哀しみのソレアード


  音楽について。
  だいたい人というものは、喜怒哀楽を唄うもので。発散するために、盛り上げるために唄う。気持ちを誇張したり、リズムにのるために唄う。殆どは気分を良くするため。

  それでは気分が塞いでいる時、人は唄うだろうか??
  何もかも信じられないような時。
  自分自身も信じられない時。積みあげた経験も価値観も宝物も、全部屑に見える時。
  (自分なんかいらない)と思うような時
に、人は唄うだろうか。

  
  そんな時、私は浜田真理子さんの歌を唄う。聴いて覚えて、唄う。
  
  私の場合、感化されたい人がいるとすれば、浜田真理子さんなのだろう。どれだけ影響されても良い。彼女の歌を唄うと落ち着く。

  唄いながらお祈りしているようなものだ

  素直な気持ちが、窓から入ってくる風のようであります

  風が通るように唄うと気持ちよいです

  一心に、音程を追って唄えば、風が通ります