旅に出る。

　

　少し車で遠くに行きました。

　まだコロナの心配があるので、人が密集しないような所へ。

　山口県柳井から夜のフェリーで出発し、高知の足摺岬まで。

　日の出を見たかったんですよねー

　車で仮眠をとり、寒いなか待つ日の出。。

　予報は曇りで、海の方も雲がかかっていたので、半分諦めていましたが、雲から少し太陽が顔をだしてくれました。ありがたいありがたい。

　

　

　

　

　お寺をみたり、漁港をみたりして、観光スタート！

　ジョン万二郎資料館と足摺海底館に行きました。どちらもすごく良かったです。おもしろかったです。

　

　

　海が綺麗なんですよねー。

　本当に広い。

　太平洋です。

　沈下橋を見に行って、お昼にそうだぶしラーメンとシラス丼食べて、海洋堂のホビー館を見に行きました。

　海洋堂に行くまでのうねうね道がすごかったです。怖かった…

 

  

　

  テイクアウトしたカツオのタタキバーガーもおいしかったです。素晴らしい。

　夜は、高知にたくさんある弁当屋さんのチキン南蛮弁当を食べました。これもおいしかった。

　2日目の高知は、はねあげ道路からスタート。漁港には釣り人がたくさんいて。本当に玄関先で魚をおろしていて、本当に横で猫が待機してました。ベタだけど嬉しい。朝から行かないと見れない光景。

　

　

　

　

　そして桂浜。いちばん波音が大きく、雄大な浜でした。パワースポットだと思う。かなりパワーをいただきました。

　

　

　龍馬の銅像が想像より大きかった。かっこよかったです。

　県立坂本龍馬記念館にも行きました。近代的な建物で、のんびりできました。

　龍河洞という鍾乳洞へ行き、かき揚げうどんを食べて、土佐文旦のシャーベット食べて、仁淀川の綺麗な淵をみました。

　

　

　

　こんな感じ。

　路面電車もかわいいです。普通にJRも。

　あたたかかったし、街の規模もちょうどいい感じで、住みやすそう。温泉もよかったです。

　

　3日めは愛媛県。佐田岬の灯台と朝日を目指します。

　岬って本当に遠い…。ちょっと地図を見てください。足摺岬も佐田岬もまじまじ見ると、すごく端っこ。地図みたら行きたくなっちゃいます。

　

　

　

　

　途中、下灘駅を見に行きました。確かにかわいい。

　

　

　

　お昼は松山空港で鯛めし食べました。

　出しと卵を混ぜたものに刺身を絡めてご飯に乗っけて食べるスタイル。鯛めしと言っても、炊き込みにするのもあるし、茶漬けにするのもあるし、店によって違うのでまた来なければならないなぁと思いました。おいしかったです。

　

　あと、松山空港の水道の蛇口からはみかんジュースが出ます。

　やってみたかったー（ウキウキ）

　

　

　おいしかったですー

　大移動した割には、しっかり観光。

　おいしいものも食べたし、のんびりしました。天気もよくて、ずっと気持ちよかったです。

　

　

　

4-2、自信

　あっという間に11月が終わる…

  この間退院したと思ったけど、一月経ちますねぇ…

  痛みというほどの痛みはもう無いです。違和感はあるし、負担をかけ過ぎないよう気をつけてはおりますが…

　今は、二週間に一度、50ccづつ生理食塩水をエキスパンダーに増量して膨らませる処置と、微量の浸潤性がんが検出されてしまったので予防処置としてホルモン治療を受けることにしました。

　治療に専念できるのは、正社員だったおかげ。有休を消化して欠勤となるけど、休職手当てが貰えるおかげ。ありがたい、ありがたい。本当にそう。リハビリもがんばるし、しっかり療養いたします。

　

　この機会に、どこで療養・リハビリしてもいいわけですから、彼のお宅に移ろうと思います。

　自分的に、本当にずっと生活できるか、確かめるチャンス！

　結婚で失敗している自分でありますから。

　他人とうまくやっていけるのか。仕事辞めてから、「やっぱり違う…」となると痛いですからね。もう45歳です。結婚するために仕事を辞めて引越しするのは、リスクがあるんですよねー。。。

　今の仕事を辞めても専門職ではないから、現地で就職活動しても正社員はコロナだし難しいかと覚悟しております。

　覚悟。

　がんを抱えて正社員の仕事を辞める覚悟。

　

　「楽しい」だけじゃなくて

　やっぱり

　「なりたい自分でいられるか」

　「自信」というのは、強く自分の能力を信じられるか、だけではなくて、どうにかなるだろう、と思えるくらいの展望が持てるというのもあると思う。

　もっとゆるく根底に、自分ならきっとどうにかなるだろう、と。

　こういう風になりたい、こういう方向で、とか。好きじゃないこと・生理的に無理なことを避けていける、とか。

　もっと細々としたものをしっかりと握り続けることなのかもしれない。

　そういう「自信」の持ち方も大事なのかもしれない。と、中年になって、しみじみと思います。

　

1-6、寝過ぎてしんどい

　

　

　退院後は、ゆっくりしてました。

　散歩したり、図書館行ったり、料理がんばってみたり、掃除したり、買い物に行ったり、ヨガしてみたり。

　「痛み止めもそろそろ効かなくなる」という言葉通り、飲んでもあまり効いているような感じがしない。この感じに慣れていくのが正解なのか？

　1週間が過ぎて、形成外科の先生に診てもらうと、「赤いねぇ」

　比べたら赤いかもしれないけど。化膿止めの薬を一週間分出していただきました。

　2週間が過ぎて、形成外科の先生に診てもらうと、「あ、大丈夫ですね」とエキスパンダーに50cc追加する処置をした。（右胸を全摘した後に、シリコンを入れる空間を作るために筋肉の間にエキスパンダーというものを手術時に入れてます。手術時に150cc入れてます）皮膚を伸ばすための処置だけど、結構重いな。圧迫されてる感じあるな。つまり、痛いな。慣れるのかなぁ。大丈夫かなぁ。予定では400ccまで入れていきます。

　乳がんで全摘、と宣告されてすぐに「再建します」と決めたけれど、結構痛いし大変だった（まだ終わってないけど）

　胸って、女性性の象徴だし、二つあるべきものが一つしかなかったら気になると思うんですよね。子育てしたいと強く願っているわけではないから、いいかー、とはならない。たいしたものではないけど、似て非なるものよりはずっといい。胸が無くなるって、顔に傷がつくくらいのダメージなんです。顔の近くにあるから目につくしね。着替えのたびにションボリするのは嫌だった。

　自家組織で再建する方法もありましたが、選ばなくて良かったと思ってます。私の場合、サイズの問題でお腹の脂肪を使うやり方でないとできなくて、結構広範囲で傷がつきます。痛いよー、絶対。シリコンよりは馴染みは良いと思われますが、痛いよー、絶対。悪くない箇所に傷をつけるのにも抵抗がある。そして、左胸も全摘になった時に困る。

　

　大腸の腸炎になった。

　深夜1時から2、30分おきに下痢が続いて朝になっても続くので、病院に行った。病院で待っている間も続いて、血便になった。

　原因不明なんですよね。ウイルスとか細菌とからしい。

　今日で3日め。

　頻繁な下痢と血便は収まってきたけど、まだ下痢。いただいた薬を飲んで養生しています。

　胸と腹が痛くて寝てます。

　だけどもう寝過ぎ！寝過ぎて疲れた。

　食べれないから力が出ないのか、しんどい。

　早く健康になりたい

　

3-1、顔みてほっとする

　

　

　

　金木犀がこんもりと茂る。

　甘い香りがあたり一面…、お花もかわいい

　近所の交差点にある元魚屋の向かいの家の樹です。2本かな？立派です

　香りの良い樹って良いですよね

　痛みはまだありますが、だんだんと耐えやすくなってきました。

　痛み止めを飲んでも、あまり効かない感じだし。神経にさわる痛みは、この薬では効かないとききました。時間が解決してくれるかなぁ。。。

　リハビリを兼ねて家のことも積極的にやるようにします。

　あとは散歩したり。外に出るのも気分がいいです。

　

　ちょうど紅葉の季節なので、彼氏とも久しぶりに出かけました。一月ぶりですねぇ。

　LINEしたり電話したりしてたけど、実際に会うのはやっぱり嬉しいし、ホッとする。

　彼氏の方も私が元気そうで安心したみたいです。

　長時間のドライブや、でこぼこ道はまだ胸の傷がしんどいですが、牧場に行ったり紅葉の遊歩道を歩いて楽しかったです。

　

　彼なりの心配や不安というのもあったのだと思いますが、こちらに見せないようにしてるので、改めて思いました。あー、心配してたんだなぁ、って。

　そういうものですよね。

　顔みて、ほっとする。

　これからも仲良くやっていこうと思います。

　

1-5、退院

　

　退院が決まりました。嬉しい^_^

　まだ痛みはありますが、とりあえず嬉しい

　10月15日より11月2日まで

　18泊19日かな？長かった…

 しばらくは安静に過ごそうと思います。

　先生や看護婦さんや薬剤師さんや掃除の人、ありがとうございました😭

　大変お世話になりました。

　本当にすごく大変なお仕事だと思います。

　身体を治すだけじゃなくて、人間ってそれだけじゃないよなぁ、と思いました。

　「生きる」って本当にすごいことです

　まだ治療は続きますが、これからも頑張ります

　

　

1-4、自由とは

　

　入院生活も17日め

　胸の傷が痛いのも辛いけど、外に出れなくて辛い。

　話をするのは看護婦さんとお医者さんだけ。

　面会は今はできないので。

　工事中というのもあり、電話をかけるスペースもない。エレベーター前のソファで、ナースステーションで皆様が働いてる横で、くだらないおしゃべりをするのもどうかなー、と思う。。。。

　つい1階の渡り廊下に行ってしまう。

　屋根で繋がってて別棟に行ける廊下です。

　外の空気が吸えて嬉しい。

　

　病院って、長居するところではないですね本当に。

　治療して、社会復帰するための場所ですけど

　痛さとか身体の不調が先行してしまって、日常生活ではそこまで気にならない色々なことが気になってしまう。

　暇すぎるんだろうな。。

　「できない」「しんどい」理由をたくさん探すことができる。

　日常生活に入ってしまえば、できないならどうするか、とか、しんどかったら寝よう、とか自分でなんとかしようとしますもんね。

　精神的に自立するってこういうことだと思いました。

　不自由なことを理由に、自由になろうとしないというか。うまく言えないのですが、気持ちが自立してからでないと、どんな小さな自由も成り立たない、みたいな…そんな感じ

　

　ネットフリックスで映画をみました

「ショーシャンクの空に」

「ゴッドファーザーパート2」

「オーシャンズ11」

「キャッチミーイフユーキャン」

「カメラを止めるな」

「パラサイト」

「鬼滅の刃」アニメ

「この世界のさらにいくつもの片隅に」（アニメ）

「おっさんずラブ」ドラマ

　寝る時にYouTubeで睡眠用落語や睡眠用「水曜どうでしょう」聴いたりしてます。

　入院生活はもう少しかかると思います。。。

1-3、寝て起きて寝て、また寝る

　今日で入院11日め

　4人部屋

　入院生活あれこれ

　入院初日に隣のベッドのおばあちゃんが、ずっとえづいていた。くしゃみ、咳もある。

　夜中に「たすけてぇ」と言う。え？私？私がナースコールの場面？

　「たすけてぇ、お父さん」「せなが痛いぃ」「このまま死ぬんかなぁ」「ぅげぇぇ」

　寝にくい。

　もう1人の同室の女性は、辛い治療をしていて、たまに泣いてる。

　ストーマをつけてトレーニング、 2度目の手術入院、放射線治療、リハビリ、食べれない、精神的に、とか、そういうワードが聞こえてくる。同年代くらいだと思う。可哀想。

　廊下をおじさんが血を流して歩いていて、看護婦さんを慌てさせていた。せん妄？麻酔などでぼんやりして幻覚を見たりするらしい。。

　すごい量の血尿？を運ぶ看護婦さんもいる。看護婦さんは結構走っている人が多い。

　トイレで急変！とか言いながら。

　多分、この階は手術要の人とがん治療の人が収容されている。先生もウロウロしている。

　皆、大変そうだなぁ

　

　

　食事は毎食すべていただいております。

　香りの良い（レモンとか）小鉢があったり、フルーツがあったり、不満はない。

　おひたしや酢のものやサラダなど、私の普段の食事と比べたら多めで嬉しい。

　痩せるといいな^_^と思いきや、痩せている気配はない。おかしいなぁ。。。

　私は毎晩何かしらお酒を飲んでいた。ビールとか焼酎とかサワーとか。

　入院生活ではそれが無いので寂しいです。

　今は薬が効かないのが一番怖いので、あっても飲まないと思いますけどね。

　ビール飲まない代わりに、甘いものが食べたくなる。

　さっき売店で大福買いました。

　刑務所暮らしの人も甘いもの欲しがる。

　甘いものってすごいですね。

　

　（↑入院を知らせたら、友達がバックインバックを送ってくれました^_^かわいい！ありがとう）

　面会はなし

　見舞い品の受付は無し

　家族は1週間に一度、荷物のやり取りを申請して行う

　カーテンはずっと閉めっぱなし

　廊下はマスク

　

　母から絵手紙もらいました^_^

　食べるのが仕事

　夜、ぐっすり寝るのが仕事

　毎日、下半身浴するのが仕事

　歯磨き、洗顔、トイレ、院内の売店に行くのがリハビリ

　痛みがだいぶおさまってきたので良かったです。余裕が出てきましたー

　ストレッチなど、できる時はしようと思います。。