4-2、自信

 あっという間に11月が終わる…

  この間退院したと思ったけど、一月経ちますねぇ…

 

  痛みというほどの痛みはもう無いです。違和感はあるし、負担をかけ過ぎないよう気をつけてはおりますが…

 今は、二週間に一度、50ccづつ生理食塩水をエキスパンダーに増量して膨らませる処置と、微量の浸潤性がんが検出されてしまったので予防処置としてホルモン治療を受けることにしました。

 治療に専念できるのは、正社員だったおかげ。有休を消化して欠勤となるけど、休職手当てが貰えるおかげ。ありがたい、ありがたい。本当にそう。リハビリもがんばるし、しっかり療養いたします。

 

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 この機会に、どこで療養・リハビリしてもいいわけですから、彼のお宅に移ろうと思います。

 自分的に、本当にずっと生活できるか、確かめるチャンス!

 結婚で失敗している自分でありますから。

 他人とうまくやっていけるのか。仕事辞めてから、「やっぱり違う…」となると痛いですからね。もう45歳です。結婚するために仕事を辞めて引越しするのは、リスクがあるんですよねー。。。

 今の仕事を辞めても専門職ではないから、現地で就職活動しても正社員はコロナだし難しいかと覚悟しております。

 覚悟。

 がんを抱えて正社員の仕事を辞める覚悟。

 

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 「楽しい」だけじゃなくて

 やっぱり

 「なりたい自分でいられるか」

 

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 「自信」というのは、強く自分の能力を信じられるか、だけではなくて、どうにかなるだろう、と思えるくらいの展望が持てるというのもあると思う。

 もっとゆるく根底に、自分ならきっとどうにかなるだろう、と。

 こういう風になりたい、こういう方向で、とか。好きじゃないこと・生理的に無理なことを避けていける、とか。

 もっと細々としたものをしっかりと握り続けることなのかもしれない。

 そういう「自信」の持ち方も大事なのかもしれない。と、中年になって、しみじみと思います。

 

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4-1、涙の理由

 涙もろくなりました。

 この5〜6年、瞬時にこみあがり、秒で泣く。

 六歳児並みに泣く。

 悲しくて泣く。淋しくて泣く。

 帰り道で泣く。曲を聴いて泣く。

 

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 イノセントなものを感じて泣く。

 幸せだなと思えて泣く。

 美しいなと思えて泣く。

 

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 泣くこと自体が幸せだなと思います。

 それだけ自然な感情の上にあるから。それこそ六歳児並みのピュアさなんじゃないかと(←六歳児並みのワガママ、六歳児並みの傍若無人

 

 泣けない人もいますからね。

 もっと皆わんわん泣いた方がいいと思う。

 

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https://youtu.be/goU1Ei8I8uk

 

https://youtu.be/MCrbZ7Q6jN8

 

 この半年ほど、かなりお気に入りの藤井風

 オリジナル曲もいいけど、カバー曲もいい。

 ライブ配信はもちろんオンタイムで視聴して号泣。。。

 寝そべり配信もゆるくて良いです。

 リラックス効果・癒やし効果高めで、猫動画レベルです

 

 https://youtu.be/ypbjWCS2OIM

 

 早く元気になって、藤井くんのライブに行きたいです^_^

 

 

 

 

1-1、病いについて

 

 「病い」という言葉は重いですね。

 「健やかではない」というか、「滞っている」というか、そういう不調も辛いけれども。

 

 がんとか心臓とか脳とか、自分の努力ではどうにもできず、切ったり薬を使ったりリハビリしたり、正しく「闘病」という雰囲気。。。病院で適切な処置をしてもらわないと良くならない感じがします。身体が弱ると心も弱りそうだし。。。

 自分の中にがん細胞があると思うともう怖いです。。

 身体が痛いわけでもないし、具合が悪いわけではないけど、怖い。

 そしてがんなんだから切除しなきゃいけないのはわかるけど、痛くもないのに切除しなきゃいけない自分の身体が可哀想。名残り惜しい。馴染んでいるものだからなぁ。納得しているけれどもやっぱり寂しい。

 

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 「闘病」より「治癒」がいい。

 病院では最新の技術を使ってほしいけど、新しい身体になったら早く馴染んであげたい。

 進行性のものでないことを祈るけれども、早く退院して、整えていきたい。

 

 本当に思う。健康って大事だ。

 おいしく食べて、適度に運動して、ゆっくり眠って、そういうなんでもない普通のことがどれだけ幸福なことかって実感する。

 自分の身体を大事にしてあげようって思います。

 

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 おもしろいのは、病院からのアドバイスで「乳がんのブログは読んじゃダメ」と言われたこと。

 生きるために前向きに情報収集するなら、ブログじゃなくて学会とか協会から出してるホームページですって。

 ブログはうまくいかなかった人のグチなんですって。うまくいった人は気にならないから書かないみたい。うまくいかなくて気になって仕方ないからブログを書いてしまうらしい。

 

 それぞれの病気との向き合い方があると思うので、私は私のやり方で向き合いたいと思います。

 

 「怖い、怖い」とビビっておりますが、早い段階でがんを見つけてくれた先生方には心から感謝しております。

 

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0-1、もくじ

少しづつ書いて行こうと思い、始めた「0地点」すっかりほったらかしてしまいました。。。。

日記のように、特定の期間、自分のために記録してみようと思ったのです。どうせなら、はてなで。

三日坊主と言えず、一日坊主でした!

 

    …まぁ、まぁ。。。ゆるく行きます

    仕事じゃないし。

 

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とりあえず、現状報告して、都度都度の心境を記録できたらと思います。〔もくじ〕です。

 

1、病気発覚

 5月末、右の胸にしこりを確認し、6月に病院受診。再検査(切開手術)を要求され、怖かったのでマンモトームができる大学病院へ紹介状を書いてもらった。調整して8月にマンモトームの検査入院。8月中旬にがん宣告。早い段階での発見なのでステージゼロ。マンモトームで検出されたのは非浸透性のものだった。右乳房には、たくさんの疑わしいものがあるので、部分切除ではなく全摘を勧められる。

 乳がんには色々なアプローチがあるようで、再建含めて、悩んで結論を出してほしいとのことでした。

 右を全摘して、シリコン入れて再建できるようエキスパンダーを入れます。半年から1年かけて定期的に通って皮膚を拡張させ、再び手術してシリコンを入れます。

 

2、仕事

 がん宣告されたことで、放っておくわけにもいかないので治療します。

 診断書は、自宅療養を含めて3ヶ月。入院は3週間くらい。あとは切除したものを検査し、ホルモン治療、抗がん剤治療と方針を決めていくそうです(現段階では、初期の発見なので、キツイ治療はしなくてもすむとは思うという先生の見立てではある)

 それにしても引き継ぎが進まない。

 課長に報告し、部長に報告し、人事にも話してるけど、実務レベルで誰に何を引き継ぐのかという話が全く進まない。

 誰に何を引き継ぐのかって、現段階での状況が必要なのかなー、、、いや、まじ入院前までに進む気がしない仕事も多いんですけど。。

 仕事のグチになるのでもう言うまい。

 私は8月半ばには、入院することを告げていて、今9月末に引き継ぎ書を書くけど、切羽詰まった状況にしたのは管理者の責任と思っています。忙しいのはわかるけど、こうなることは予測できませんでしたか?

 全ての人は善意では動かない。言わなきゃ動かない人はいるんです。全部言わなきゃいけないのか、全部文章にしないといけないのか、めんどくせーが先に立ちますが、休みますよって先に言ってるから休みます。言ってないことも書いてないこともやってもらわないと困ります。

 電話もメールもお断りです。

 

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3、恋愛

 3月から付き合い始めた人がいるけど、初めはどうも話が噛み合わないし、気になることが幾つかあって、どうしたものかと悩んでいた。

 話が噛み合わない、これ結構ストレスなんです。話自体をしたくなくなるし、話し合いで改善されていかないから。使っている言葉の意味合いからして違うんですよねー。頭悪いんじゃないかとか、心が不安定なんじゃないかと本気で思っていました。

 ちょっと時間をおいてみたりもしました。

 友達に相談してみたりもしました。

 うーん

 でも、彼なりに私のことを好きなんだろうなと思い、そういう気持ちはなんとなくわかったので、「言葉で」考えるのをやめました。

 話もあまり聞かなくてもいいや、としました。

 話をしてて「それは興味深いな」というポイントだけ掘る感じで、あとはうわの空。

 自分から話したい時は、「自分の」機嫌を損ねないように気をつけます。私が話し始めても、話を取っちゃうんですよね彼、本当イライラする。だから自分の過去の話はあまりしてないと思う。大事な思い出とか、大事な経験とか、大事にしてることとか、話し始められない。ま、仕方ないね。隠しているわけではないけど。話したくなったら話します。

 それでどうしているかというと。

 行きたい所とかやりたい事とか食べたい物とか、そういう具体的な事をやって、お互いがどうしたら居心地がいいか、妥協できたらいいかなと。だいたい出かけています。

 そうしながら少しづつ、相手も私もペースが合ってきたかなぁと感じています。

 

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4、自分

 ヨガに通わなくなったからか、少し太ったからか、老いを感じます。

 「す、」と動けない。

 身体が錆びていると感じます。仕事も窓口対応でなくなったので、それも影響あると思います。

 ジョギングしたり登山したりヨガしたり、もっと運動しなければと思います。

 これからの人生で「今」がいちばん「若い」んだから、老いてばかりはいられません。

 好奇心がなくてはいけません。

 新しいこと始めたいです。

 何かとコロナな世の中ですが、それでも楽しい事とかおもしろい事を見つけていきたいです

 

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0地点

 

すっかりとご無沙汰なはてなであります

なんかなぁ

 

色々と思うことはあったけれど、うまく言葉にできず、な日々でした

 

仕事のことも

恋愛のことも

自分のことも

何もかんも、すぐに憤り、すぐに思い直し、すぐに決心し、すぐにぐったりとうなだれる、そんな日々

私にとってはてなは、気持ちを整理したり方向付けする場所なので、素直でありたいけれどもあまりネガティブなことは書きたくない想いもあって、

(素直な気持ちに従ってネガティブな気持ちも放出したりもするけど、助長しないようにはしてます、「変に強がったり変に弱がったりしない」という自分ルールを設けてます)

自分の中でぐちゃぐちゃになっている部分をあえて言葉にするのも、方向付けしてしまうので、、、いつもより、控えておりました。

心境の変化でもあると思う。

ばっさりと結論を出すのが嫌で、曖昧にして妥協していくのも道ではあるな、という見解。

 

「わからない」とばっさり切ることより

「わからなくもなくはない」と切らずにおく

「わからない」と去っていく人は仕方ないと思いますけどね、

「わからない」と言いつつも去らない人とか、わからないなりに興味を持ってくれたりとか、そういう相手とならまだ道はあるのかなぁ…的な!

 

私って結構言葉を使って考えてしまうので

言葉にするのは、わりと勇気がいります

例えば、「書きながら思考する」ことも体感としてわかるんですけど、

言葉にできなかった部分をやはり取り残す

 

取り残してもいいのかな…と、言葉にするのが怖かったし、結論はもっと、私の体全体で納得できるものにしたかった。常に言葉を使って考えてはしまうんですけどね。。。。

体の方が出す結論って、ある日突然に降りてくる

生理的に

 

言葉にできない部分を体の方は感じているので、その結果を受け入れられるかの満足度が違うので、降りてくる方に従いたいんです

生理に従いたい

後悔がないので

それが「いつ」来るかもわからないし

説明もうまくできないかもしれないけど

 

うーん。

 

パッと結論出して、悩まないのも手だと思うけど

このモヤモヤ感に耐えて、スッと降りてきた結論に従うのもよろしい。

 

さー、

早く降りてきてください…

 

祈りたい気分です

 

道はおのずと現れるのです

 

^_^

 

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たなかれいこさん、ありがとう

 最近、愛読しているレシピ本。たなかれいこさんの本!

 『生きるための料理』リトルモアから。2014年発行です。『腸がよろこぶ料理』なども出してますー。

 私自身は、冷え体質でもないし、不調が気になるわけでもないけど、多分。もともと身体がコレを欲している。ちょっと本屋でパラっとやったら、あ、コレですね、みたいな感じです。

 醤油だけで味付けして葛あんをかける白菜と(油揚げ)とか、オリーブオイルと塩だけで味付けするサツマイモとか、合ってるんですよね身体に。りんごが好き、とか。

 多分、なかには合わない人もいるのかもしれません。体質なのかも。

 私自身は、色々入れなくてもこんなに美味しい、と感動しきり。

 あの、生きるためのレシピなので、複雑なアレンジとかはないです。

 その代わりに「あ、春雨ー」とか「雑穀…」と唸ったり。「無添加のレモン❤︎」と、ときめいたり^_^

  非常にシンプルなので、迷うことはないです。

 生きるための料理ですから

 

 土井善晴さんのレシピも大好きなんですけど、それが好きな方にはおわかりいただけると思います。

 たくさん食べるための料理ではなくて、整えるための料理、です。

 

 たくさん食べられなくても、りんごをつるんと食べよう^_^、というジャンルです

 

 疲れたら、食事を抜いたっていいです

 

 もっと身体の赴くままに、食事したくなる

 そして美味しい

 そして次に繋がる料理です

 

 ナイスー

 

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 いも、いい匂い^_^

 

 

 

あなたがいなくなったら

 生きてるだけでも奇跡なんですよね。

 臓器がちゃんと機能して呼吸して、本当はそれだけでも凄いこと。

 ごはんが食べれて眠れて、仕事して社会貢献して、友達を作ったり恋人を作ったり、出会って別れて、1人の時間を大切にして。あたりまえにしている日常の生活は、奇跡のうえに成り立っている。

 

 元気だったあの人は、不意の事故で会えなくなる可能性だってあるのだ。頭でわかっていても実感はないから、つい紛れてしまう

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 後悔しないように毎日を過ごす

 大事ですよね

 なにげない日常のあれこれが私は大事

 それが重荷にならないように

 いつだって何が大事なのか心に問いながら

 なるべく身軽に大事なものを取りにいけるようにしたい。

 後悔しないように

 

 リフレインのようだな^_^

 

  そうだな。やっぱり目をつぶって「えいや!」と掴んだものが大事なんだと思う

 感謝しつつ

 生きているだけでも奇跡なあなたと私

 

 私は出会うのを待っている

 

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