文化の日、スペインフェスティバルやってた、子猫を貰えるかもしれない

  ミレニアムを読んでいる。スティーグ・ラーソン

  ドラゴン・タトゥーの女というタイトルで映画になりました。

  なかなか惹きつけます^_^

 

  謎めいていて

  反骨で

  日常的な退屈があって

 

  強いのがカッコイイ

 

  続編があるのが嬉しい

 

  作者がすでに亡くなっているのが哀しい

 

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  今日の夕暮れ

 

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  落花生の収穫。

 

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  猫の兄弟

勉強と仕事と資格

  ふうむ。

  試験勉強をする事によってだんだんと仕事の全容が見えてくる。

  ていうか資格取ってから仕事した方がいいんじゃないか

 

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  中途半端に処理した書類を抱え、よくわからない後輩を抱え、やる気の出ない自分を抱え

  なんだか悪循環〜

 

  仕事がわかるようになったら面白いのかなと思いつつ、試験勉強しようかなと思っている。

  次の試験は11月11日

 

  あー、遊びに行きたい

 

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黄泉比良坂

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  黄泉比良坂。

  ホントにあるんだ〜、という感想。

 

  9月の終わりに旅に出た。

  島根県。松江。である^_^

  隣りの県ではあるけれど松江は思いの外遠かった。。。松江城もいった。玉造温泉にも入った。宍道湖もみた。しじみも食べた。

  良いところだな松江^_^

  ちょっと金沢っぽいです。上品な裏日本。のんびりとしています。

 

  足立美術館にも行きました。出雲そばも食べました。

  けれど思い出す時何故かこの黄泉比良坂が気になるんですよね。なんでもない岩なんですけど。

  鳥居があって。

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  あの世にいる人に手紙がかけるようになってます。

  ヤマモモの木もあります。

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  ハイキングコースみたいに看板が出てます。

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  ひぇー。

  あの世にいるあの人に会えるかもしれない^_^

 

  ☆

 

  神話の国。

  小泉八雲の記念館なども立ち寄りまして。ますます神秘的な光景を見たいと思うのでした。

  温泉につかって。

  なんだか生まれ変わるような気分になるのでした。

  自分なんてしごくちっぽけだと思うのでした。

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  小泉八雲いいな。

  最近、怪談噺にハマってます

 

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夜の光

https://youtu.be/j7CDb610Bg0

BUMP OF CHICKEN天体観測

 

ヤバー。

 

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こういうのって大人になっても残る切なさですね。

  星をみたり

  月をみたり

  雲をみたり

  山をみたり

 

  なんか、いろいろひっくるめての空だな^_^

 

  大人になったら忘れてしまうのかと思っていた

  大人になれなかったあの頃の。

  不器用な思い出

 

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  忘れてしまうのかと思っていた

 

  なにげない会話が

  

  影が

 

  笑い声と

 

 

 

 

    https://youtu.be/QswcSWJnqCc

  恋しくて  小沢健二

  

なんちゃって都々逸、秋、2017

☆雨のふる  稲の刈りあと  ささくれ模様  ぬしはどうしているのやら  

 

☆9月終わった気づかぬくらい  月空駆けてく 星の影

 

☆秋の空  思い出すこし後悔すこし  去年はひとり山にいた

 

☆わがままを言ってみたいと思いつつ  LINE送信  声がききたい

 

☆夕方の  きゅっと結んだ口紅の色  淋しき空の  燃える赤

 

☆私が勝ちね、あなたが負けね  はしゃいだ私がホントは負けです

 

☆5年たち  嘘みたいだと  思っているよ  ニッコリ笑って  自己紹介

 

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独断と偏見で決めろ!

  読んだ!

  『登頂  竹内洋岳』塩野米松、筑摩書房。2013年。

 

  相変わらずの竹内熱。

  プロ登山家の竹内さんが13座と14座に挑戦するあたりを重点的に書いています。

  私は立派な「にわかファン」です。ごめんなさい。予め謝っておく…さて…、えっと、誰に対して?^_^

 

  この本の書き手の塩野さんも上手です。インタビューと竹内さんの個人ブログと衛星電話での通話記録で構成されていて、臨場感があって読みやすくまとめられています。

  竹内さんのインタビューだけではなく、パートナーのインタビューもあるので、それがまた非常に良いです。竹内さんってもう突き抜けちゃってて、そして強いんです。強いからこそ仲間に対して言わなきゃいけない事もあって。仲間にしかわからないその場の状況とか決断とか想いってのもあるんです。弱いからこそ仲間に対して思う事もある。体力的に極限状態ですからお互い。それが「記録」として上手にまとまっているなと思いました。両者の本音、みたいなカタチで。表向きと葛藤と、尊敬と悔しさと嫉妬と憧れと、ノンフィクションならではの「記録」ですね。

 

  竹内さんにとって、多分、山にいる時は常に自己分析なんです。誤魔化せないんです。

  体力、集中力、判断力、エネルギー量。自己の体調は常に冷静に観察するようです。

  体外的な要素「こうだったらいいな(天候)」「きっとこうだったらこうしてくれる(パートナーに対して)」は、下手に期待しないんです。冷静に判断して、ブレるような時や迷う時は、あえて最悪な状況を想定する。

  その分析は客観性がなければ他者を説得できないので、最終的に自分の「感知能力」に寄るとしても、なんだかすごく公正な判断のように聞こえてしまう。おつげのようなもの。多分後からいくらでも分析したり解説したりできるけど、その場ではもう身体が勝手に反応するのかもしれない。

 

  8000メートルの世界。

  つまり、2900から3000フィート。飛行機が順調に安定して飛行する世界なんですよね。

  飛行機から自分が出ちゃったら、五分くらいで意識を失って十分くらいで死んじゃう環境です。8000メートルの環境に入って行ける生き物って、アネハヅルとインドガンと人間だけなんですって。アネハヅルは渡りのために上昇気流にのって、仮死状態になって、超えて行くらしいです。本来生き物が入って行けない世界です。空気は平地の三分の一。気温マイナス20度から30度。

 

  「行きたい」「行けるかも」「できるなら一緒に行きたい」

  そういう期待は持ってもいい。ただ登頂するだけならできるかもしれない。もし、登頂した後、死んでも構わないなら。

  8000メートルの死と隣り合わせの世界で仲間を亡くした経験のある竹内さんは、自分に対しても他人に対しても厳しい。リラックスしている時も真剣な時も、外面も内向きも、天気や自然環境も、全部ひっくるめて本当に行けるかどうか想像している。

  そしてやっぱり生きて帰ってこなきゃいけないんだ。

  https://youtu.be/5YQyvjdN_KY

 チョー・オユー  サミットプッシュ

 

  途中で竹内さんに「君はここまで。(僕が)帰ってくるのをキャンプで待っていてくれ」と言われた場面、壮絶すぎる。もしも私だったらと想像すると、情けなくて死にたくなるんじゃないか。けれどチャレンジした気合いとか悔しさとか恥ずかしさとか、その後の生き方に間違いなく影響するだろう。

  例えばイモトとか三浦さんとかシェルパひきつれてヘリ使って酸素使ってより安全に登山する企画もある。それなりのチャレンジだと思うし、ケガされたり死んでもらっては困る。まぁそれは登山というより(企画)です。サポートする人が多ければ多いほど、なんで山に登るのかという基本がボヤけてしまう。自分が登りたいから登るんですよ。文句言いながら登るくらいなら登るのを辞めたらいい。本当に。

 

  いやー、

  人間に生まれたんだから頑張らなきゃダメだな。なんにしても。

  情けなくて死にたくなるまで頑張らなきゃダメ。

  怖いくらいに綺麗な景色の中で。

  見たことのない世界で。

 

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美しいルート

  『だからこそ、自分にフェアでなければならない    プロ登山家・竹内洋岳のルール』小林紀晴幻冬舎。2014年。

  一気読み!!

 

  竹内洋岳さんは、日本人初、世界で29人目の8000メートル峰14座完全登頂したスゴイ人。テレビ番組クレイジージャーニーにもゲストで出てました。

  小林紀晴さんは、写真家。

 

  八ヶ岳天狗岳に一泊二日で2人で行く。密着インタビューとしたら贅沢だ。そして写真が綺麗だ。モデルのようにスラリとした竹内さん、超絵になります。

 

  クレイジージャーニーをYouTubeでみた時、「この人スゴイな…」というのと「この人ちょっと変だな…」というのが同時にあった。書籍で手に取ると、その度合いが倍増する。揺るがなさが凄まじい。スゴイのと変なのと軽やかさで、もう付いて行きたい、カッコイイ^_^オシャレなんですよね。スタイルって大事だなと思いました。

  多分、書き手の小林さんもヤラレちゃってる。予定調和的な一言なんか絶対くれないもの。こんな事きいたらダメかな、と逡巡してたりするけどそれがもうすっかりファン目線、私目線なんだもの。そうさせてしまうほど、なかなかにカッコイイです。キュンキュンです。思わずインスタフォローしちゃいました^_^

 

  もちろん14座の話もたくさん出てきて、そのひとつひとつが尋常ではない。クレイジーです。

  私が面白いなと思った章は「経験は積むものではなく、並べるもの」「社会や学校は8000メートルみたいなもの、適応できなかったら逃げろ生きるために」「人は死なないようにできている」「死んでいくことを記録しろ」「自分の足で下りてこないのは死んでいるのと同じ、だから下りるために下り直しに行った」「考え続けることによって自分を保つ」「美しいルート」

  山の話をしているようで、これは生き方の話だ。

  

  雨の八ヶ岳を登っているのに、なぜか竹内さんの靴は汚れないと小林さんは観察する。爪先も側面も汚れていない。腕の良い職人のように仕事が綺麗だそうな。

  「いつも、滑りそうだと思いながら、そっと足を置く。できるだけ平らに、まっすぐに」

  「足を上げる高さもできるだけ減らします」

  「足音が大きいということは、それだけ無駄に体力を消耗してることになります。雪山ではアイゼンで雪の上を歩いた跡をみると、わかります。足跡がきれいでない人は余計な体力を使っています」

  「(ふだんはメガネだけど山ではかけない)ぼんやり見えていれば大丈夫。足元ではなく、もう少し先を見ています。次の次の足を何処に置こうか考えながら歩いてます」

 

  興味を持って、好奇心のままに

  色々なものを感知して、「運」のせいにしない想像力を持って

  考えて

  未踏の地へ

 

  未踏の地へ、私も行こう

  

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