異次元世界と現実世界。

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  日曜日。
  読図講習を受けた友達に誘われ、コンパス&地図を片手に、S山岳会の人たちと歩いてみました。
  自分たちが歩く場所の地図とコンパスだけでどこまでできるか?という挑戦です。

  GPSを使わずに、地図に登山道の道筋を落とさず、自分たちの歩いた道筋を地図にひいてみる、、、、
  等高線でピークや谷を想像して、進む山頂にコンパスをあて歩いてみる、、、、
  
  なかなか難しかったです!!!

  まずコンパスを自分の正面に水平に持ち、対象にあてる。
  そして北を決める。回転盤をまわす。
  そして回転盤内の赤線と、地図の赤線を並行に並べて、対象からサッと地図に線をひく。
  この線上に私はいるのだ。いるはずなのだ、、、

  「…地図上では私はここにいるんだけど、貴方はどーお?」と隣を覗きこむ。

  「地図上では、ココ…」

  「右は急で左はなだらかな尾根道なんだけどねぇ…私たちこんなに来た?…トンネルってこの下?…」

  実際の状況と、地図から読めることが合致しないので、異次元が生まれる。
  ワタシ、ドコニイルンダロウ?みたいにすぐ陥ってしまい、パラレルワールドしてました^_^
  
  しまいには「貴方の地図なら理解できる」とか「私のコンパスは間違っている」とか結論したのだけど、男の子にイヤイヤ違うよコンパスはヒトより信頼できると言われました。。。

  うーむ。
  正しい。
 
  まったく正しい。

  みんな一緒にいるのに、地図上「私イマここ」みたいな異次元空間ができるので面白かったです。一緒なのに別々の場所。ロマンチックだねぇ?!
  
  コンパス&地図、使えたらカッコイイなー^_^
  日々練習でしょうか。

  そもそも立体の地球に対して、平面の地図をつくって、方位を定めて進むという行為自体に、計算する勇気が足りない気がしている自分。

  私の前に道はあり、私の後ろに道はできる、なんですよねぇ

  「こっちだ!」と自信満々に間違えるタイプです自分。
  太陽が味方だ。風をよんだりする。

 (多分男の子について行くのが正しい)