとても梅らしいと感じる

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