名前、その2。

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  リアルの人にブログを書いている事を言うこともあるけど、アドレスを教えることはない。
  「いいね!するよ〜」と言われても教えない。
  
  私はそんなにたくさんの人に自分のブログを読んでほしいと思っていない。
  逆に評価されたくない。
  恥ずかしいから。

  日記ですから。

  確かに多少の張り合いも欲しいから、少しは誰かに読んでほしいのだけど、内容が内容ですからねぇ。
  本当、とりとめもなく、ぶつぶつ呟いちゃってるからねぇ。
  なんとなくこのブログに愛着のある人が数人いれば十分なのです。

  ☆

  でも嘘は書いていないので、
  リアルの人がこのブログに行き着いても「どーもすいません」と恐縮するばかりで、記事を消去したりはしないだろう。
  
  うーん。2年、3年は書いただろうか。
  正直に書いた。

  だから私にどんな名前が付いていても、私は私なんだって気がしてきた。

  気に入らないことがあって毒を吐いても、相手を直接攻撃するのではなく一般化したつもりだ。
  好き嫌いで書いた事もあるけど、それは個人の意見なので気にしないでほしい。
  誰かが私の一部の記事を読んで、深く傷ついたり反省したり、怒ったり、影響を受ける事もあるかもしれない。
  だけどそれは個人を攻撃するものではない。
  「そういう風に感じたり考えたりする人もいる」という表明にすぎない。

  正直に書いたこの「あき」という人は、全く私自身と同一だ。だから、検索して実名に辿りついた私のリアルの知人がいても、まぁいいか、という気になってきた。さして影響力のある個人ではない。

  例えば、公の私とプライベートな私があるように、ブログな私がいるのです。
  友達が私の職場に来て、私の働いている姿を見てハッとするように。こんな一面もあるのよ〜とヘラヘラ笑って照れ隠ししてオシマイな気がします。
  例えば友達がこっそり絵を描いたり詩を書いたりしていても、それが上手でも下手でも好きでも嫌いでも、関係ないかもなぁ、と思っている。
  
  2年、3年ブログ書いてみて、「まぁ、いいか」の境地に達しました^_^でも無責任ではないですよ。恥ずかしいけど堂々としていようと居直っただけです。

  「あき」を形成する正直な言葉があるばかりで
  私でなくても構わないだろう。
  
  
  


名前


  音読するのと、心の中で文字を読むのと、頭に浮かんでは消えていくのと、言葉というのはすべて違っていると思う。

  リズムも感情の込め方も速さもトーンも、何もかも、言葉というのは違っていると思う。

  私は集中力がないので本を読むのが遅いのだけど、速読する人が小説を30分で読んだりするのをみて、(ぁあー、勿体ない)と思ってしまう。…ため息ついたりしないんだね。作業として速読のテクニックは凄いと思うけど、頭とか心がついていけなそう。


  ☆

  名前というのも、まじまじと感じてしまう方だ。
  名は体を表すというが、その通りだと思うものもあれば、なんか違うと思うものもある。
  
  浅田真央✖︎      …伝統的な顔立ち(面長で福耳)なので和風な名前がいいなぁ。
  羽生結弦◯     …しなやかな感じがバッチリ出ている。

  蓮實重彦✖︎     …なんだかカッコつけすぎ。
  柄谷行人 ◯     …カッコイイ名前だ。

  クリムト✖︎     …ムンクっぽい名前なので、よく混同する。
  ムンク◯     …画風の個性が直結する。

  長澤まさみ✖︎     …シュッとした長い足。丸い頰っぺた。セクシー。でも名前が普通過ぎる。
  田中みな実◯     …ちょっとブリッコな感じがよく出ている。

   エドガー・アラン・ポーは名前としてカッコイイと思う。
  でもそのイメージは萩尾望都さんが描いた『ポーの一族』が名作だったからかもしれない。江戸川乱歩の作品がメジャーだからかもしれない。お二人の功績によって、日本人のDNAの中にカッコイイ名前として組み込まれていて、判断する段ではないのかもしれない。
  
  福島、福井、福知山、福山✖︎    …混同する。
  青森◯     …カッパなど出てきそう。
  
  マンゴスチン、マンゴープリン✖︎     …混同する。
  アルゼンチン◯     …金髪巻き髪ロングのマッチョな男性がたくさんいそう。

 「エースをねらえ!」という漫画の登場人物の名前も素晴らしいほどピッタリあっている。緑川蘭子、宗方コーチ、藤堂先輩、竜崎麗華、、、華々しい名前に混じって岡ひろみの友達の名前はマキなんです。猫の名前はゴエモン。なんか庶民的です^_^

  彦摩呂✖︎     …下品。
  四方田犬彦◯     …カッコイイ。
  島田雅彦◯     …カッコイイ。

  吉岡秀隆✖︎     …覚えられず、つい「純くん」とか「ドクターコトー」と言ってしまう。
  吉永小百合◯     …女優らしく綺麗な名前。

  後藤久美子はすごく美少女な感じがするのに、後藤真希はすごく普通っぽい感じがするのは何故だろう。

  宮本武蔵佐々木小次郎だったら、やっぱり名前からして武蔵が勝っているのではないか。

  変わった名前は憧れる。
  …もしも私が五郎丸だったら……。ちょっと嫌かもな。。。野田とかも嫌だ。野村とか村田ならそんなに嫌ではないけど。微妙なところだな。
  苗字と名前の合わせ技で、トータルに好きな名前なんかもある。星野源浅田彰など。


  サリンジャー、フィツジェラルド、カッパーフィールド、ギンズバーグブコウスキードストエフスキーツルゲーネフ、、、、キリがないので止めるけど、名前が長い方が作家としてプラスな気がする。
  エラリー・クィーンとかコナン・ドイルとかアガサ・クリスティとかガルシア・マルケスとか赤川次郎とか、ちょっと名前で損している気がする。森博嗣は捻っているのでセーフだろうか。
  カフカカミュを混同するパターンもあります。あるあるです。

  村上龍✖︎
  
  春樹さんの短編で「カンガルー通信」というのがある。
  これはなかなか私向きの作品。主人公の男性が手紙を書いている形式になっていて、その手紙を「カンガルー通信」と名付けるのです^_^
  ハロー。



音と漢字と感じと意味と。
http://sprighascome.hatenablog.com/entry/2013/10/10/212840

水琴窟




あいつの背中

  私の車、今、すごく汚いです。

  雪をかぶると途端に汚くなるのだけど、それを洗い落とす間もなく、ほこり(?、花粉プラス黄砂プラスPM2・5)にまみれて、、、、、
  砂漠を疾走してきたのかっちゅうくらい汚れています。
  うーむ。汚い。。。。

 伊丹十三がエッセイで「ピカピカの真っ赤なスポーツカーをめたくそ汚して使うのがかっこいい」みたいなことを書いていて、それはかっこいいな!と同調するワタクシでありますが、私の車はピカピカの真っ赤なスポーツカーではない。
  中古ダイハツのミラちゃんです(パールホワイト)

  車は昼間じゃないと洗車できない。

  車で足元見られる訳ではないけど、私は私の車をそれなりに愛しているよ^_^
  ごめんね。今度洗車するからね。
  砂漠を疾走して来たんだよね。
  うん、でも、かっこいいよ^_^


  知り合いが只今入院中。
  手術は水曜日。
  電話をかけたら呼び出し音ばかり。着歴は残るはずだ。8時頃、またかけようと思う。

  2年ぶりくらい。

  なんと言えばいいか迷う。
  だって明日だ。
  今日は火曜日、明日は水曜日。
  そんな簡単なことも、なぜか上手く受け入れられない
  

  ☆

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  哀愁の背中。

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  どうですか??

  

  
  
  

融けてなくなる欲望

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いちご大福。
なんかキラキラした粉が…。
180円。

200円のと220円のいちご大福もあって。
単純に大きさの問題なのだろうか?と真剣に悩んだ。

ケーキに換算してみたり、ビールに換算してみたり。。

ショーケースの隣には、うぐいす餅やら、おはぎやら、季節の和菓子が。
  他のお客さんが「桜餅はいつからですか?」と問うた。

欲望が渦巻いてきた。

ほんのりした塩味。上品な餡。薄紅色。融けて、消える甘み。
和菓子、それは甘み以上のギフト。

欲望が渦巻いてキラキラとした粉が…
なぜか自分と葛藤する


ぁあ、もう、目の前が見えない…。


時々、チョコレートに対してもこんな気持ちになる^_^

そう。コーヒーに対しても時々こんな気持ちになる。
欲望が渦巻いて、(ヨダレじゃないよ^_^)すっかり潤ってほわんとしてしまいます。
融けちゃいそうです。

美味しかったです
(リピート確定!)

春にして君を想う

  ふと猫をみたら、ものすごく背中に哀愁を漂わせていた。いや、猫背で座っているだけなのだけど…。
  田中邦衛か、菅原文太か、松方弘樹か、高倉健か、っちゅうほどの哀愁を漂わせていた。

  黙って、土起こしされている田を見つめているようだった。
  
  悩みなんか無いだろうに…。
  ものすごく悩みがあるような態度が憎らしい…。
  ザ・アンニュイ…

  猫のくせに、なに悩んでんだろ…

   無性に「仁義なき」シリーズをみたくなってしまったではないか。どうしてくれよう、、、


  ☆

  小沢氏のチケットがとれた^_^バンザイ。
  広島だけど。東京も申込んだけどハズれた。。。。
  友達にLINE。どうやら福岡がとれたらしい。

  「私はどこでも行く」
  「仕事の都合とか大丈夫なの?」
  「だって」
  「いいの?」
  「でもそのために生きているんだもの」

  はやまったらダメだけど、でもなんとかなるのではないか?
  だってそのために生きているんだもの。

  
  若い頃に入れ込んだ音楽は、神様のようだ。
  隅々まで私を支配して、盲目的に信じてしまう。アタマで理解することを超えて、懐かしさの中に、柔らかい部分に。
  中心から求めてしまう。
  思いっきり、思い出と結びついてしまっているんだろうなぁ。過去に直結してます。
  思いっきり、答えがあるような気がして。未来に直結してます^_^

  特別な音楽はたくさんあった方がいいなと、私は思う。
  

  
  

アンマッチ→不幸。同調は無難ではない、怖れるな。

  望まれていることと、やっていること・できることがアンマッチな場合がある。
  果たして。
  最初から「何を望んでいるのか」ハッキリと伝えていただろうか?
  最初から「やりたいこと・できること」をハッキリと伝えていただろうか?
  
  お互いに辛いだろうねアンマッチ。
  期待通りではなかった…!
  妥協も確かに必要なのだけど、できないものはできないだろうし、望みは儚く消えていく。
  
  無いものは作ればよい。
  結果は残せばよい。
  企画は立てたらいい。
  評価するのは結局は自分ではなく他人。
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  遠巻きに、前例と比べて、ふうん、と思っている。
  本人たちも、なんかチガウと思いながら日々を消費しているのではないか。

  アンマッチ。

  、、、

  
  定住計画の失敗だと痛々しい。
  海外青年協力隊とか町おこし協力隊とか、慈善活動的な補助金のついた事業なんかも痛々しい。
  理想と現実のギャップ。

  なし崩しでうまくいく場合もあるけれど、なかなかやり方や考え方を変えられない人もいる。

  幸せかな…?

  無理して辛くないかな…?

  たとえアンマッチな場合でも。夢や希望は語り続けた方がいいと思う。
  優等生のように割り切ってはいけない。
  他人から望まれていなくても。
  現実が思っていたようではなくても。
  少しづつでも。

  それが痛々しさから抜け出る一歩ではないかな。

  とにかく人というものは、同調していればよいというものではない。
  立ち位置がハッキリした人の方が捉えやすいのです。
  無難に過ごして時間を潰していくのは、お互いにとって無益な気がする。例えば周りから嫌われても、仕事をキチンとすればいつか認めてもらえるはずだ。
  仕事をキチンとしようと思えばそれなりに時間はかかるものだ。だから「何をしたいのか」ブツブツと呟き続けるべきなのだ。
  
  ほしい、やりたい、と言っていたらきっと誰かが助けてくれる。
  できる、やっている、と言っていたらきっと誰かが助けてほしいと声をかけてくる。助けてあげたらいい。

  一緒にやろう、と言ってもらえる。
  一緒にやろう、と言えるようになる。