歳を重ねていくにつれて、ヒットを重ねていくにつれて、ハードルはあがっていくものです。
もうこれ以上は飛べないだろうとどこかで諦めたり、風が強いとか太陽が眩しいとか他のものを言い訳に使ったり。疲れたり。
アルバムタイトルの『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』もいい。収録されている曲、全部がいい。
岸田繁のハードルは毎回アルバム出す度にあがっていくけれど(毎回最高傑作なので)、魔法のじゅうたんで飛んでしまってます。
同年代なので、『ワンダーフォーゲル』の頃、私は大学生。『赤い電車』に乗って通勤しました。『ロックンロール』は最高傑作でこれ以上はないだろうと思っていても、アルバム『ワルツを踊れ』とか出しちゃうもんなぁ。すごい‼
辛い時期もあったのだと思いますが、ずっと歌っていてくれて嬉しいです。
同じ国に生まれ同じ時代に生き、一緒に歳を重ねられることが、私の悦びです‼