イチジク。
なんとなく昔からある果物のような気になっていたけど、江戸時代に長崎から伝わってきたみたいです。
当時は「蓬莱柿」「唐柿」「南蛮柿」と呼ばれたようです。不老長寿の果物。
イチジク自体の歴史は古く、古代ローマ時代から栽培されていました。古代ローマでは最もポピュラーな果物のひとつ。アラビアとかメソポタミアが原産地です。
皮を指で剥けるのがいい。剥ぐ。
じゅくじゅくとして、確かにどこか干し柿のような濃い甘みがある。色が生々しい。お色気たっぷりなお姉さんみたいだ。美味しい。
イスラエル、ヨルダンに位置する死海に浮かんでみたい……、なんて、ちょうど思っていたところなんです。
死海は海抜マイナス四百メートルで、塩分濃度が高い。ミネラルの濃度も高い。酸素も濃い。よく新聞読みながら浮かんでいる人たちの画像がありますよね。アレです。塩分濃度が高いので浮かぶのです。砂漠地帯の、魚もいない湖で、ぷかぷかと浮かんでみたい……、
塩が打ちあげられている風景も良さそう。塩のオブジェとか。氷柱のようにそびえるものもあれば、カビのようにコロンとしているものもある。絶景でしょう。
高地トレーニングをするマラソンランナーと逆向きのベクトルで、保養したい。
堕落しそうだ。