8羽渡来中ということだったけれど、2羽しか見えるところにいなかった。縄張り意識の強い鳥なので、先に来た2羽が、後から来た鶴たちを追い払ってしまう。
警戒心が強いので鶴のエサ場は立ち入り禁止のロープが渡してあり、写真を撮ったり観察する場所も決まっている。監視員のおじさんの説明だと、毎朝早い時間にエサを追加しに行き、週に一度はドジョウも放流するらしい。
すごいなぁー、さすがに天然記念物。
↑郵便局の隣に置いてあったナベヅルの像。
なんか雑、、、。
ナベヅルでマチオコシをしたいのだろう。看板もあるし、電柱にポスターもあるし、ナベヅル資料館もある。ナベヅルのパンフレットもある。ナベヅル募金もある。ナベヅルのツィッターもある。
ナベヅルは九州の出水にも渡来する。そちらは大賑わいなのである。縄張りなんて言ってられない。うじゃうじゃいる。
こんなに保護してあげてるのに、なんでこちらに来ないのだろう。大都会に憧れる若者たちが、村を出て行ってしまうような気持ちなのだろうか。若い鶴はこちらにやってこないと監視員のおじさんが嘆いていた。そりゃあ、つがえないもの。相手を探せないもの。仕方がないよねー。
ナベヅルはカップルになると一生添い遂げるらしい。
(オシドリ夫婦)仲のよい夫婦をそんな風に言うけれど、実際のところオシドリは一年限りのカップルらしい、、、、。本当のオシドリ夫婦は、実はナベヅル。
なんだか寂しい気持ちになった。
2羽しか見えないし。縄張りとかしちゃうし。保護してあげてるんだから、仲良くしなよぅ。
せっかくなので近くの山に行ってみた。
小鳥ちゃんたちがたくさんいた^_^
鳴き声もいろいろ聞こえた。
(一応。中央12時の方向。ふふ、見えないよね!)
へなちょこ野鳥友の会会員の私は、双眼鏡を構える二の腕がプルプルしてしまう。弱いです。観察を続けたら、いい具合に二の腕引き締めになるかも。
カメラをかついでいく本格野鳥友の会のおじさんたちは、強いなぁー。
機材重そう。三脚とか。
たくさん歩いて疲れたけれど、土曜日の午後の正しい過ごし方だと思う