まずはじめはブルー。

  昨日受けた研修。
  もしも反社会勢力が窓口に来たらどう対応するか?というテーマ。
  マスコミ報道されたことのある現役暴力団はブラック「B」。マスコミ報道されたことのある元暴力団はグレーブラック「GB」。疑わしい人グレー「G」。非該当ホワイト「W」。…と、それぞれ符合をつけて判定し、本所や警察や消費者センターに届ける。
  フローチャートが用意されていて、窓口ではグレーも取引できる。グレーブラックも、限定的ではあるが取引できる。ブラックは謝絶。大変申し訳ないのですが、当○○で総合的に判断した結果、お客様とはお取り引きすることはできません、うんぬんかんぬん……。丁重に丁重にお断りしても、現役暴力団だったら騒ぐんじゃないか?怖いよー!
  …それはともかく。
  ポール・オースターの『幽霊たち』みたいで楽しい。
  まずはじめにブルーがいる。次にホワイトがいて、それからブラックがいて、そもそものはじまりの前にはブラウンがいる。ブラウンはブルーに仕事を教え、こつを伝授し、ブラウンが年老いた時、ブルーが後を継いだのだ。物語はそのようにしてはじまる。

    

  f:id:sprighascome:20141101000657j:plain

  色…に対して。私は敏感な方ではないかと時々思う。

  今日はこの色は着れない、と思う事はよくある。朝起きて着替える時に、洋服を取っ替えひっかえする。間違った色の服で出掛けると早く帰りたくなる、気分が落ち着かない。

  いつでも着れる色って、そういえば無い。

  白、黒、グレー、紺、ベージュ、緑…一通り持っているけれど。基本の色でも着れない時は着れない。

  紺の時は黒は着れない、グレーも着れない。

  白の時は白しか着れない。

  蛍光カラーが着たい時も、柄物を着たい時もある。日本人に見られないような奇抜な配色の時もある(紫と水色、とか。真夏に^_^)

  

  友達は「街服」と「山服」と区別していた。街用は黒ばかりなのに、山では派手だった。その人は南米に旅行に行った時に色彩感覚が麻痺してしまって、しばらくチチカカ色になっていた。メキシコ色にも。

  

  本人にしかわからない理があるのだろう。

  食べる物、環境、空気の濃度、光線の強さと関係によって、微妙に体調は変わり、身に付けたい色は変わるのだと思う。


  似合う色・似合わない色は勿論あるだろうけど、いつも同じ色ではない人の方が良いなぁ。

  常に影響を受けて、日々変化している人の方が良いなぁ。

  なんとなく。  

  

  


俗謡。

  都々逸(どどいつ)
  ドイツではない。

  七・七・七・五で詠む。
  
  遠くはなれて逢いたいときは   月が鏡になればよい

  …実は小さな決まりがあって

  七(三・四)、七(四・三)、七(三・四)、五の形式を守ると、初心者は上達が早いと言われます。

  とおく  はなれて

  あいたい  ときは

  つきが  かがみに

  なればよい

  

  ナルホド!

  

  ☆コレもオッケー

  初句と第三句が(四・四)両方でもどちらかでも

  行く先  わからぬ

  ワンマン  バスに

  知らずに  乗ってる

  わけじゃない


  ☆コレもオッケー

  第ニ句が(ニ・五)

  恋に  落ちると

  星  占いが

  何を  今さら

  いうのやら


  ☆コレもオッケー

  五字冠ごじかんむり。初句の前に五文字。

  舌のうえ

  タコの  刺身と

  であった  ひやの

  気持ち  察する

  さんばいめ

  

  共通して言えるのは、どの形にせよ第四句は名詞形か終止形が良しとされている。言い切る気持ち良さがウリです。

  ナルホド!ナルホドナルホド〜!


  都々逸って、色っぽい姐さんたちが三味線で唄うもので、俳句短歌川柳とまた別な感じがする。

  この重ねるような言葉のリズムは結構楽しいと思う^_^

  言い切るのも気持ちよい。



  突然ですが、都々逸クラシック

  私が好きだった句を抜粋してみました^_^


  ☆主(ぬし)とわたしは卵の仲よ   わたしゃ白身で  きみを抱く


  ☆明日に悔いなし  飲むだけのんで    財布叩けば  さようなら


  ☆諦めましたよどう諦めた  諦めきれぬと諦めた


  ☆こうしてこうすりゃ  こうなるものと   知りつつこうしてこうなった


  ☆色気はなれた墨絵でさえも   こいとうすいがあるわいな


  ☆逢えば嬉しく心も溶ける   主は朝日で  わたしゃ雪


  ☆花も開けばまた散るならい   逢えば別れのある道理


  ☆思い出すよじゃおろかでござる  思い出さずに忘れずに


  『どどいつちゃん』いいあい。メディアファクトリー。2011年。を読みました。

  いいあいさんも都々逸をつくってブログで発表しているそうです。


  ☆あがる花火に背中を押され  王手かけます待ったなし


  ☆ 嘘はなくとも言わないことが  あるとわかればにくらしい


  ☆もみじ散ったと気付かぬくらい  夢中だったと気がついた

  f:id:sprighascome:20141026230227j:plain

  YouTubeで都々逸みてたら、色っぽい色っぽい。

 古い言葉のラブソングな訳でして、、上手いなぁ、声がいいなぁ、と思うものは説得力がある。気持ちが入ってる。

  きどらない感じのが好きです。

  江戸の人々はこんな遊びをしていたのですね。羨ましい。


  現代はエロに溢れているし、もっと気軽に恋をしたりするのかもしれない。

  でも江戸人たちの色気は、肝心な処を少しだけはずす。気を持たせてつれなくしたり、約束をたくさんしたり、手紙をたくさん出したり。尽くしたり。モテたり。

  三味線の和音もリズムも、外れそうで外れない。

  せっかく日本人に生まれたのだから、こういう習い事をしてみたいな^_^

  つくづく思う、江戸って楽しそう!!!

  

散策。

  f:id:sprighascome:20141025205939j:plain
  今日は東鳳翩山(ひがしほうべんざん)

  天気が良くて気持ちよかった^_^

  f:id:sprighascome:20141025211430j:plain
  f:id:sprighascome:20141025211454j:plain
  f:id:sprighascome:20141025211531j:plain
  360度開けていると(登った感)がある。遠くまで見えないけど、なんかお上品な感じがした。


  登山者の多い山で、道も踏み締められていて危険箇所もない。子供連れも多い。単独も多い。

  f:id:sprighascome:20141025210742j:plain
  f:id:sprighascome:20141025210830j:plain
  木漏れ日がいいです。

  f:id:sprighascome:20141025210911j:plain
  紅葉、黄葉が始まっていて、綺麗色の葉っぱを集めたくなる。
  木々の静けさの中で、はらりん、はらりん、と落ちる葉の音に萌える。
  秋だー。

  可愛い蜂がいた。
  f:id:sprighascome:20141025212224j:plain

  可愛いミドリムシがいた。
  f:id:sprighascome:20141025212304j:plain

  誰かがリンドウに添え木をしていた。
  一輪だけ咲いているのが、なんか不思議だった。
  f:id:sprighascome:20141025212749j:plain
  「こんな所に…」

  f:id:sprighascome:20141025212943j:plain
  杉の道は、木の香りがした。
  小枝を踏み締めるからだろうか?
  枝打ちをしたばかりなのだろうか?
  とても良い香りだった。

  何かの穴。
  f:id:sprighascome:20141025221917j:plain
  怖い。


  ☆

  街に馴染むまで。私は結構ウロウロする。
  何回でも行って迷って、店に入ったり公園を確認したり、寄り道して、いざという時のトイレの場所と時間を静かに潰せる場所まで把握してやっと、自分のテリトリーになる。
  方向音痴でもあるし。
  
  山の場合「あ、イイな」と思う道に出たら、途端に自分に馴染んだ気になる。
  例えば、鳥の声だったり、木漏れ日だったり、ちんまりと咲いた花だったり、風だったり。

  街の散策も楽しいけれど、山の散策も楽しい。
  
  〈山は山、自然、登りはキツイ、頂上で昼メシ〉…みたいな単純な決め付けをする人も中にはいるけど。そういう人は街でも同じように自分のルートしかないのでは?と思う。
  行く店は決まっていて、買う物も決まっている。
  多分、山でも街でもワカッタ気になっているのだと思う。ワカッタ所は新鮮でもないし楽しくもない。
  
  棲み分け、と言うか。
  ジャンルを特定してしまうと、なかなか逸脱できない。

  街でも本当は同じなのだろう。
  「あ、イイな」と思った瞬間に馴染むはずなのだ。
  猫が縄張りを点検して歩くように、勤勉でなくても良いのかもしれない。

  山はどの山にも似ておらず、それぞれ個性がしっかりとある。
  たくさんの山を制覇する人の気持ちもわかるし、同じ山を何回でも登る人の気持ちもわかる。
  そういう山の愛好家たちにとって、山は何が起こるかワカラナイ、未踏の地なのだろう、馴染んだ山であっても。

  そんな事を考えていた
  お上品な山で。
  

  f:id:sprighascome:20141025221832j:plain
  

放物線キャッチ。

  放物線が好きです^_^
  つまり、キャッチする快感。

  ちょっと距離が空いてる人から人へ。
  「投げるよ」と投げて受けとる、その一連が好きです。

  当然、危ない物は投げない。消しゴムとか、キーホルダー付きの鍵束とか、台拭きとか、ライターとか。
  「行くよ」と相手が言う瞬間に、落としたらカッコ悪いという緊張感が走る。
  まだ受けとる前に相手が「あ、ごめん!」と言ったりする。自分が思ったより前だったり、力が入ってしまったりすると先に謝る。
  せっかくイイ地点に投げてもらっても、慌てたり、慎重すぎてカッコ悪くなったりする。

  ともかくキャッチできたら嬉しい^_^

  声かけて相手に気づいてもらって上手い具合に投げる事を考えたら(相手が落として拾う敗北感を考えたら)、数歩自分が歩いて確実に相手に手渡す方が安全だしスムーズだ。
  そんな事はわかりきっている。

  ただ放物線キャッチの方が楽しい。

  「はい、いくよー!」と声かけて、相手が構えるのがスタンダードだとすれば、
   「ほいほいほい、ほ〜〜〜い」は過剰系。
  「ほい!ほい!…ほい!…ほーい!」はわざとフェイントをかけて相手を惑わすテクニック。犬や猫にフェイントをかけてボール投げ遊びするのと同じ。ちょっと私に騙される様は可愛らしい。
  
  受けとる側の構え方も割と色々あって、野球っぽいスタンダードの他に、空手っぽい人もいる。カンフー系。
  デキる人はイチローのように背面キャッチを試みる。
  フェイントとは逆バージョンで、受けとる側が投げる側を威嚇することも。バッチコーイ。ビビってるよー。
  無心の型の人もいて、つい、ヒョイっと、掴む。どことなくカメレオンがハエをとるような、、、そういうのもカッコ良かったりする。

  私は自分では普通に野球型だと思っているけど、自分じゃ気づかないだけで、変型なのかもしれない。自分のことは自分じゃわからないのです。

  ☆

  この放物線キャッチは、基本的に対等の関係でなければ成り立たない。
  いくら条件が揃っていても、例えば急ぎの物でも、上司には物なんか投げない。

  目下の人に対しても、怖れがある。
  なんとなく。年若い人たち同士で物を投げ合っているのを見たことがない。
  ちょっと古いテイスト(?)がある。
  刑事ドラマで「ほらよ」って男同士缶コーヒーを投げたり(?)
  恋愛ドラマで恋人同士が贈り物を投げて逃げる、振り返って「それあげるー!」と叫ぶ(?)みたいな…。
  スポーツドラマなら、選手同士、食べかけのリンゴ(?)とか?
  放物線キャッチって、若干ダサい(というか古い)
  「はい、行くよ」とコチラが構えても通じなさそうで怖い、、、。投げていいものか、、、「なんですかー?」と冷めた応対されたらもう立ち直れない。
  そもそも、消しゴムもライターも自分専用だったりするしね。
  投げかけたが為に、年若い人に嫌われたら嫌だ…。

  
  そもそも教育現場で「物を投げない」とされているのかも、、、。
  食べ物とか投げたらダメです。わかってます、ハイ。ごめんなさい。
  こぼれる物も重たい物も壊れやすい物も投げたらダメです。長い物も刺さると困るから投げてはダメ。布製の物も飛ばされるからダメ。

  ミカンとか。
  ボールとか。
  ハンドクリームのチューブとか。
  小銭入れとか。
  
  あとなんだろ、修正テープとか。
  鍋つかみとか。

  投げる物って決まってますね。

  

  ☆

  これは言葉のキャッチボールも同じで。

  未知の人には、誤解のないよう、丁寧に優しく放物線を描いて投げなければいけません。着地点というか、立場を明らかにしたり、意見を匂わせたり、簡単な話から始めたり。
  投げ返しやすいように言葉を選んでいる人に対して、いきなりスマッシュを打ち込んでくる輩がおりますが、会話は勝負ではありません。
  馴染んだ相手なら、多少の変化球も楽しいですが。
  
  相手があってのこと。
  投げてはいけない言葉もあるし、無礼な投げ方もある。
  
  優しい放物線のキャッチボールが最上です。

  f:id:sprighascome:20141023222715j:plain
  いかがでしょうか?


「トゥルーマン・ショー」をみた。

  「トゥルーマン・ショー
  ジム・キャリー  主演。
  エド・ハリス 出演。1998年。
 
  あらすじ。
  主人公のトゥルーマンだけがこれは現実だと思っているモノが全て嘘だった、という話。
  家族も隣人も親友も妻も、全て俳優。環境は全てセット。生まれた時からずっと。ずっと偶然のレールにのって(それは意図されたモノ)、何の不自由や不幸もなく、平和で平均的な幸せを24時間隠し撮りされているという話。
  そのテレビショーは人気番組で、トゥルーマンは我知らず、人気スターなのです。
  
  映画では、視聴者もトゥルーマンを自分の事のように応援する。ウェイトレスや風呂に浸かったオヤジや老婦人や警備員たち。皆、口を開けてテレビに釘付けだ。
  
  勿論、トゥルーマン役のジム・キャリーは好青年、好演していると思う。
  「良い人オーラ」で乗り切っている。
  なんというか、…シャツをズボンにインしてそう^_^
  日曜日には教会に通ってそう。夜遊びどころか夜更かししなさそう。彼女ができたら、家まで迎えに行って家までちゃんと送ってそう。家族ぐるみでバーベキューしそう。
  お坊っちゃま風で育ちが良さそう、というより。へっぽこアメリカの平均的な男性の形をしたアニメ。カナダ系かも?子供がいたら絶対ツッツクだろうな…親しみやすいヒーローなのです。
  
  ☆


  「うえー、怖い!」と私が思う点は、視聴者はあくまで視聴者だという点。傍観者はどこまでも傍観者。
  トゥルーマンの立場を視聴者の誰も想像しないし、同情しない。視聴者レベルで想像もし同情もし「感動もするだろうけど」、、、実際に行動する人は殆ど居ない。
  クローン人間は人道的に許されないけれど、このトゥルーマンに対するそれは、それに近い非人道的行為だと思われる。生まれた時から何もかも嘘で、皆がそれを盗撮してるんです。皆が自分のプライベートを知ってるんです。
  SFですよぅ。


  ただ。
  見えないレールは、確実に存在しています。

  親が子供に期待する、そういうレール。
  世論的に勝ち組か否か、そういうレール。
  自分で将来を設計する、そういうレール。

  我らがヒーロー・トゥルーマンは最初の一歩を踏み出すわけですが、、、。

  
  道を外れることは怖い。

  あたりまえです。

  でもその敷かれたレールって、いつか終わるのですよね
  延々と続くレールなんか、無いと思う。

  男の人なら、母のレールに乗ってきて、恋人のレールいつしか妻のレールに乗るかもしれない。

  女の人なら、父のレールに乗ってきて、恋人のレールいつしか夫のレールに乗るかもしれない。

  時が経ってそのうち、自らの子供のレールに乗るかもしれない。老人施設に送られたりして、、、。
 
  偶然を運命と感じたり
  
  行動する前から諦めたり

 自信の無さから、家族の為友人の為と自己犠牲にして満足したり

  それだとテレビの前の傍観者と同じだ

  
  感動している場合じゃないよね。

  レールから外れなきゃいけないと思うし、レールに乗せちゃいけないと思う。

  まずは自分を疑って一新すべきで、自分の周り、慣れ親しんだ友人隣人家族恋人に対しても、常に新しい発見をなければいけないと思った。

  ジム・キャリーのようにね
  ^_^

  

虹をつくる。

  土曜日は朝寝坊した挙句、朝風呂につかり、布団カバーを洗濯して、布団を縁側のような場所に干した。そのまま散歩に出かけた(頼まれ事。近所の人のポストに頼まれたモノを入れに行く、車でも行けるけど徒歩で)
  帰ってから、シャツにアイロンをかけて、部屋の掃除をした。
  ずっと天気が良かった。
  半袖のまま(日焼け止めを塗り、)家の窓掃除を始めた。
  ホースヘッドはシャワーとストレートの切り替えができるので楽ちんだ。干からびたカエルのミイラが出てきても大丈夫、慣れた。カエルの糞も洗い流す。何より、虹ができるので楽しい。
  洗剤は使わない。スポンジと水で大概綺麗になる。

  昼にうどんを食べた。
  
  もう無理だこんな午後には出かけられない…、と思いビール飲んだ。
  
  干している布団の上で本を読み始めたけれど、間もなく昼寝になった。


  f:id:sprighascome:20141019213255j:plain
  f:id:sprighascome:20141019213331j:plain
  

「かしこい狗は、吠えずに笑う」をみた。

  監督・製作・脚本・編集    渡部亮平。
  出演   mimpi*β、岡村いずみ 、
  2013年。
  f:id:sprighascome:20141018000703j:plain
  レイトショー(と言っても19時30分開始ですが、、、)料金は千円。ありがとう^_^

  あらすじ。
  女子高生二人の友情物語……、に見せかけたホラー。前半のキラキラから一転、寒気のするホラーに変わります。

  主人公の女の子ミサは地味でおとなしく、イジメにあっている。もう1人の女の子イズミは皆より可愛いけど、イジメにあっている。可愛い方のイズミが積極的にアプローチしてきて親友になり、二人で秘密を共有したり、他愛のない遊びをしたりする。それによって主人公ミサは自信がついて、自分も変われるような気がした。ここまで前半。

  後半は「愛」「憎」「性」「死」入り乱れて、破局。狂ってます。

  んー、でも。すごくあり得る、と思います。

  わかりますねぇ…。


  淋しさから強がり、遊びも本気も一緒になり、愛するが故の支配欲、、、信じたいと思うこと、自分を守る為の嘘。


   途中の二人のやりとり。川辺で逆光、制服姿。

  「ミサが私を信じてくれなかったから、思いきり叩かせて。私はミサのことを信じていたのに。裏切られたから」

  「うん。叩いていいよ」

  …ピシャッ      (全然痛くなさそう)

   「私はミサのことが好きだから叩いたんだよ」みたいなことを言いながらイズミは泣きじゃくる。

  ミサも泣く。

  イズミはずっと叩いたミサの頬をなでながら泣く。

  こんな雰囲気。

  

  美少女のイズミは、レズっぽいというか、男性を敵視している。「本当の友情は男が間に入ったらいけないんだよ」っていうかレズなんだろう。

  そういう設定も、なんか好きだ。

  イズミは全て制服姿だ。私服で登場しないのも、なんかいい。

  悪戯っぽいノリにゾッとする。危うさ、傲慢さ、焦り。極上の笑顔で軽やかに自転車をこぎだす。

  

  画のトーンも、緊張感も、ストーリー性も、人物たちも、申し分ない。

  どんどん進みたくなる迷路のようで、最後までハラハラしながらみた。

  (最後のまとめ方がちょっと作りすぎ。映画が好きで好きで好きで好きでやり過ぎちゃった感がある。むしろ尻切れトンボで物足りないくらいが、さらに私の好みだ^_^)

  とにかく、女の子が二人とも可愛いかったのが大きい。