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キュウリのあっさり漬け。ぽりぽりと(続・隣のミステリアス)


  津田さんの話。

  津田さんは私の隣の席の女性。もの静かで色白でほっそり、上品で素早くデキル人だ。私の彼女に対するイメージはくノ一、女忍者であります。

  憧れちゃいます^_^日頃から(なるほどなるほど)と津田さんの世渡り上手を眺めております。面倒な人にも丁寧に対応。女性に対しては敵を作らず、男性に対しては隠れファンを増やしている様子。流石です。
  クールビューティーなので、話好きな人もある程度話したら自ら引いていく。あんまり話込むといけないかなー、と遠慮させる。
  目ヂカラがある。普段は目を伏せがちにしているけど、バシッと目線を合わせてくるタイミングがある。真っ直ぐに見られるのって、ドキッとする♥︎ふんわり笑顔だったりするので、ますますミステリアスである^_^

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  逆説的なのですけど、

  津田さんの良さって、ほっとする所なのです。可愛らしい所。すごく同調してくれる所。

  じゃんじゃん仕事して、キレキレな物言いして、ダメな人を叱ったりして、せっかちな程スピーディなのに。
  噂好きで^_^
  流されやすく^_^
  冷たいほどあっさりしております。

  「もぅ嫌。仕事したくない」と帰っていく後ろ姿…
  あっさり具合が秀逸。
  もしも。ねばっとしたら悲壮感ありすぎるし、さらにさらにあっさりしたら馬鹿っぽい。
  あっさり加減が本当に良い塩梅でございます^_^ぽりぽりといくらでも食べられるキュウリのあっさり漬けのようです…

  「明日また来れるようだったら、仕事に来ます」
  「え。来ない可能性もあるんですか?」
  「もし生きていたら、来ましょう」
  「じゃアタシもー。生きてたら来ます」
  「そうね。人間、何があるかわからないものね」

 津田さんは貧血気味なので、イキイキしたタイプではない。
  妖怪でいうと(?)雪女です。

  すぐ電話をかけて、すぐ話をまとめるのだけど。すごく感心するのだけれど。
  たった今支所を出ていった人に電話をかけていたことがあり、「いくらなんでもまだ家には着かないですよ」と言ったら「そうよね」と笑っていた。でも受話器は置かなかった。  
  (↑諦めない態度を見習いたい、イヤ、直帰したとしても間に合うわけはない)

    おととい津田さんに「はぁーー?」と言われた。
  私が「津田さんにはぁーー?と言われた」と喜んでいたら(←マゾ)
    ごめんそんなつもりじゃないんよ、という気遣いが入った。
  「私、エムなんでー。大丈夫です。というかウエルカムですー」(←ヨルタモリタモリさんが宮沢りえに叱られたがっているけど、ああいう心境です)
  
  私がいちいち「あ、津田さんが怒った」「あ、津田さんがパニクってる」「あ、津田さんがトボけてる」「あ、津田さんが上手いこと言ってる」「あ、津田さんが…」と実況するので、津田さんもポーズをとってくれる。
  私の観察をさらに面白いものにしてくれる。
  決して、過剰ではなく。

  クールだ。あっさりだ。

  たまに私と遊んでくれて、淡々と仕事して帰っていく。
  うーん、ミステリアス。

  今日は支所の清掃を一時間くらいかけてしたのだけど、津田さんはしっかりと赤い長靴であった。

  共に差し入れのジュースを買いに行き。
  皆からのリクエストと本数を覚えきれず、自動販売機の前で優柔不断していた。(迷った挙句、時間切れになってお釣りになったり。同じのを続けて3本したり)
  「えーっと、えーっと」と言ってるのが可愛いらしかったです^_^
  「あれー?」とか。
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6月28日。


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  茶色の猫がいなくなって1年が経つ。
  一周忌だ。

  朝、紫色のダリアと黄色のガザニアと色とりどりのランタナをお墓に供えた。かわいい。
  (レンガを墓石にしている。…たまにブッ飛んでしまってゴメンね。気づいたら元に戻すよ^_^)

  思いきりあっさりとサッパリとした、こだわりの無い猫だったので。とっくに私のことなんか忘れているだろう。
  いい性格してた
  とてもいい猫だった

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ナイーブな従兄弟。

  
  営業一年生、柴田君の話。

  昨年度大卒新入職員の柴田君は、それなりの成績をおさめ表彰までされた^_^
  今年は昨年の自分同様大卒新入職員の教育を任されている。
  はじめは戸惑いもあったのかもしれないけれど、一週間位たったらまるで友達のように打ち解けていた。
  男の子同士はさっぱりしていていいなぁー

  柴田君はサッカーが好きで、仲間同士で夜中にフットサルをやるようだ。
  今年新卒の羽野君(仮名)は、野球の部活動をずっとやっており、3番の外野手だったそうだ。イチロー的なポジションだと自分で説明してくれる。

  お昼は2人とも呆れるほどモリモリ食べる(なのに羨ましいほどスラリとしている)
  暑い中、2人とも元気にカブ走らせて営業に出ている。
  
  羽野君は明るくて調子が良いけれど、おバカである。
  去年の柴田君もおバカさんだった。去年の柴田君と比べると、羽野君の方がより礼儀正しいし常識的かもしれない。
  しかし。羽野君のおバカは多分、時間がかかる絶望的なおバカだ、、、
  つまり柴田君の方が不器用でちょっとハズレているけど、救いのあるおバカなのだ。
  羽野君のおバカさは、憐れになる。可哀想になる。

  柴田君は、屁理屈をこねる。
  技術的に(できる)事でも道義的に(いけない)と教えたら、(わかる)。できるからといって何でも全てやっていい訳ではないと、わかる。やってはいけない事もある。
  〈一般〉の手続きや法令や問い合わせ事例から、〈個別〉の場合に照らし合わせて、判断できる。
  
  勉強ができる(テストで良い点がとれる)とか、抽象的な思考ができるとか、相手にわかるように説明できるとか、そういうタイプのデキる人ではない。
  だけど、相手の立場に立って考える優しさがあって、契約を取れなかった時はちゃんと悔しがれて、恥ずかしい事をちゃんと(恥ずかしい)と思えるのだと思う。
  
  だから柴田君のおバカさは、良いのだ。
  そのケースを乗り越える度に、自分なりに学びとるから。屁理屈をこねながら理解していく。下手に納得せずに、原則と例外の間を行ったり来たりして、理解していく。
  はじめは怒られて追い込まれてやっていたけど、やるごとに自分のやり方を見つけていったようで、伸びた。比例するように伸びていった。

  そして私が感心するのは、去年自分がされたようには教育していないこと(去年の柴田君は全否定されて、先輩職員の模倣から始めた)威張らないこと。決して強要しない。自分を一例として差し出すけれど、羽野君を尊重している。

  …ナイーブは、ナイーブである。

  私と柴田君は、歳の離れた従兄弟同士みたいなもので、いつも其処にいるけど、サッカーしたりゴハン食べに行ったりはしない。お母さんのように面倒みたりもしない。
  
  大変なんだろうな、混乱しているのかもな、と思っても、何と声をかけて良いかわからない。
  私生活の内情をきくと、尚更。
  (母子家庭で一人っ子、お婆ちゃんに育ててもらった、お爺ちゃん鬱で治療中。お婆ちゃん肺炎で急遽入院。食べれない状態で点滴治療となったので、お爺ちゃんの入院できる施設を探している)

  
  傷ついたら泣く?
  
  泣くのは甘ったれ?


  私は思うのだけど、泣こうと思って泣くものじゃなくて、涙って自然に出るものなのです。
  涙が一度溢れたらもう止まらなくて、ぼろぼろぼろぼろ出てきてしまう。止まらないから出るまで全部出す(その方が前向き)進みながら泣いたっていいし、立ち止まって泣いてもいいと私は思っている。

  
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  おバカな後輩に「俺だったらこうする」と真剣に話している柴田君、いいと思います
  多分羽野君にも良い所があるから。
  それを最初に見つけて引き出すのが柴田君なんじゃないかなぁ




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  比叡山の「山法師」に因んでいるそうです。白い頭巾でしょう。
  ハナミズキは、角が尖らず丸い。
  好みの問題ですが、なんとなくヤマボウシの方が好きです。

  ☆

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  白鳥草、ガウラ↑

  …白くないけど…

  ぴよんぴよんと風に揺れるので、庭の花として気にいってます^_^
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  ☆

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  灰色猫。

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  くんくんくん


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  紫陽花は何故色が変わるのでしょう
  不思議です

  「土の成分が変わったから」「肥料によって」とよく専門家が説明してくれるけど、
  近所のお婆さんが「歳をとったからよ」と説明する方がなんかすんなり入る。
  うちの庭の紫陽花(隅田の花火.品種名)は青みがかってきました。

  灰色猫も毛の色が、少し茶色がかってきた気がします。以前はもっとパキッとした灰色でした。
  色はマイルドな灰色です。
  歳をとったからね^_^

  少し角度を変えてみたら
  少し入り込んだら
  少し流されてみたら
  
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  虹があるよ^_^


「神々のたそがれ」をみた。

アレクセイ・ゲルマン監督。
2013年。モノクロ。177分。

アレクセイ・ゲルマンに比べればタランティーノはただのディズニー映画だ            ウンベルト・エーコ

  制作期間は15年。

  「空前絶後。二十一世紀最高傑作」と銘打たれております…

  

  ひぇー。

  予告みたらこんな調子で3時間もキツイ。。。   http://youtu.be/O4hMiRn32ww


  すごく臭そう、、、

  食べ物まずそう、、、

  日常的に皆テバナするし、皆タンを吐く。泥々の中を歩き回って、風呂入る場合じゃない。公衆便所もひどい。歯がない人、多数。目が潰れている人も。雑で乱暴。犬(狼?)とかすごい吊るされていたけど本物っぽくて怖い。

  もちろん人も吊るされてます。賢人は吊るされて魚の鱗を繰り返しかけられる、鳥に目をつつかせるのですって。イヤー!!

  逆さで便所に突っ込まれたりもする。イヤー!!

  腸とかズルズル出てきますー。もうヤメテー!!

  死体は埋めてくださいー…


  …よく見てたつもりだけど、どういう話の流れだったのかイマイチわからなかった、、、

  それにしてももっと綺麗な処ないのか?

  怠惰なだけなんじゃないか?というか麻痺しちゃって知性とか翔んじゃうのか、暗いし、、、、

  あらすじ。権力者が「賢人狩」をする。神様として特別扱いを受けている主人公が「神様はつらい」とつぶやく。みたいな。

  詩人とか芸人も殺されちゃう。娼婦も。

  

  こういう戦場みたいなところって生存本能みたいなものが働いて、女性がぽろぽろ子供産んで育ててそうだけど、そんな事になってない。

  むさい男ばっかり。イッチャッテル人ばっかりなのです。

  女の人は1/30くらいではないか?おばさんも含め。

  すごい世界だ、、、夢も希望もない。とにかく臭そう。


  出てくる子供も、とんでもなく可愛くない。どこから探してくるのかなぁ、俳優さん達。

 (なんとなくいい感じ)とか(日常の中のちょっとした冒険)とか(テーマ・恋愛)とか、そういう映画ばかりみていた私ですが、、、ガツンとやられましたね^_^

  皆が目を背けるような汚ないものがたくさん出てくるこの作品ですが、冒頭とラストは綺麗なんですよー

  雪です。

  ロシアの荒涼とした大地に雪が降る。

  それで神様が笛を吹いてるんです。  

  この広大さ。この空虚さ。雪。

  ロシア映画、すごいなーと思います。

  またモノクロだからいいのです。血は黒くても血らしいし。赤色とか茶色とかでこの作品はみたくない!

  げっそりと疲れるけれど、映画ファンならみなきゃいけない気になります。これからみる人、がんばれー、キツイよ。

  

  ☆

  山口市YCAMシネマのスタンプカードが溜まったので、YCAMグッズを頂きました。悩んだ挙句、手ぬぐい^_^

  ありがとうYCAM。ファンでーす^_^

  来たる7月。シュヴァンクマイエル映画祭りやるそうです。やるなぁ!

  お客さん集まるのかなぁ!?私は行くとも!

  さぁー、がんばって働こうー!


うふふ

  ぷぷ^_^

  花梨さんやきなこさんのところで、ちょっと古めかしい言葉使いみたいなことが話題になっていて、すごく楽しい^_^

  彼女らは「あたしゃー、」という語り口だよ。きっと。

  「あたしゃあねぇ」

  しみじみ感が漂っている^_^
  うん、そうなのです。
  私はしみじみ感が出ている言葉使いが好きなのだと、今、自覚しました。
  (仕事中はともかく。仕事中はきちんとしたい)崩れた日本語で話すのが好きだ。
  「うん」とか「あのね」とか、さらには「ほんでね」「ほぉん」「ほぉほぉ」(←ジジイなのか?)せめて「ふんふん」にとどめておきたかった…。

  山口県の方言で、「帰る」がなまって「きゃーる」になる。
  「あたしゃ疲れたからもぅきゃーる!」
  「さぁ、きゃーるよー」と呼ばれると嬉しくなる。

  福岡の博多弁は語尾に「と」をつける。
  有名なのは「好きなの」が「好いとぅ」
  これはキュンとしますよねぇ。ヨダレが出そうです。

  「(そこの)席、空いてる?」と先にいる人に問う場合、「席、とっとっと?」となる。んまー、かわいい^_^
  とっとっとー

  
  私がまだ高校生か大学生だった頃、横浜の男の子が「今日、帰りに○○に寄るべ」みたいな言い方をしていて、東北から来て間もない女の子が「なまってるー!」とびっくりしてました。
  あの「べ」は何だったのだろう?今でも言うのかな?男の子が使ってましたねぇ。
  それと私は「じゃん」が抜けません。
  「言ったじゃん」「いいじゃん」
  この語尾にはすごく関東を感じます。。。

  
  ☆

  関係ないけど、聞き返される時の「本当?」が好きです
  ひらがな表記的な発音でお願いしたいです。
  「ほんとう?」
  
  「えー!嘘でしょおー!」なんて答えるのは下品。
  嘘だと思っていても「ほんとう?」と聞き返されたいです^_^
  もう何でもイイです


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  何というか。
  単語レベルの問題ではなくて、発音とか大きさとか、つまり発する人の息遣いが漂ってくるようなのが、好きです。
  (うふふ)と笑う人が好きですねぇ

 
  ☆

  日本語は本当に柔軟で豊かです。
  平坦に使おうとすれば平坦になるし、
  ゴテゴテと装飾してよくわからない敬語を作ることもできるし、
  結局、何を言いたいのかわからなくすることだってできる。
  「かかり言葉」でいいですかね?「かけ言葉」?
  言葉をかける。
  「その警官は傷を負いながら逃げた泥棒を追った」は、「傷を負いながら」をどちらにもかけることができる。警官が傷を負いながら追った意味にもできるし、傷を負いながら泥棒が逃げた意味にもできる。
  言い方で変わる。
  言葉は同じでも言い方で変えられる。
  こういう機微を、日本人は子供の頃から身につけているのです。
  
  日本語はメチャクチャに使っても、由緒正しく使っても、吸収して進化する。
  その豊かさをなるべく色々と味わいたいものです。


疾走する


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  ザ・木漏れ日コレクション!!

  ☆

  熊本県の菊池渓谷に行って参りました。
  すんごい綺麗でした。
  国有林で保護されております。日本名水に選ばれております。橋の上からヤマメが泳ぐのが見れます!!道も整えられていて歩きやすく、気軽に清流を楽しめます^_^

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  じゃーん!
  水飛沫が眩しい!!
  水が光ってます!!
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  わりと流れが速いです。
  速いからこそ良いのでしょう。
( 保護区なのであり得ないですけど、泳ぐのも、カヌー、カヤックも危険なほど速いです)

  ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
  方丈記です↑


瀬をはやみ  岩にせかるる  滝川の  割れても末に  逢わむとぞおもふ
  百人一首です↑

  
いわばしる  垂水(たるみ)の上の さわらびの  萌えいづる春になりにけるかも

  万葉集です↑


  冬だったり春だったり、季節メチャクチャな句を挙げてしまいましたが、

  どうにもこうにも、この句等の「疾走感」に惹かれます。


  何千何万何億の、何億光年の、偶然の奇跡によって

  かけがえのない命が生まれ、出会い、別れて

  一瞬で出会い、一瞬で別れて

  そんでもって永遠なんだよなぁ…なんて

  水音を聴きます^_^


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  苔むして伸びる木。


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  岩を掴む木の根。


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  ちなみに。菊池温泉、極上でした^_^

  しっとりすべすべ、うっとりでーす♥︎