「ノーカントリー」をみた。
青白い顔のハビエル・バルデムが幽霊でも化け物でもなくなる瞬間が、ほんの何秒間か、ある。
そこらへんが妙、、、。
〈妙〉というのは褒め言葉です^_^
コーエン節、効いてます。
おじさんたちの殺し合いムービーなワケですけど。
良い出来です。
(ガイ・リッチーの「snatch」は‘チャンバラ’だった)
「ノーカントリー」は‘スリラー’だ。
恐怖から、爽快感リズム感を抽出するのではなく、恍惚感を抽出する。
息遣い、、、、
ハビエル・バルデムのイラつき。ゾクゾクします^_^
靴の先っぽがとんがっていて、汚れていないかいちいちチェックするのも。ソファに深々と座っているのも。光の中にいる姿も。
いいですなー。ヨダレが出ます^_^
ペネロペさんの旦那様ですな。
「夜になるまえに」で亡命するホモの詩人でエイズで死ぬ役を演じていた。キワいですな。
いいですなー
「シンドラーのリスト」をみた。
梅の枝。
憧れの庭。
庭があれば、是非植えたいと思っていたのがクリスマスローズ。この花↑
寒さに強く、花は下向きに咲く。奥ゆかしい。
キンポウゲの仲間。
花色は地味。白、黒(ワインレッド)、グリーン、黄色。この写真のような薄いピンクは珍しい^_^
スポット入り(花びらに点々を散らしたもの)、八重咲き、縁取り付き、、、そういう変わり咲きもある。
……なんで庭があるのに、是非植えたいと思っていた花を植えないのか?
ちょっとお値段が高いから。三桁の苗だとすぐに花は望めない、何年か待たねばならない。
花付き苗を買っても、土や肥料、日当たり、虫による交配によって、花色が変わることがある。大株のものは何千円もする。
なかなか切り花は花屋に出回らないので、露地物をいける楽しみはある。
そんな贅沢な花なのだ。
そうして、薄いピンクのクリスマスローズが偶然にも手に入り、ウキウキでいける。
はぁ〜、とため息。
私にとって、憧れの「庭」を象徴するような花だ。
もう少し時間とお金に余裕ができたら、私が気に入るようなクリスマスローズの株を探しにいこう
憧れていた庭じゃないか。