2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「3つかぞえろ」をみた。

レイモンド・チャンドラー原作。大いなる眠り。ハンフリー・ボガード主演。 「男は強くなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格はない」でお馴染みの探偵フィリップ・マーロウ! テンション上がってしまいますね! 白黒で、ゴージャスな映画でし…

天上の花

鎌倉の寺であったか、京都の寺であったか、もしくは夢であったか定かではないが…、 どこかの寺でスズランの大鉢をみた。あまりに見事であったから、思わず参拝者の目につくところに置いてみた、という風情であった。鈴なりのスズラン。駄洒落のようだが、こ…

至福

よ、ろ、こ、び。

小さなサークルから

1人の気やすい人から、小さなサークルができる。 その人を中心として、その人の関わりのあるもの、興味のあるもの、由来するもの、いろいろとひろがっていく。 付き合いが続くと、たえまなくそのサークルもひろがっていく。 私は暗い部分で人と繋がりたくな…

「さらば冬のかもめ」をみた。

原題はthe last detailジャック・ニコルソン主演の70年代のアメリカ映画。 ネタバレあり。 ベテラン水兵のジャック・ニコルソンが、もう1人の相棒と、8年の服役が決まっている少年兵を監獄まで護送する話。少年兵は不器用で純朴、内気で自己主張ができない…

瞬きの間に

美しいものに見惚れるということは、なかなか贅沢なことです。 私はよくぼんやりと何かを眺めたり見つめたりしますが、相手にしてみたら「どうしてそんなに?」と困惑していることでしょう。事物ならまだいい。雲なり絵画なり茶碗なら意識はないから、飽く…

理由なんかない

自分の意識のうちに、クールな部分とホットな部分がある。 クールな私は外側の私。美意識の私で、空気を読む私。批評する私。 ホットな私は内側の私。悪趣味な私で、空気を読まない私。野蛮でズボラな私。 美意識はこれはしない方がいい、こうあるべきでは…

陽に透ける花

ツツジ満開。 33箇所の大岩に観音様が彫られている霊場である。その入り口の登山道。 天気もよく、山に吹く風が気持ちよかった。 山桜、藪椿もそろそろ終わり。ツツジが満開。藤の花がそろそろ咲きそうであった。

毎晩の儀式

毛づくろいする猫を見るのが好きである。 大島弓子さんがよく猫の漫画を描いていて、その中でやはり猫の毛づくろいを眺めている描写があるが、気持ちがよくわかる。 猫は私のことなんかより私の布団を愛しているのである。

ソウルフル

http://youtu.be/wCZsjp1zXcw 思い出の中に生きるあなた。

熊の鈴

引き続き考えているのは、心のドアノックの仕方です。私は気軽にこんこんと叩くタイプですが、相手はドアの内側で耳を塞いでいるかもしれませんね! 気をつけなきゃいけないのは、相手は自分ではないということ。 当たり前ですが。 意外と忘れがち。 相手の…

「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」

どんな場面で、どんな人に向けて言うセリフでしょう。 これってでも、言葉を大事にしてるからこそくるセリフだと思います。 しゃべってしゃべって、しゃべり尽くして、お酒呑んでしゃべって、あんまり素直にしゃべりすぎて恥ずかしくなってお酒のせいにして…

尊敬してます

http://youtu.be/w72JuZ0CuCI 歳を重ねていくにつれて、ヒットを重ねていくにつれて、ハードルはあがっていくものです。 もうこれ以上は飛べないだろうとどこかで諦めたり、風が強いとか太陽が眩しいとか他のものを言い訳に使ったり。疲れたり。 アルバムタ…

ふっくらとした笑い

YouTubeで最近落語など聞いている。 寝る前に聞き始めると、すごい早さで眠ってしまうのですけど。エムワンみたいなかぶせてかぶせてかぶせての怒濤のようなボケツッコミに、ちょっと疲れて。 和むんですよねー。 昔からラジオを聞くのが好きでした。 本屋…

ひみつの花園

『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』で有名な矢口監督の、『ひみつの花園』という映画が好きである。 西田尚美さんの顔がいい。もちろん表情とか演技なのだと思うけど、好感がもてる良いお顔をしてらっしゃる。 終始たんたんと目的のために努力…

晴れた日の花

椿陽にすける花びらの柔らかさ

ドアをノックするのは誰だ?

村上春樹の短編で、自分にとって100パーセントの女の子に出会うのだけど、どのように主人公にとって彼女が100パーセントなのかうまく説明できる自信がなく、言葉も交わさずすれ違うという話があって、それが私にとってすごく象徴的で忘れることができない。…