風のない、あたたかい夜。星が明るい夜です。
ホタル的に最高に良いコンディションでした！
近所の田や川ではなく、ホタルの名所と言われている所に行ってみました。車で２５分ほど行ったところ。国立公園の近くの、ダムを堰き止めている小川。街灯はなく、静かな場所。闇です。
カエルも狂ったようにないてます。
人懐こいのが一匹、ずつと私の左手にとまっていました。
草や木にとまっているものは少なく、空中に飛んでるものが多かったです。まさに浮かぶように。自分自身が星空に浮かんでいるようでした！時々、つぃつぃっと元気なのが流れ星のように流れる！うおー！スゴイスゴイスゴイー‼
同期している、と専門家は言うんですかね？たくさんのホタルが呼吸を合わせるように光の強弱を合わせるのです。そろって光るとステキなのです！
見物人は他にもいるけれど、闇は深いし、みんな小声で話すし、雰囲気を壊すモノは全くナシ！素晴らしい！静寂の中、大量のホタルばかりが賑やかでした。
この関水のホタルに気を良くして、近所の高校の裏の土手もみに行きました。金八先生の荒川の土手のような所。ここも凄かった！ここは見渡せるので、遠くのも近くのもいっぺんに視界に入る。一体何匹飛んでいるのだ？うるさいほど飛んでいた。ただこのポイントは、街灯の灯りが残念なのです。これさえなければ絶好の感動ホタルスポットなのに…！
… 気を良くしてもう一カ所。県道沿い、人家のない、山に向かう道にかかる橋。ここは格別闇が深い。そして誰もいない。やっぱりホタルが大量発生していた。しかも人懐こい。かわいい。カエルの声が聞こえない。橋は高い所にかかっており、水量も多い。
ドウドウと流れる水音と、深い闇と、ほよんほよんと浮かぶ大量のホタル！
かなり宇宙っぽい！イイぞ！
どこもかしこも静寂で、賑やかなホタル旅行でした。
