2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

暗く細い道を歩く。

(共感する)とか(同意する)とか。プラスの言葉だけど、私にはちょっと難しい言葉だ。 「そりゃそーだ」と思うことには、そこまでアツク同意はしない。あまりにも正しいことは、あえて言う必要もない。 大きな声では言えないこと、もしくは自覚してても言…

時事ネタ禁止。より抽象的な言葉でつぶやいてください。

ツィッターのルールをこのように↑決めてもらうと、私は大変嬉しいし、腕まくりして参加すると思う。 例えば、…⚪風向きが変わったと喜ぶのはよいけど、そんなに風まかせなのか。⚪何から手をつけたらよいのかわからないという状態は、なんでも良いから手をつ…

連打。

うぅむ。 唸る。 『花ざかりの森・憂国』三島由紀夫、新潮文庫。を読み終えて。ぱらぱらと読み返して。やっぱり凄い短編集だと結論した。 三島由紀夫本人が「もはや愛さない」と言い切る「花ざかりの森」を除いて、完成度が、純度が高い。(「花ざかりの森…

江戸エコロジー。

江戸の地図をみると、農地が広い。武家屋敷の庭も広い。朱引内(江戸城を中心に、品川大木戸・四谷大木戸・板橋・千住・本所・深川以内の地)の、おそらく七割くらいが緑地、農地、庭園だった。 今の東京からは想像できないけれど、そりゃそうだ、江戸は緑…

午後12時半。山と谷を超え、道路上のイガ付きの栗を避けて運転したらかなりな暴走になり、けれど他に車もいないのでヨシとしたがこれがヤバイくらい楽しく、落ち葉までよけて暴走しながら、予約注文した豆腐のことを考えた。

渡辺さんのお豆腐。 渡辺さんのお豆腐は、手作りで、決まった分しか作りません。前日に注文しておいた。お客は、自前のお鍋やタッパーを持って行って、入れてもらう。一丁、130円。木綿。水も違う。蛇口の水ではなく(魔法の水)に浸かっていて、大切そうに…

午後12時半。山と谷を超え、斉藤和義の「僕の見たビートルズはTVの中」を大音量でかけながら車を運転し、もうすっかり秋だなぁと感じいって、ぼんやりと考えたこと。

『花ざかりの森・憂国』三島由紀夫、新潮文庫。を、読んでいる。 三島由紀夫自選の短篇13編で、解説も三島由紀夫本人が書いている。 短篇のくせに濃い。スケッチのようなものもあるのですが。 『詩を書く少年』は三島本人が十五才の頃に出会った命題だろう…

夕方6時。川沿いのサイクリングロードで、暮れるのが早くなったなと思いながらジョギングをし、ぼんやりと考えたこと。

私は広い処が好き。 海とか砂丘とか飛行場とか港とか。山のてっぺんも、見晴るかすことができるので好き。同じ意味で、観覧車のてっぺんも、飛行機からみる窓の外も好き。 地平線や水平線が、まあるくカーブしているのを見れたら幸せ。 鉄道の旅は、広いこ…

花を供える。

昨日は墓参りをした。 知らない祖先の墓だけど、花を供える。 私の父方の墓。 父の母、父の兄弟の嫁が其処にいる。生前の彼等を私は知らない。 父の先生の墓も近くにあり、花は供えないが、手は合わせる、花筒に水を足す、水をかける。 今年は暑かったね、…

寝返り。

足先に猫があたる歓びを、どれだけの人が知っているだろうか。 それは恋人とつないだ手と手で、なんとなく通じるのに似ている。

心のしっぽでバランスをとる。

私たちには、しっぽがない。当たり前ですけど。 猫や犬や狸や鳥や…、猿にもある。 腕や脚に比べたら、必要か不必要かと分類したら、そんなに必要ではない。指もついてないし。 バランスをとったり、ぶんぶん振り回したり、ピンと立ててみたり、巻きつけたり…

鳥取県。

昨日、植田正治写真美術館に行った。 とても好いところでした。 是非に、行ってみてください^_^ついでに三徳山の投入堂も行った。 ……、ついでに行くようなところでもないですが。 楽しかったです^_^

赤、というより朱。

トイレを借りようと思って、ぷらぷらと山里加工直売所まで歩いて行った。 歩いて行くにはちょっと距離があったのだけど彼岸花が綺麗だったので、誘われるような散歩になった。 彼岸花の赤って、何かに似ているとずっと思っていた。鳥居の色かな?と思いつい…

鳥の気持ち。

サギ。シラサギとアオサギがいるのだけれと、こちらはアオサギ。 田んぼが好きなんですけど、川とか沼にもいる。カエルや小魚を食べています。米農家は田植え直後のサギを嫌います、苗を踏みつけるので。 見るとゆっくりゆっくり動いて、ピタッと置物のよう…

風に吹かれて。

今日、お客様の乳首が透けていた。 お姉さんではない^_^ おじいさんである。 どこで買ったのかわからないような、ポロシャツ?白、襟付き長袖なのだけど、ガーゼ? 麦わら帽子の、ぴんぴんわらが飛び出ているものをかぶり、 セカンドバック。 下半身、足元…

人間。

『ぴんぽんぱん ふたり話』瀬戸内寂聴、美輪明宏、の対談集を読んだ。 戦前、戦中、戦後を知っている(!)二人は、叩き上げの怖いもの知らず。しかもスピリチュアルな世界とも親しい。飛躍が素晴らしい。気持ちいいくらい飛んでくれる。お互いがお互いに触…

時間を超えて、逢いにいく

http://youtu.be/GRErWhLcskY 生物が死ぬ時、原子が、パールのネックレスの糸が切れるように、ぱらぱらと、離れてしまうのですって。 肉体が其処にあっても。 素粒子レベルで、何かがぱらぱらと、はなればなれになる。

ちょっとした悪夢。

例えば文庫本を手にとって。 私は本文を読む前に「絶対に」解説やあとがきを読まない。 読書の後に、解説やあとがきを読んでそぐわない事もあるからだ。 解説者の名前を見ただけで、読むまい。と決めることもある。 もちろん、その解説やあとがきがあって本…

一日が潰れてしまった。

昨日の夜から『季節の記憶』保坂和志を読んでいる。 ちょっと読んだだけで〔この本は私にとって大事な本だから、明日一日潰しても構わないから、読み通さなければ〕と直感し、妙な使命感に駆られたのだけれど、……、進まない^_^ バーっと読める人っているの…

ただいま営業中。

先週は梨を買いに出かけた。 今年は暑かったので甘い。ただ雨が続いたので少し色が悪く、小さな傷がついている。でも味は良い。 今日はりんごを買いに出かけた。 八月の山口島根集中豪雨で、流されてしまったりんごの木もあるのだけれど、道を隔てたこちら…

赤と「オレンジ」

http://youtu.be/epgHj1WSsQc ちらほらと 彼岸花が咲きはじめた なんで彼岸花は暑くても寒くてもお彼岸頃に咲くのでしょうね。 とても不思議 種田山頭火の自由律俳句で 彼岸花の赤があるだけ みたいな句があったけど、(それであっているかどうか、ちょっと…

傷だらけの時代

「中立」と「自立」は違うものなのだけど、ちょっとだけ似ている。 「中立」は、「無関心」ではなく、「客観視している状態」でもなく、第三者として、それぞれの立場に立つこと。「客観的思考」と違うのは、第三者としての意見を期待されること。調停に必要…

「今日の日はさようなら」

マスターの話。 マスターは普段は泣かない。 ある時、私が音楽に感動して泣いたら、マスターももらい泣きした。皆に「あ、マスター泣いてる!」と囃し立てられた。 私が泣いてるのを見て、マスターは途端に泣けてしまったらしい。お互いを指差して泣いた顔…

言葉の癖。

もうみてないけど、朝ドラのアキちゃんが流暢な方言を操るのに、ものすごく違和感があった。ネイティブスピーカーのように話すけど、もともとは関東出身という筋書きで。彼女が標準語をすぐに捨てられるのにも驚く。ラジオもテレビも標準語なのだから、ちょ…

空の色

最近気づいたことだけど、暗い空が好みらしい。明け方やら夕方やら星空やら。 ピーカンや虹の空も悪くはないけど、ずっと眺めたりしない。 遠くにあがった花火なんかも好きだ。ピンポン玉くらいのサイズの。 いつか夜の飛行機の窓から下の方に花火を見つけ…

「ガープの世界」をみた。

ロビン・ウィリアムズグレン・クローズ ジョン・リスゴー出演。 ジョージ・ロイ・ヒル監督。 映画っていいなぁー……、とぼんやりとし、 次に選んだのがコレでした。 間違いなく、いい。 コレの良さがわからない人は、映画に向いていないと思う。他のことに時…

天才バカぼん

阿部さんの話。 阿部さんはうちの事務所の臨時職員。定年後に再就職した形だ。63歳、女性。営業。給料プラス出来高報酬、ボーナス付き。有休有り。盆と正月休みも有り。定年前よりは収入は減っているかもしれないけど、わりとフルで働いている。 阿部さんは…

言葉は信じなくてもいい。

何と言ってよいか、わからないけど。 本当に助けが必要な人というのは、多分、「自分には助けが必要だ」という自覚が、ない。 まだ大丈夫。と思っていたり、 自分よりも悲惨な人は他にもっといると思ったり、 無思考状態になっていたり、 他のことに集中し…

ひねもすのたりのたりかな

春の日の夕方の海水浴場にて。 広い砂浜で寄り添っている猫二匹に私は心奪われる。 兄弟猫なら仲良しもわかる。でもこの二匹は毛並みからして兄弟ではないだろう。なんでそんなに仲良しなのー!ぴったりくっついて可愛いらしい。私が近寄っていっても、逃げ…

映画の話をしよう。

そもそもブログの文章を読んで「明日観る映画を決める」という映画ファンって、いないと思う。 本当の映画ファンは個人のブログではなく、制作者(監督、俳優、演出、脚本)で決める。 評論家の話は参考にするかもしれないけど、話題になってるような作品な…

明日は忘れずにキュウリを持っていく

昨日の夜なんかは寒かった。毛布を出した。 ここ何日か警報が出続けている。雨がどんどんと降って空気もどんよりとして、気分も滅入る。川も警戒水域。 この辺りの稲も、これから熟す段階なのに雨に打たれて倒れてしまった。全部ではないが、タイミングの悪…