2013-01-01から1年間の記事一覧

待っている、水曜日。

思い込み、偏見、、、、 なるべく先入観を持たずに新鮮な気持ちで、それぞれに出会いたいと思っている。 パッと見て。パッケージやファッションで、中身を判断してしまうことは多いけれど。なるべく知らない振りをして、待っている。 勿論、知りたくて自分…

待っている、火曜日。

ウッディ・アレンの映画で。 図書館か書店で、女の人と距離をとりながら彼女を見ているシーンがあって。静かに本に囲まれて、棚と棚の間から女の人をそっと追う。女の人は本か雑誌に割に集中している。そんな彼女を見ているシーン。アレがすごく好きなので…

待っている、月曜日。

早く記事を書いてくれないかなぁ、と待っている それは彼女の問題で、勿論。 ブログというのは手紙のやりとりのようだ、とよく思う 私にあてたものではない、勿論。 私は返事を出す必要はない、勿論。 どんな声で、どんな風に話すのだろうと想像する 仕事で…

ポンプアップ

ジョギングする前には、必ず準備運動をする。 テレビのマラソン中継でも、スタートラインにのぞむ選手たちは小さくジャンプしたり、手足をぷらぷらしたり、軽やかにステップを踏んでいたりする。 ポンプアップ。 空気の抜けたボールは弾まない。空気を入れ…

ミステリーツアー。

山道を歩く。 紅葉はまだ早いけれど、木の子が育っていてついつい写真コレクションしたくなる。 木の子のヒダ。真っ白なじく。菌糸。胞子。増殖していく感じ。落ち葉の間から、妖しく潜む気配がもう……、 杉の大きく育った根本に洞がある。ちょうど狐や狸の…

イノセント。

ネィティブ・アメリカンの教えで(贈りものは留めてはいけない、与えられたら与えること、素晴らしいものは巡るべきもの)というような内容のものを学生時代に読んだ。 例えば。誰かが恵まれたら、それを隣の人にもわけてあげる。面白い・楽しいことは皆に…

だらだらと音楽を聴く。

http://youtu.be/3qxCVyC0Zqo夜に音楽を聴くのは好いですね台風の夜は格別後悔の仕方など、考えるやり直しがきかないから。ただ一度の人生だから。こそ、 恥ずかしいほど頑張れるのだなと思える。 もしもタイムマシンが発明されたら、私はきっと一生頑張ら…

猫の舌。

お菓子の話。 白い恋人は、フランス語で「猫の舌」というお菓子を真似てつくった(のだろうか?)別名?別物? わからないけど美味しいですよね。 白い恋人というと、北海道の定番土産の箱詰めクッキーのことなのだけど、赤福とか通りもんとかひよこより、…

愛想笑いをやめたら、心から笑えるようになった。

今日は図書館で写真集をあさっていた 凄い写真もあったし、それについて何か言えたらカッコいいんだけど(言わない)、、、代わりに好きだった写真集の話をする。 私が「ぅお!」と思ったのは、やはり人物写真だった。 その写真集のコンセプトは『ジャンプ…

銀杏。

今日は久しぶりに晴れた休日であった。 空が晴れているって、いいなぁ。 朝のうちに庭で作業。おいしげるススキとランタナを、丸坊主に刈り込んだ。 元気が良すぎる株は手間がかからなくて良い。 枝一本残さないつもりで刈り込んだけど、後からのぞくとぴん…

透明人間。

あるブログで。(私だって楽しいことを書きたい)という人がいて。 なんというか、ズシリときた。 本音の重みだ。 私は、報道カメラマンが治安の悪い国で仕事をするのを連想した。 彼等は、目の前で突きつけられる銃や、走って逃げる人々や、難民や、デモや…

音と漢字と感じと意味と。

私は結構(ふにゃふにゃ)な人間だ。 書く字も(まあるい) 「あなた、メンドクサイって言うのが口癖よね」と、この間指摘されアハハと笑って誤魔化した。 そうです私はメンドクサイ星人です。 日本語って素敵〜…(ぽや〜)としてますが。正しく使わない。…

それぞれのライフ。

つい忘れてしまうのかもしれないけど。 パソコンのこちら側には、人間が座っている。当たり前のことですが。 食べて笑って眠って、喋って泣いて怒って、考えたり感じたりする生身の人間が座っている。 テレビに向かって文句を言うのとは違う。映画の感想を…

ダーティな偏り。

※ ちょっと思い切って(?)言ってみます。 私の個人的なバイアスが入っているので、興味のない方や不愉快な方は読むのをすぐやめてください。 文学について。 もしかして文学とは……『科学的でもなく教育的でない、言葉による芸術的表現』のことかな? どう…

米、物価、貨幣価値。

今はどこの国でも信用通貨(多分)輸入したり輸出したり。貨幣を為替相場でやりとりしています。大丈夫かアベノミクス、大丈夫かオバマ政権。物々交換していた時代は、遠く昔。 江戸時代の物価について考える。 全体に油やロウソク、傘などの工業製品が高く…

黒を着る女。

長くつきあっている友人(女性)の話。 彼女は学生時代は赤とかピンクとか女性らしい色の服を着ていることが多かった。 ベッドカバーやパジャマは勿論ピンクだ。 パー子というわけではない。 でもたまにパー子みたいになっていた。 彼女は女子校の教師をし…

少年の罪科。

『午後の曳航』三島由紀夫、新潮文庫。を読んだ。 33歳の母親は、13歳の息子と二人暮らし。父親は息子が8歳の頃に亡くなった。船乗りの竜二と母親は、恋仲になる。……そういう話だ。 母親と竜二だけなら、メロメロなメロドラマなのだけど、息子の視点が…

残像(かもしれない)

不思議なことを特別なことと思わずに、そういうこともあるかもしれないねというスタンスをとると、楽だ。 楽というか、楽しい。 期待し過ぎてはいけない。 超自然的なことは、自然の中に起きる。 科学すると不思議が逃げる。 説明するのを放棄すると、わり…

水琴窟

喫茶店をもしも自分が持つとして。 どんな名前をつけるかなー、と考える。喫茶店の名前って、難しいですよね。呼びやすくて自分らしくて印象に残るような。 ブログの名前とかIDの名前も、ちょっと難しい。難しくない人には難しくないと思うけど。 ⚪⚪日記と…

残像(では、ないのだけれど)

私はUFOを見たことが二回ある。 未確認飛行物体。 一度は、夕方バスに乗っている時。 遠くに見える飛行機ほどの大きさのものが、住宅街の屋根のすぐ上を、すーーーっと横に水平方向に流れた。飛行機にしちゃ速い。流れ星にしては時間が早いし、消えないし、…

写真テレパシー。

写真は撮るのが好き、みるのが好き。撮られるのは苦手、整理するのが苦手。 風景写真は苦手、本当は人物写真が好き。風景写真でも、キマッテイルのは好き。人物写真は、中途半端なものが救い難い、苦手。 (掛け値なし)の笑顔が、くっきりと映しだされたも…

暗く細い道を歩く。

(共感する)とか(同意する)とか。プラスの言葉だけど、私にはちょっと難しい言葉だ。 「そりゃそーだ」と思うことには、そこまでアツク同意はしない。あまりにも正しいことは、あえて言う必要もない。 大きな声では言えないこと、もしくは自覚してても言…

時事ネタ禁止。より抽象的な言葉でつぶやいてください。

ツィッターのルールをこのように↑決めてもらうと、私は大変嬉しいし、腕まくりして参加すると思う。 例えば、…⚪風向きが変わったと喜ぶのはよいけど、そんなに風まかせなのか。⚪何から手をつけたらよいのかわからないという状態は、なんでも良いから手をつ…

連打。

うぅむ。 唸る。 『花ざかりの森・憂国』三島由紀夫、新潮文庫。を読み終えて。ぱらぱらと読み返して。やっぱり凄い短編集だと結論した。 三島由紀夫本人が「もはや愛さない」と言い切る「花ざかりの森」を除いて、完成度が、純度が高い。(「花ざかりの森…

江戸エコロジー。

江戸の地図をみると、農地が広い。武家屋敷の庭も広い。朱引内(江戸城を中心に、品川大木戸・四谷大木戸・板橋・千住・本所・深川以内の地)の、おそらく七割くらいが緑地、農地、庭園だった。 今の東京からは想像できないけれど、そりゃそうだ、江戸は緑…

午後12時半。山と谷を超え、道路上のイガ付きの栗を避けて運転したらかなりな暴走になり、けれど他に車もいないのでヨシとしたがこれがヤバイくらい楽しく、落ち葉までよけて暴走しながら、予約注文した豆腐のことを考えた。

渡辺さんのお豆腐。 渡辺さんのお豆腐は、手作りで、決まった分しか作りません。前日に注文しておいた。お客は、自前のお鍋やタッパーを持って行って、入れてもらう。一丁、130円。木綿。水も違う。蛇口の水ではなく(魔法の水)に浸かっていて、大切そうに…

午後12時半。山と谷を超え、斉藤和義の「僕の見たビートルズはTVの中」を大音量でかけながら車を運転し、もうすっかり秋だなぁと感じいって、ぼんやりと考えたこと。

『花ざかりの森・憂国』三島由紀夫、新潮文庫。を、読んでいる。 三島由紀夫自選の短篇13編で、解説も三島由紀夫本人が書いている。 短篇のくせに濃い。スケッチのようなものもあるのですが。 『詩を書く少年』は三島本人が十五才の頃に出会った命題だろう…

夕方6時。川沿いのサイクリングロードで、暮れるのが早くなったなと思いながらジョギングをし、ぼんやりと考えたこと。

私は広い処が好き。 海とか砂丘とか飛行場とか港とか。山のてっぺんも、見晴るかすことができるので好き。同じ意味で、観覧車のてっぺんも、飛行機からみる窓の外も好き。 地平線や水平線が、まあるくカーブしているのを見れたら幸せ。 鉄道の旅は、広いこ…

花を供える。

昨日は墓参りをした。 知らない祖先の墓だけど、花を供える。 私の父方の墓。 父の母、父の兄弟の嫁が其処にいる。生前の彼等を私は知らない。 父の先生の墓も近くにあり、花は供えないが、手は合わせる、花筒に水を足す、水をかける。 今年は暑かったね、…

寝返り。

足先に猫があたる歓びを、どれだけの人が知っているだろうか。 それは恋人とつないだ手と手で、なんとなく通じるのに似ている。