シーチキンの魔法。

  余命宣告された茶色の猫の話。
  先週手術して、余命一週間から10日と宣告され、今日がその一週間め。
  「今日死んでもおかしくない」

  「今日死ぬかもしれない」             だけど

    …あんまり死にそうじゃない

  …突然、パタリと倒れるのだろうか


  
  押し入れめがけて飛んだ。それで、落ちた。それで、恥ずかしそうに出ていった…。

  飛ぼうと思うのも果敢だし、、、飛ばないよ?普通。

  前の記事で「食べてない」と書いたのだけど、そのあとシーチキン缶を食べたのですよね…美味しそうにペロペロと食べた。…吐くかなぁ、と心配したけど吐かない。ハクハクと、舌なめずりして、幸せそうに。
  明日死んでも構わないよね、幸せだから
  長らえることは重大ではない

  それで爪研ぎしている
  (動物病院で爪切りしてもらってるのに)
  
  外にも出る

 後ろ脚の体温は低い気がするけど。
  私は妖怪猫吸い。存分に猫を吸う。http://sprighascome.hatenablog.com/entry/2014/02/04/204756


  どうか行かないで

  

  般若の顔で
  世界で私と二人きりだった
  
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