嫌いな町にも花は咲く。

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  私は下関の町があまり好きではない。
  なんか合わない。

  釜山を模した通りもあるけど、シャッターが目立ち(焼き肉ストリート)(コリアンタウン)と云うより(朝鮮)(在日)とか、そういう印象。
  差別というか恐れがある。

  「あの人は創価学会」と囁く時と同じテンションで「在日」とか「朝鮮」と囁く。

  キムチ買おうかなー、と気軽に入っていいかわからない。新大久保みたいにはいかない。

  時代かなー。韓流は終わったのか??

  後ろ暗さが残る。

  拉致のポスターも目立つ(関東にはなかった物なので私が過敏なだけかもしれない)

  唐戸市場、カモンワーフ、海峡館、タワー、、、、、惹かれないのです。
  今は良くてもサビレテイク姿が想像できるからかなぁ。
  下関…音からして良くないよね。
  壇ノ浦だし巌流島だし、耳なし芳一だよ!
  暗いでーす

  
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  ↑小次郎と武蔵ではない。
  源義経平知盛です。


  関門人道トンネルがあったので歩いてみました^_^

  関門トンネルの歩道。無料です。ただし原付バイクなどは有料20円。

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  わーい。

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  真ん中は境界線がある^_^

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  よし。あそこから来たんだ、、、と確認して折り返します。

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  橋。

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   ジョギングしている人や自転車を押す人も見かけました。下関はマラソンや自転車の大会をやります。

  そういうの、多分良いと思います。

  暗い歴史があっても地形的には風光明媚。

  日の山公園の展望台から、九州、瀬戸内海、日本海、巌流島、山口、全部みれます。

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  いい景色でした^_^

  ☆

  充電が切れてしまって写真はないのですが、下関より長府が好きです。
  土塀と路地がいい感じです。
  黄色の壁が風情あります。
  毛利庭園とか。
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  功山寺、博物館も好みです。


  たくさん歩いて疲れたので、温泉に行きました^_^



  

めんどくさ!


  唐突に、結論は来ない。

  継続的にやって来る、何事も。


  生まれて育って、出会って別れて、今に至るワケですから
  唐突に・劇的に何かが変わるワケはない。

  間違える事もある、もちろん。

  間違えても、まぁ、「間違えた」と思わなきゃいい。「のぞいてみた」とか「散歩」とか。

  素敵な道ばかり辿る人もいれば
  裏道ばかり辿る人もいる

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  「内定」を頂きました。
  20日までに、卒業証明書と履歴書を人事課に提出するよう文書で頂きました。
  先日、マークシートの一般常識(60分)と事務技能試験(60分)と役員面接を受けたのですが、なんというかウンザリします。大学生の時、就職活動にウンザリしていたのを思い出します。
  こうやって人の能力を測るのですね…。
  
  大学のホームページにいき卒業証明書を得るための手続きをしようと思っています。履歴書も書こうぞ。仕方ないなぁ!

  大学生の時だって、レポートの書き方を誰も教えてはくれなかった。
  面接に有利なメイクや所作なんかも、誰も教えてはくれなかった。
  (身につけておくべき)(常識的な)(あたりまえの)事なのです。
  (使える奴)だと思わせるために
  (得する奴)だと思わせるために
  密かに練習しておくべき事なのだろう。
  カラオケで恥をかかないために一曲は練習しておく、みたいな事。

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  自分を好きだったらいいのに、と思う。

  自分を好きだったらこんなにウンザリしないだろうな、と思う。



詩人になった先輩。


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  大学のゼミの先輩が「詩人」になっていた。Wikipediaに本名で載っていて、写真も相応に歳を重ねていた。

  そのゼミはアメリカ現代詩のゼミだった。
  卒論必須&春と夏の合宿アリの、わりとちゃんと研究する部類の体裁のゼミだったのだけれど、なにせ「アメリカ現代詩」ちょっと飛んでる感じの人が集まっていた。
  卒論のテーマはボブ・ディランとかヒッピー文化とかブコウスキーなんかが多かった。ビート族は外せません。ギンズバーグ、スナイダー、ウィリアムズ、バロウズ、…、研究しても「だから何?」と後ろから詩人達にドヤされそうだ^_^

   合宿していても夜中に騒ぎ過ぎて先生が「静かにしろー!」と怒鳴りこんでくるようなゼミ生達であった。
  先輩達の約3分の1がカンニングして落第していた。
  私達の代は卒論提出に約半数が間に合わなかった。
  落ちこぼれではないハズなのに、純粋な私達は「自由」に毒されてしまったのだろう。。。。
  いつだって先生は目をキラキラとさせ詩について語っていたけど、私達はどよ〜んと侵食されていた。先生がアガれば、私達はサガっていた。

  職業詩人のその先輩は、先生と同じく、目をキラキラとさせていた。
  そういえば学生の身分の頃から「現代詩手帖」という雑誌に原稿を寄せていた。誰もそれをスゴイコトとして扱っていなかった。
  
  今、思えば。
  彼は優等生すぎた。
  彼は批評ができるけど、パフォーマーとしては軽かった。もっと経験値の高い人ばかりで、彼の言葉は上滑りだった。
  観念でしかなかった。
  

  他の先輩達や同級生の卒論発表は、もっと独走的(独創的ではなく)だった。
  大概、先生に怒られていた。
  肩をすくめてやり過ごしていた。

  一体、何を学んでいたのだろう??

  
  ある意味詩を体現していた先輩達は、今はどうしているだろう?執筆活動を続けてらっしゃるだろうか?
  ……恐ろしくもある。。。

  そうして批評が上手な先輩は職業詩人となった。
  研究者や教育者ならともかく、詩人??
  ……それもまた恐ろしい。。。。

   本当に詩を望むところの人には評価されないだろうなー
  詩は、望む人のものなのに。

  
「この先、仕事がなくなることも、家がなくなることもあるだろう。
  だが、ここに綴った風景達はきっと僕を殺したりしない」と書いた又吉直樹さん。
  (言葉は自分を救うものではなく、)
 言葉は自分を殺さないものなのではないか

  なんというか、下着くらいの役割しかないと思う。

  
  

snow walk

  (そういえば昨日、雪まじりだったな)と登り始めて思い出した。
  山には雪がつもっていた。
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  私は関東育ちなので、つい雪を喜んでしまう^_^
  午前11時頃だったので、ぽたぽたと雪の溶ける音があちこちから聞こえてくる。
  奥の方で、トシャーっと枝から雪が滑り落ちる音もする。

  半分溶けた雪の道は、ズシャズシャという音をたて、
  まだ溶ける気配のない雪の道は、カシュカシュという音をたてる。
  滑ると(間違いなく雪だ)と思われて、雪をホクホクと実感する。
  何故だか、雪が凍りついたシャーベット状のモノによって滑ると、若干腹立たしい。雪で滑るのは良くて、雪の氷で滑るのは良くない。
  
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  雪化粧。キラキラ光っておりました。
  湿度も高めで肌も喜んでおりました。

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  山頂。見晴らしが良い^_^
  途中の山道からもてっぺんにいる人が見えるらしい。
  途中で私が追い抜いたオバちゃん達が、帰り道で会った時「さっき見えたから手を振ったんよ」と仰っていた。私は気づかなかったけど、是非、手を振り返したかった!
  このオバちゃん達、割烹着で登っている。(靴はそれなりのを履いている)
   たまに笛を吹く(多分、熊よけ)
  山口ではオバちゃん達が散歩がてら山に入るけど、この「割烹着で登山」って結構珍しいのではないか??
  「オバちゃん」と言っても推定65〜75歳。この辺りの老人達は元気なので、「おばあちゃん」と言うには80くらい。
  
  
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  小鳥ちゃんもたくさんいた。
  エナガヤマガラが集団していた。
  とても可愛かった^_^

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  隣に小川が沿っていて水音が良い。
  
  あまりキツくない割に癒やされ度は高め。
  雪道は、いつもより慎重になる。
  雪道は、音が楽しい。
  
  

もっともだいずなこと。


  もっともだいずなことを見失わなければ大丈夫。

  もっともだいずなこととは、自分が何をやりたいか?ということ

  (誰かの為に)でもないし
  (世間的に)とかでもない。

  いい学校に入ることでもないし
  いい会社に入っていい給料もらうことでもないし
  いい結婚をすることでもない

  何を学んで
  何を成し遂げて
  何を残すか、…ということなんじゃないかと思う。

  仕事で成し遂げた人は、自分がやりたいと思った事が個人的なやりたい願望だったとしても、結果的に社会貢献になっているだろう

  学問で成し遂げた人も、個人的な知りたい欲求から始まったとしても、結果的に社会貢献になっているだろう

  結果的にうまく収まるハズなのだ

  

  生きて死んでいくだけ、、、という人はいない

  食べて消化して、熱が生まれるハズなのです

  
  自分がまず幸せになること
  そうでなければ、誰かを幸せにすることなんかできない


  今日は節分

  鬼は〜外!
  福は〜内!


  だいずなことは、外側ではなく内側にある!

  ^_^


  
  

夜に聴く




  朝型か夜型か?と聞かれたら、自分は真夜中型…、と思う。

  シャキッと朝に起き出してパパッと仕事に出かけて夕方に待ち合わせてオツカレーなんてビール呑むけど。
  
  喧嘩して一人でお酒なんか呑んでたら、じわっときてしまう。

  そんで怒りながら風呂に入って音楽とか聴いて、
  カッカしたり、しゅんとしたり、旅立ちたくなったり、友達に電話したくなったりして真夜中をやりすごす

  んで最終的に音楽に結論を出してもらう

  真夜中の私が本当の私。

  昼間や夕方に会う人でも、つい真夜中の自分がはみ出して出て来てしまう人というのはいるけど。

  ブログでもたまに真夜中の自分がはみ出してます^_^

  本当に泣けることがありますか?
  

  涙活とかって、ききますけど

  私は「愛」とか「死」でないと泣けない。
  それしか泣く理由はないだろう

  「愛」も「死」も身近にある。

  

    そんな風に皆ガンバって生きてるんだな、と思うと、そういうのも涙に変わったりする^_^

  とにかく、真夜中にほどけてます


    ほろほろに


  




ふと思い出す




  ↑サイモン&ガーファンクルのこの曲

  子供の頃、作詩の課題で「僕は石だ」という詩を朗読した男の子を思い出す。
  大人しくて、身体が大きくて、のんびりした子だった。

  ひねくれて自虐的でもなく、周りの友達に牽制する訳でもなく、
  淡々と自分の事を石に喩えた。

  自分は無口でおしゃべりをしない、
  動きもノロい、
  でも「硬い」んだ、…という内容だった

  強い、とか、動じない、とかじゃなくて「硬い」というあたり
  自己表現としてアッテイルなぁと思った。

  サイモン&ガーファンクルは、友達なんか要らない、本が自分を守ってくれる、みたいに唄っているけど
  聴くたびに切ない

  その純朴さも、守るべき自分も、
  かつて私自身が持っていたものだからだと思う。

  石だった男の子は、どういう大人になっただろう
  
  砕かれたり磨かれたり加工されたりしても、その「硬さ」は保っているだろうか



  砂のようになっても硬かったら、逆に変幻自在で良いと思うな^_^