出張ネコ、牛夫。

  
  月あかり

  昨日は明るい夜だった。
  一昨日も明るかった。

  f:id:sprighascome:20140416220707j:plain
  f:id:sprighascome:20140416220735j:plain
  f:id:sprighascome:20140416220809j:plain
  f:id:sprighascome:20140416220915j:plain
  最近のお友達。
  牛夫でーす。

  報われない恋をしています。純愛(?)です。
  わりと仲良しそうに見えるけど、そこは当人(猫)同士のことなのでわかりません。同居家族としては、迷惑をかけないのであれば、個人(猫)の意思を尊重しようと思っています。

  牛夫は大人しいし美猫だし育ちも良さそうだし、、、。
  
  去勢オス同士だけど。
  うちのは、ハゲでデブのじいさんだけど。
  
  否定はしませんよ^_^

  
  f:id:sprighascome:20140416222055j:plain
  白ヤマブキの花が咲きました。


  夜ごはんを食べながら「レンタネコ」直子監督。市川実日子主演の映画をみて、ゲハゲハ爆笑した。
  猫と市川実日子さんが気持ち良さそうな映画^_^
  ……あんまり爆笑してしまって、なんか自分がヤバイような気持ちになった。
  ……

  ……

  ……、まぁー、たまにはいいだろ、、

  

愛に生きる。

  f:id:sprighascome:20140414185437j:plain
  毎週末、天気が悪い。曇りのち雨、または雨のち曇り。

  土曜日から今日で3日目、お客様がある。
  実に実に!悩ましいのだが。

  白・黒ツートンカラーの美猫だ。
  左右の目が黄色とブルーでエキゾチック。毛並みも美しい。お鼻がピンク色。首輪を付けている。だんだんと大胆になって、しまいにはウチの猫のようにリビングの窓からリビングを覗き、(入れてくれー)と鳴いている。台所の窓から覗き、(入れてくれー)と鳴いている。
  哀れっぽくニャアオン、ニャアオン、と鳴かれると切ないッス!
  この世の終わりのように、不当な出来事のように、悲しげに鳴く。
  雨に濡れて。
  冷たそう、、

  飼い猫だった猫が迷ったか。
  もしくは飼い猫が恋の季節で出張中なのか。それほど激しくもないのでオスだとしても去勢済みのオスだと想像されますが。

  うちにいるのは2匹とも去勢したオスなのですけど、、、。
  オカマとオカマでは自然に反しているけれど、愛を貫くのかしら?
  それともやるせない欲望の名残りで惰性…、習性を修正できないだけかしら?

  いつかれても困るので(うちの猫がパニックになるので)勿論エサはやらない。可哀想だけど。

  …ぅうー、でも可愛い。
  
  触ったら匂いがついてうちの猫がパニックになるかも、、、と竹で突つく。ぅうー、柔らかい感触。
  シー!シー!と言っても逃げないんですよねー、、、。
  恋のチカラ??
  オカマがオカマに??
  こんなにハゲててデブなじいさんに??

  障害があった方が燃えるのか??

  けなげ

  f:id:sprighascome:20140414220245j:plain

  タケノコの季節になりました。

  庭のアスパラガスも出来はじめました。

  あちこちで鯉のぼりが泳いでいる。





  あんなにいた水鳥がいつの間にか激減していて、はぐれたカップル、もしくはひとりぼっちがいると心配になります。
   ボンヤリしてる訳じゃないよね?わかっているよね?大丈夫よね?

  f:id:sprighascome:20140414220850j:plain

  自分ひとりで生きてきたような顔をして
  澄ました顔で

  まったくひとりで生きてきた人なんていない
  いろんな人に助けられている

  遠くから集団を眺め、
  時には集団に交わり、集団の中にいてひとりを感じても
  比較したり情報交換したり学んだりしても、どんなにツマラナイ事でも
  それはいつか私のチカラになる

  「ぁあもうヤダなぁー、めんどくさい」と思っても、時には集団を楽しまねば。

  精一杯がんばってみること
  楽しむことからしか、身に沁みる学びはナイのだ!
  
  ……と、自分に言い聞かせている


天狗の岩。

  よく行く近所の山は、よくよく見たら「霊峰」と冠していました^_^
  霊峰だったのか。

  調べたら天武天皇の勅願で開かれた山&寺らしい。西暦で言うと650年。相当古い縁起だ、、、。…ちょっと想像できない。

  今はコバノミツバツツジが綺麗。
  私はこの等間隔の葉と花の広がりが大好きで、たくさん写真を撮ってしまう^_^
  f:id:sprighascome:20140412135438j:plain
  f:id:sprighascome:20140412135507j:plain
  f:id:sprighascome:20140412135626j:plain

  ふもとの寺に地図があって、それ用の御詠歌もあった。
  f:id:sprighascome:20140412135814j:plain
  よ〜く見たら「天狗岩」と書いてある。やっぱりこの山には天狗がいるんだ^_^

  f:id:sprighascome:20140412140629j:plain
  霊場、入り口。

  f:id:sprighascome:20140412140752j:plain
  f:id:sprighascome:20140412140917j:plain 
  観音様。
  それぞれポーズが違うし、表情も違うし、手の数・顔の数も違う。

  f:id:sprighascome:20140412141121j:plain
 本堂奥手の岩。両脇に榊(ハナシバだったかな?)が植えてある。
 もぅ、なんて書いてあるのか読めない。

  …なんて書いてあるのか読めないほど「遺る」ことに、何故だか感動してしまう^_^

  さすがに天武天皇時代のものではないだろうけど、それなりに古い。
  
  山の木々は倒れ、朽ちて、また若い木々が育つ。それでも岩は遺る。岩を建てることで、思いを受け継いでいくようだ。

  ミツバツツジの匂いがする。小鳥が鳴く。人が歩く。雨が降る。
  f:id:sprighascome:20140412142501j:plain

  
  f:id:sprighascome:20140412142559j:plain
  モミジの葉がやけに綺麗だった。

  f:id:sprighascome:20140412142709j:plain
  梨の花も最高可愛い。

  f:id:sprighascome:20140412142916j:plain
  桜にランタン
  

国境のない世界。

  f:id:sprighascome:20140410212722j:plain
  f:id:sprighascome:20140410212738j:plain
  欠伸する猫。

  猫って何故室内から外をみてるのでしょうね?

  外にいる猫も室内を見ているから、結果、室内の猫と外にいる猫が向かいあっていたりする。
  (出たいの?)と片方に話しかけ、
  (入りたいの?)と片方に話しかける。

  f:id:sprighascome:20140412060327j:plain

  f:id:sprighascome:20140410213325j:plain
  
  自由なのは外側の猫。
  
  でも自由さを意識していない。
  内側も外側も意識されず、猫たちは境を持たない。
  国境も
  
  癖や習慣はのこる。けれど地域における文化の違いというものは無いのだ、と感心する。
  個人主義の最たるものだ。
  
  何処にいても自分は自分。




遠くの煙。

  f:id:sprighascome:20140409054807j:plain
  f:id:sprighascome:20140409054844j:plain

  山の稜線なんかを見ているとなだらかで、山口の山々だなぁーと思う。
  いつか四国だか和歌山に行った時には山々が高く険しくて深かった。妖怪が出そうだった。
  だからといって山々を気軽に親しみやすく考えてはいけない。
  このあたりでは、夕方遅くまで遊んでいる子供たちに「ごんごちが出るぞー」と脅かす。ごんごちというのは、オバケの方言。狐や狸にあやかされる、狸があやかす、などとも言う(私がよく行く蕎麦屋にはオバケそばというのがあって、油揚げと天かすのそばだ、狐と狸)
  天狗の言い伝えもある。昔々、狗留孫山の天狗と白石山の天狗が力くらべをした。お互いの山の石を、相手めがけて投げあった。結果は狗留孫山の天狗の勝ち。だから白石山には巨石が多いんだねー、というオチ。

  熊も出るぞー

  爺さんたちの名前にも(熊三)やら(熊吉)やら(熊五郎)というのがある。勇ましい。そういう人に限って、優しげな心細やかな人なのだ。
  反対に(優也)とか(優二)は憎たらしい人が多い。不思議だ!

  山の奥の方では、斜面の草を焼く。
  結構、ビックリする。
  すごい量の煙があがるのだ。
  濃い靄、雲がかかったようになる

  安全上、何人かが周りでみているのだけど、時々煙にまかれるようで救急車があがる
  気をつけてね…。

  f:id:sprighascome:20140409062125j:plain

   山の奥の方の女の子と、飼い猫の話をした。
  ネズミを誇らしげにとって見せるよねー、と私が同意を求めたら
  うちはウサギをとるよー、と言われた。ハンティングだ、、、。
  蛇や鳥もとるらしい。
  見せてくれんでいいのにー、と彼女は笑っていた
  もー、嬲り殺し!残酷やねー、ま猫やからね…とやっぱり笑顔だ。

「初恋」と名付ける。

「初恋」
ウォン・カーウァイプロデュース
エリック・コット監督

  金城&新人女優の初恋中の前編と、カレン&監督の初恋後の後編の二部構成映画。
  
  前編。
  金城武夢遊病の女の子に付いて歩く話。彼女は夜の徘徊で自分が何をしているのか気になるので首からビデオを下げて眠ることにした。そこにいつも映っている金城武が気になって、今度は不眠症になった。不眠症になったので夢遊病のフリをして金城武とデートする^_^荒唐無稽でもいい、仔犬のような金城武がクシャッと笑えばそれでいい。こういう役はもう金城武役の金城武だ。ていうか多分、金城武が大好きなんだな私は。金城武がいればそれでいい。

  後編。
  終わった恋の物語。婚約したけど男が逃げた!…カレンは写真屋、監督は八百屋をしていて、破局10年後に再会する話。八百屋は写真屋が復讐にやってくるのではないかと怯えている。
  …やっぱりねぇ、終わった初恋の方が興味ある。始まるのは自然に任せていれば良いけど、終わらせるには技も力もセンスもいる。後悔や思い出やタイミングや、、、自分の気持ちもそうだけど、相手の気持ちも。
  この監督さん、本業はDJでラッパー。テンポも選曲もいい。悪ふざけもある。映画的に点数をつけたら低いのかもしれない。そもそもカーウァイテイストなのだ。カーウァイを好きな人がこの作品を選ぶだろうし、監督自身もカーウァイのファンなのだと思う。別にだからどうだって事じゃないんだけど。

  ラスト。
  コントロールできるものとコントロールできないものがある。かえってくるものとかえってこないものがある。涙が出たらそれはそれだ、
   …というような事を監督が泣きながら広東語で喋ってた
  「初恋」っていうのはまさにそれだ。だから映画を撮るんだ。涙が出るんだ。映画ってそういうものなんだ。
    …というようなことを監督が泣きながら広東語で喋ってるのがアップになって、…終わった。

  私はこの終わり方にびっくりしてしまったのだけど、もしも私が映画監督をやる機会があれば、やりかねない。(やりませんよ!勿論。映画愛に溢れて号泣することはあるだろうという意味)
  
  だから勿論、映画っていうのは、本当の映画好きにとっては、女性(男性)の数だけ映画があっていちいち1番を決めたり点数をつけたりできないのだろうなぁ、と思うのです。
  
  よく訊かれる(1番好きな映画は?)(ベスト5は?)(1番好きな監督は?)(1番好きな俳優は?)希代のプレイボーイとなって答える、みーんな可愛いみーんな1番。

  この悪趣味でカーウァイもどきの作品は、初恋に真面目に対する時の照れ隠しなのだと思う。真っ正面から行ってるから、それはもう観ている方も照れるよね。でも否定できないのだよ。

  なんか自分もアジアだなー、と思いました^_^
  
  (でもなんかね。「初恋」というのは「初めての恋」という意味ではないって言ってましたね。…んまー、要するに、恋ってことなんですかねー^_^「初恋」と名付けることに、意味があるのだろう!!!)
  

短い歌。

  f:id:sprighascome:20140404202920j:plain

  サラリーマン川柳ではなくて、なんとなく若い感性の短歌が読みたくなった

  『短歌ください』穂村弘メディアファクトリー、2011年。をパラパラとめくる

  好きだったやつ、列挙。

  ☆無人駅ばかりが目立つ男鹿線に少し大きな車掌がいます
  (はれやわたる・男・27歳)
                同じ人でもう一首
      カーナビが「目的地です」というたびに僕らは笑った涙が出るほど        コレも好き^_^

  ☆きみの目は遠くをみてる小さくて鮮やかな色美しい飴
  (シラソ・女・23歳)
             「飴」ってー!いいなぁ美しいね^_^

  ☆スカートのポルカドットは空に溶け私はわたしの恋人になる
  (eh・女・18歳)
               思わず少女のようにスカートをはきたくなる^_^

  ☆風鈴にまぎれて微かさよならねってそんなふうに    ような気がした
  (伊藤真也・男・34歳)
                 「ような気がした」ってー!切なぁ、、、

  ☆いくつものもしもが転がる渋谷には長居はしない立ち止まれない
  (イマイ・女・31歳)
                  …すごく渋谷っぽい

  ☆テスト前何だか気持ちが昂ぶって頭の中がリオデジャネイロ
  (赤井りんご・女・20歳)
                  …すごくリオデジャネイロっぽい

  ☆ボリュームをゼロに落としたラジオから一番好きな歌が聴こえた
  (わだたかし・男)

  ☆はなうたでここだけいつも歌ってたあなたの見ていた世界が見えた
  (あんぶ・女・25歳)
                  ↑先の歌のアンサーソングみたいでニッとなった^_^

  ☆たくさんの遺影で出来ている青い青い青い空を見上げる
  (木下侑介・男・24歳)
                 同じ人でもう一首
      ものすごい音がしたからみんなしてただのびっくりした人になる
                 あーびっくりした^_^

  ☆「罪」という鞄を持ったたくさんの男の人が揺れている朝
  (小林晶・女・27歳)

  ☆死にました。当分君に会えません  そう思いこむ生きてゆくため
  (甲本夏子・女・20歳)

  ☆目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った
  (木下侑介・男・24歳)
                多分、私は木下さんのファンだ^_^ダメ押しでもう一首
      目を閉じるたびに光が死ぬことや目を開けるたび闇が死ぬこと
                  気持ちいいほど反転してるね^_^
     あの夏と僕と貴方は並んでた一直線に永遠みたいに
                   気持ちいいほど一直線だー!



    もともと私は短歌よりも俳句が好きなのです。ストーリーよりも、情景や感覚が鮮やかなものをつい選んでしまう。
  短歌もこんなにカラフルなんだ、と驚きました^_^
   破綻した論理がイイ、生きるために死にました。と言ってみるとか。
  別れを予感させるような出会いとか、消えてしまいそうな幸福とか、無音の音楽とか、色の可能性とか。目を閉じてるのに光の中で出会っちゃったとか。

  怖いから手を離してみる勇気とか遊びゴコロとか…、私だけでなく皆持ってるんだなーと薄〜く連帯感。
  ひや〜とする快感。

  背中を伸ばす気持ち良さ  そら  嘘みたい
  (あき・女・37歳)

  f:id:sprighascome:20140404222107j:plain
※後ろにもう一匹います